プロファイルパラメータの概要

この ドキュメント は、NATPARM パラメータファイル(または代替パラメータファイル)で設定できるプロファイルパラメータに関する情報を提供します。

+------------------------------------------------------------------------------+
¦File             Edit             Configuration             Search            ¦
+-----------------+------------------------------------+-----------------------+
                  ¦ Database Management...             ¦                        
                  ¦ Natural Execution Configuration... ¦                        
                  ¦ Natural Development Environment... ¦                        
                  ¦ Product Configuration...           ¦                   
                  ¦ Client/Server...                   ¦                        
                  ¦ Tools...                           ¦
                  +------------------------------------+                        

個々のパラメータは、それぞれの機能に応じて以下のパラメータグループに分けられます。

このセクションでは、コンフィグレーションユーティリティで設定できるすべてのパラメータについて説明します。ただし、管理者でない場合は、これらのパラメータの一部が表示されません。一部のパラメータは、管理者として定義されているユーザーのみが表示および設定できます(ローカルコンフィグレーションファイルの「管理者割り当て」も参照)。

使用可能なすべてのプロファイルパラメータの詳細については、「パラメータリファレンス」を参照するか、このセクションに記載されているリンクを参照してください。


データベース管理

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

以下の項目も参照してください。グローバルコンフィグレーションファイル内の「データベース管理システム割り当て」。

一般パラメータ

以下のプロファイルパラメータは、サポートされているデータベース管理システムに適用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Database Updating DBUPD
Execution of END/BACKOUT TRANSACTION ET
ET at End of Program ETEOP
ET upon Terminal I/O ETIO

Adabas 固有

Natural を Adabas とともに使用する場合は、以下のプロファイルパラメータを確認し、必要な場合は、デフォルト値を調整して特定の要件を満たします。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Adabas Review Support ADAPRM
Adabas User Identification ETID
Multifetch MFSET
Terminate when no ISN found with FIND statement RCFIND
Terminate when no ISN found with GET statement RCGET
Release ISNs RI
Record Hold Processing WH
Adabas OPEN/CLOSE Processing OPRB

管理者 DBMS 割り当て

以下のプロファイルパラメータは、管理者固有のデータベース管理システム設定を割り当てるために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Administrator Logical Files LFILE
Translation of File Number TF

ユーザー DBMS 割り当て

以下のプロファイルパラメータは、ユーザー固有のデータベース管理システム設定を割り当てるために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
User Database ID UDB
Database for Transaction Data ETDB
User Logical Files LFILE

Natural 実行コンフィグレーション

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

バッチモード

Natural のバッチモード動作に影響するプロファイルパラメータは、以下のページに含まれています。

オペレーション』ドキュメントの「バッチモードでの Natural」も参照してください。

チャネル

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Input data file name CMOBJIN
Input data code page CPOBJIN
Input commands file name CMSYNIN
Input commands code page CPSYNIN
Output file name CMPRINT
Output code page CPPRINT
Natural log NATLOG
Enable error processing CC

表示

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Similar output BMSIM
Display input data ECHO
Display session-end message ENDMSG
Display trailing blanks BMBLANK
Display control characters BMCONTROL
Display process time BMTIME
Display window title BMTITLE
Display Natural version BMVERSION

フレーム文字

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Frame characters BMFRAME

バッファサイズ

Natural では、いくつかのバッファエリアを使用してプログラムおよびデータを保存します。場合によっては、バッファ効率を最大限に得るためにこれらのエリアのサイズを調整する必要があります。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Storage for sort program SORTSIZE
Source area size SSIZE
Work area size USIZE
SAG editor buffer pool size EDTBPSIZE
SAG editor logical files EDTLFILES

ローカルコンフィグレーションファイルの「バッファプール割り当て」を参照してください。

文字割り当て

次のプロファイルパラメータを使用して、デフォルトの文字割り当てを変更できます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Terminal command character CF
Clear key character CLEAR
Decimal character DC
Filler character FC
Help character HI
Input assign character IA
Input delimiter character ID
Thousands separator character THSEPCH

デフォルト文字を置き換える文字を定義すると、この文字をデータとして使用することはできません。

コマンドの実行

以下のプロファイルパラメータは、コマンドの実行を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Enable command mode CM
Enable terminal command %% and % ESCAPE
Disable Natural commands NC
Dynamic recataloging RECAT

日付表示

以下のプロファイルパラメータは、日付の表現を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Date format in output DFOUT
Date format in STACK DFSTACK
Date format in report titles DFTITLE
Date format DTFORM
Maximum year MAXYEAR
Year sliding window YSLW

デバイス/レポート割り当て

これらのパラメータを使用して、画面とプリンタのコンフィグレーション、およびレポート割り当てを変更します。

バッチモードで追加レポートに使用される「CMPRTnn」プロファイルパラメータも参照してください。

デバイス割り当て

DEFINE PRINTERステートメントで使用される、構成可能な論理デバイスのスクロール可能なリスト(VIDEOおよび論理プリンタLPT1LPT31)には、デバイス割り当てが表示されます。次の情報を変更できます。

クローズモード

論理プリンタごとに異なるクローズモードを選択できます。設定可能値を以下に示します。

クローズモード 説明
Auto プリンタは、プログラムの終了時、または呼び出されたメソッドの実行終了時に自動的に閉じられます。これはデフォルト設定です。
User プリンタの終了は、ユーザーによって制御されます。次のいずれかの条件が当てはまる場合、プリンタは閉じます。
  • CLOSE PRINTER ステートメントが実行され、

  • DEFINE PRINTER ステートメントが実行され、

  • セッションが終了したとき。

注意:

  1. デバイス TRANSFER を使用する代わりに、論理プリンタデバイス(LPT1LPT31 のいずれか)を使用することをお勧めします。ここで、物理出力デバイスのデバイス出力先は、値 "E"に設定されています(データを Entire Connection に送信します)。『Natural Connection』ドキュメントの「プリンタの定義」も参照してください。
  2. デバイス TRANSFER がレポート割り当てで使用される場合、このデバイスのクローズモードは以下のように決定されます。デバイス TRANSFER が割り当てられたレポート番号は、デバイス番号として使用されます(たとえば、レポート番号 2 の場合はデバイス LPT2 が使用されます)。このデバイスに定義されているクローズモードは、デバイス TRANSFER のクローズモード設定としても使用されます。

次のプログラム例では、ユーザー制御によるプリンタの終了について説明します。クローズモードは最初にパラメータファイルで設定する必要があることに注意してください。

DEFINE DATA
  LOCAL
  1 #OUT (A8)
END-DEFINE
*
#OUT := *PROGRAM
*
* Write to report with close mode "user"
WRITE (1) 'OUTPUT PROGRAM: ' #OUT
*
* Write to report with close mode "auto"
WRITE (2) 'OUTPUT PROGRAM: ' #OUT
*
* Close printer 1
* Printer 1 is user-controlled
CLOSE PRINTER (1)
*
END
Line Size

LS パラメータの説明を参照してください。

Page Size

PS パラメータの説明を参照してください。

最大ページ数

MP パラメータの説明を参照してください。

物理出力デバイス

印刷データを受け取るプログラム、スクリプト(引数を含む)、またはファイルのパスまたは名前あるいはその両方。プログラムとスクリプトは、stdin から受信した印刷データを読み取ることができます。

たとえば、以下のように、すべてのオプションでプリンタスプーラの標準印刷コマンドを指定できます。

  • UNIX システム V の場合:

    lp options
  • BSD-UNIX の場合:

    lpr options

行サイズ、ページサイズ、および最大ページ番号は、ハードウェアプリンタの割り当てと一致している必要があります。

デバイスの送信先

Natural が[Physical Output Device]フィールド内の情報をどのように解釈するかを決定します。

オプション 説明
F "F" が指定されている場合は、ファイル仕様と見なされます。
D "D" が指定されている場合は、コマンドまたはスクリプトと見なされます。
E "E" が指定されている場合、この論理プリンタに書き込まれたすべてのデータが Entire Connection 端末に送信されます。つまり、通常画面に表示される出力データは NCD ファイルに書き込まれます。『Natural Connection』ドキュメントの「プリンタの定義」も参照してください。

注意:
Device Destination]フィールドが "F" に設定されている場合、以下が[Physical Output Device]フィールドに適用されます。ワークファイルと同様に、環境変数を使用してファイル名を定義できます。入力されたファイル名の先頭の直前に 2 つの右向き山カッコ文字(>>)を接頭辞として付けた場合を除き、指定された場所にある同じ名前の既存のファイルは通常上書きされます。

レポート割り当て

論理デバイス名に Natural レポート番号(レポート 1 ~レポート 31)を割り当てることができるスクロール可能なリストには、レポートの割り当てが表示されます。次の情報を変更できます。

デフォルトレポート番号の上書き

プロファイルパラメータ MAINPR の説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。

デバイス

レポート番号ごとに、別の出力メディアを選択できます。設定可能な値を以下に示します(PF2 キーを押してもこれらの値のうちいずれかを選択できます):

説明
LPT1LPT31 レポートデータを対応する物理デバイスに出力します(「デバイス割り当て」の[Physical Output Device]フィールドを参照)。
SOURCE レポートデータをソースエリアに出力します。後で、ユーザーは、例えば、EDIT コマンドを発行してエディタで出力データを開き、それに応じて保存できます。
DUMMY レポートデータは破棄されます。
INFOLINE レポートデータが情報行に送信されます。端末コマンド %X の説明も参照してください。
NOM オペレーティングシステムのスプールを使用することなく、Entire Output Management コンテナファイルをポイントします。詳細については、『Entire Output Management』ドキュメントを参照してください。

レポート 0 は常に暗黙的に VIDEO に割り当てられます(つまり、出力は画面に表示されます)。VIDEO に他のレポート番号を割り当てることはできません。

プロファイル

論理デバイスの名前に加えて、グローバルコンフィグレーションファイルの Printer Profiles ノードで定義されたプリンタプロファイルを割り当てることができます。定義されているすべてのプリンタプロファイルは、F2 を押して選択できます。これらのプロファイルをいずれも使用しない場合は、空白のエントリを選択します。

エラー処理

以下のプロファイルパラメータは、Natural の範囲内でエラー処理を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Error processing for PA/PF keys IKEY
Display system error messages in full MSGSF
Automatic REINPUT REINP
Sound terminal alarm SA
Sound bell on syntax error SNAT
Zero division ZD
Suppress message number prefix NAT NOAPPLERR
Allow runtime interrupt RTINT

フィールドの外観

以下のプロファイルパラメータは、I/O 処理に影響を与えます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Control variable modified at input CVMIN
Filler chars protected FCDP
Enable lowercase LC
Numeric fields entry NENTRY
Overwriting protected OPF
Zero printing ZP
Print mode PM

制限

次のプロファイルパラメータは、単一のプログラムが内部リソースを過剰に消費するのを防ぐために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Error on loop limit LE
Processing loop limit LT
Maximum number of DBMS calls MADIO
Maximum number of program calls MAXCL
Size of page data set PD
System time delay SD

プログラムのロードおよび削除

以下のプロファイルパラメータは、プログラムのダイナミックなロードおよび削除を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Dynamic loading of non-Natural programs CDYNAM
Allow dynamic parameter DYNPARM
Release GDA in utility mode FREEGDA
Session termination on initialization error ITERM
Read only access to system files ROSY
Buffer pool search first BPSFI
Error transaction program name ETA
Program command line parameter PRGPAR
Program to receive control after Natural termination PROGRAM
Natural stack command line STACK

地域設定

以下のプロファイルパラメータは、Natural の国または地域固有の設定を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Day differential DD
Time differential TD
User language ULANG
Use UTF-8 format for sources SUTF8
Retain source format SRETAIN
Code page conversion error CPCVERR
Default code page CP
Substitution character SUBCHAR
Display order of output data DO

レポートパラメータ

以下のプロファイルパラメータは、Natural レポートのさまざまな属性を制御するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Page eject EJ
Numeric edit mask free mode EMFM
Line size LS
Page size PS
Spacing factor SF
Default input terminal mode IM

Steplibs

以下のパラメータを使用して、STEPLIB を管理します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
*STEPLIB STEPLIB
Steplib Extension 追加の Steplib の定義方法と、このテーブル内の行の使用方法については、下の「追加の Steplib 割り当て」を参照してください。

追加の Steplib 割り当て

現在のライブラリ内では見つからないオブジェクトを検索する最大 8 個のライブラリを定義できます。これらの追加のステップは、テーブルで定義します。STEPLIB 番号が最初の列に表示されます。次の情報を指定できます。

Name

既存のライブラリの名前。

DBID

ライブラリが配置されているファイルシステムのデータベース ID。

FNR

ライブラリが配置されているファイルシステムのファイル番号。

注意:
複数の STEPLIB を処理するために、以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスが利用できます。USR3025N(Natural Security がインストールされていない場合)およびUSR4025N(Natural Security がインストールされている場合)。

システムファイル

以下のプロファイルパラメータは、Natural システムファイルを指定するために使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
FNAT(システムプログラム用の Natural システムファイル) FNAT
FUSER(ユーザープログラム用の Natural システムファイル) FUSER
FSEC(Natural Security システムファイル) FSEC
FDIC(Predict システムファイル) FDIC
FDDM(DDM 用の Natural システムファイル) FDDM

各システムファイルの物理的な場所は、グローバルコンフィグレーションファイルで定義されます。グローバルコンフィグレーションファイルの「システムファイル」を参照してください。

システム変数

以下のプロファイルパラメータを使用して、Natural セッションの開始時の Natural システム変数を調整します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Automatic logon AUTO
Startup library INIT-LIB
Startup program STARTUP
User ID USER

システム変数』ドキュメントも参照してください。

注意:
コマンドラインパラメータ PARM を使用して、セッション起動時に特定の Natural パラメータファイルを指定できます。このパラメータはダイナミックにのみ指定できるため、コンフィグレーションユーティリティ内で変更または表示することはできません。

ワークファイル

以下のプロファイルパラメータを使用して、ワークファイル設定を指定できます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Entire Connection protocol mode ECPMOD
Entire Connection local NCF protocol NCFVERS
PC support PC
Max. work file number WORK
Alternate sort work file names TMPSORTUNIQ
Work file open on first access WFOPFA
Work files ワークファイルの定義方法およびこのテーブルの行の使用方法については、下の「ワークファイルの割り当て」を参照してください。

バッチモードに適用される「CMWRKnn」プロファイルパラメータも参照してください。

オペレーション』ドキュメントの「ワークファイル」も参照してください。

ワークファイルの割り当て

ワークファイルの割り当ては、1 ~ 32 の番号を持つワークファイルが含まれるスクロール可能なリストに示されます。ワークファイル番号が最初の列に表示されます。ワークファイル名がすでにワークファイル番号に定義されている場合、この情報(パスと名前)が[Name]列に表示されます。

次の情報を変更できます。

Type

ワークファイル番号ごとに、もう 1 つのワークファイルタイプを選択できます。設定可能な値を以下に示します(PF2 キーを押してもこれらの値のうちいずれかを選択できます):

ワークファイルタイプ 説明
Default 上位互換性について拡張子からファイルタイプを特定します。
Transfer Entire Connection と PC の間で両方向でデータを転送するために使用します。このワークファイルタイプは、UNIX または OpenVMS 上の Natural セッションと PC 上の Entire Connection 末端の間のデータ接続を示します。ワークファイルデータは、PC 上で Entire Connection フォーマットで書き込まれます。
SAG バイナリフォーマット。
ASCII ラインフィード(LF)によって終了されたレコードを含むテキストファイル。

PF4 キーを押すと、このワークファイルタイプのプロパティを変更できます。表示されるダイアログボックスで、次の情報を指定できます。

Code page

ワークファイルの書き込みに使用されるコードページを指定できます(ICU コードページ名。IANA 名を推奨)。ここでコードページが定義されていない場合、CP で定義されたデフォルトのコードページが使用されます。

ASCII compressed すべての末尾ブランクが削除される ASCII フォーマット。

PF4 キーを押すと、このワークファイルタイプのプロパティを変更できます。表示されるダイアログボックスで、次の情報を指定できます。

Code page

ワークファイルの書き込みに使用されるコードページを指定できます(ICU コードページ名。IANA 名を推奨)。ここでコードページが定義されていない場合、CP で定義されたデフォルトのコードページが使用されます。

Entire Connection このワークファイルタイプでは、ローカルディスクにある Entire Connection フォーマットのワークファイルに対して直接読み取りおよび書き込みを行うことができます(例えば、ステートメント READ WORK FILEWRITE WORK FILE を使用)。

注意:
PC へは転送できません。Entire Connection 末端はこの処理では使用されません。

Unformatted フォーマットがまったく行われていないファイル。フォーマット情報が書き込まれていません(フィールドまたはレコードのいずれにも)。

PF4 キーを押すと、このワークファイルタイプのプロパティを変更できます。表示されるダイアログボックスで、次の情報を指定できます。

Code page

ワークファイルの書き込みに使用されるコードページを指定できます(ICU コードページ名。IANA 名を推奨)。ここでコードページが定義されていない場合、CP で定義されたデフォルトのコードページが使用されます。

Portable 正確にダイナミック変数を操作でき、転送することも可能なファイル(例:リトルエンディアンマシンとビッグエンディアンマシンの間)。
CSV コンマ区切りの値。各レコードは、ファイル内の 1 つの行に書き込まれます。デフォルトでは、ヘッダーは書き込まれません。データフィールドを区切るために使用されるデフォルト文字はセミコロン(;)です。

PF4 キーを押すと、このワークファイルタイプのプロパティを変更できます。表示されるダイアログボックスで、次の情報を指定できます。

Header

["ON"]に設定すると、Natural フィールド名を持つヘッダーがファイルに書き込まれます。

セパレータ文字

別のセパレータ文字を選択できます。表示されていないセパレータ文字が必要な場合は、入力できます。

Code page

ワークファイルの書き込みに使用されるコードページを指定できます(ICU コードページ名。IANA 名を推奨)。ここでコードページが定義されていない場合、CP で定義されたデフォルトのコードページが使用されます。

特定のワークファイルタイプの結果として生成されるワークファイルフォーマットの詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「ワークファイルフォーマット」を参照してください。

クローズモード

ワークファイルごとに異なるクローズモードを選択できます。設定可能値を以下に示します。

クローズモード 説明
Auto これはデフォルト設定です。ワークファイルは、プログラムの終了時、またはメソッド呼び出し階層で最初に呼び出されたメソッドの実行が終了し、最初に呼び出されたメソッドが COM 経由で呼び出されたときに、自動的に閉じられます。

最初に呼び出されたメソッドが(COM 経由ではなく)ローカルで呼び出された場合、ワークファイルは閉じられません。

例:(COM 経由で呼び出された)メソッド A はメソッド B を呼び出し、メソッド B はメソッド C を呼び出します。メソッド A の実行が終了すると、すべてのワークファイルが閉じられます。

User ワークファイルの終了は、ユーザーによって制御されます。次のいずれかの条件が当てはまる場合、ワークファイルは閉じます。

次のプログラム例では、ユーザー制御によるワークファイルの終了について説明します。クローズモードは最初にパラメータファイルで設定する必要があることに注意してください。

DEFINE DATA
  LOCAL
  1 #OUT (A8)
END-DEFINE
*
#OUT := *PROGRAM
*
* Write to work file with close mode "user"
WRITE WORK 1 'OUTPUT PROGRAM: ' #OUT
*
* Write to work file with close mode "auto"
WRITE WORK 2 'OUTPUT PROGRAM: ' #OUT
*
* Close work file 1
* Work file 1 is user-controlled
CLOSE WORK FILE 1
*
END
Attributes

ワークファイルごとに異なる属性を定義できます。次のカテゴリのいずれかの属性を指定できます。

カテゴリ 指定可能な属性 デフォルト属性 説明
Append mode NOAPPEND または APPEND NOAPPEND ワークファイル内の現在のデータを新しいデータで上書きするか、または現在のデータの最後に新しいデータを追加するかを決定します。
Keep/delete work file after close KEEP または DELETE KEEP 閉じた後にワークファイルを保持するか削除するかを決定します。
Write byte order mark (BOM) BOM または NOBOM NOBOM バイト順マークがワークファイルデータの前に書き込まれるかどうかを決定します。

コードページデータを書き込むワークファイルタイプでのみ使用できます。ASCII、ASCII 圧縮、未フォーマット、および CSV。これらのワークファイルタイプでは、コードページ UTF-8 がワークファイルに定義されている場合にのみ BOM 属性を設定できます([Type]列の説明を参照)。

別のタイプのワークファイルが書き込まれる場合、または UTF-8 以外のコードページが定義されている場合は、ランタイムで属性 BOM の指定が無視されます。

Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「Windows、UNIX、および OpenVMS プラットフォーム上のワークファイルと出力ファイル」も参照してください。

Remove/keep carriage return REMOVECR または KEEPCR REMOVECR ASCII ワークファイルの読み取り時に改行文字を削除するか、または保持するかを決定します。

以下のワークファイルタイプでのみ使用できます。ASCII および圧縮 ASCII。属性の 1 つが別のワークファイルタイプに設定されている場合、ランタイムに無視されます。

注意:
KEEPCR は慎重に使用してください。ASCII フォーマットは、英数字データにのみ推奨されます。バイナリデータは ASCII ワークファイルを使用して処理しないでください。KEEPCR を使用する場合、ワークファイルレコードに改行文字が含まれる可能性があります。

KEEPCR の使用が理にかなっているのは、UNIX または OpenVMS で書き込まれた ASCII ワークファイルを読み取る場合のみです。Windows で書き込まれた ASCII ファイルに KEEPCR を使用するのは無意味です。

ワークファイルタイプ "Transfer" に属性を定義することはできません。

各属性には、固有の省略形を入力できます。デリミタ文字には、空白、カンマ(,)、またはセミコロン(;)のいずれかを使用できます。例:"a, d" は、APPEND および DELETE を表します。

カテゴリごとに指定できる属性は 1 つだけです。任意の順序で指定できます。テーブルに属性が指定されていない場合は、デフォルト値が使用されます。

Name

ワークファイルの場所(パスと名前)を指定します。

オペレーション』ドキュメントの「環境変数でのワークファイル名の定義」も参照してください。

Natural 開発環境

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

コンパイラオプション

以下のプロファイルパラメータは、Natural コンパイラのオプションを設定するために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Compiler output CO
Interpretation of database field short names DBSHORT
Dump generation DU
Length/format specification FS
Keyword checking KCHECK
Structured mode SM
Syntax error control SYNERR
Dynamic thousands separator THSEP
Translate quotation marks TQMARK
MASK compatible with MOVE EDITED MASKCME
Maximum number of digits after decimal point MAXPREC
Parameter checking for CALLNAT statement PCHECK
Internal sign representation of format P PSIGNF
Endian mode ENDIAN
Generation of global format identifiers GFID
Active cross reference XREF

システムコマンド COMPOPT の説明も参照してください。

エディタオプション

Natural エディタオプションを設定するには、以下のプロファイルパラメータを使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Renumber line numbers in constants RNCONST

環境の割り当て

Natural 環境変数を調整するには、以下のプロファイルパラメータを使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Other editor EDITOR
Usage of editor ring buffer EDTRB
Access to operating system from Natural SHELL

製品コンフィグレーション

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

Entire System Server

次のプロファイルパラメータは、Software AG の Entire System Server と組み合わせて使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
ESX database ESXDB

ファンクションキー

次のプロファイルパラメータは、PAPF および CLEAR キーに値を割り当てるために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
CLR, PA1 to PA3, PF1 to PF24 KEY

Web I/O インターフェイス

次のプロファイルパラメータは、Natural Web I/O インターフェイスでの Unicode サポートに使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Web I/O Interface WEBIO

クライアント/サーバー

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

HTTP パラメータ

次のプロファイルパラメータは、HTTP サポートを提供するために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Timeout for REQUEST DOCUMENT RQTOUT

リモートディクショナリアクセス

以下のプロファイルパラメータは、リモートディクショナリアクセスに使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Name of logical dictionary server USEDIC

論理ディクショナリサーバーがグローバルコンフィグレーションファイルに定義されている場合は、ここで名前を指定できます。グローバルコンフィグレーションファイルの「ディクショナリサーバー割り当て」を参照してください。

リモートプロシージャコール

Natural リモートプロシージャコール(RPC)に適用されるプロファイルパラメータは、以下の見出しの下にグループ化されています。

RPC(全般)

これらのプロファイルパラメータは、クライアントとサーバーの両方に適用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Request buffer size (KB) MAXBUFF
Code page CPRPC

RPC(クライアント)

これらのプロファイルパラメータは、クライアントにのみ適用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Automated remote execution AUTORPC
Retry service on alternative server TRYALT
Send-buffer compression COMPR
Request timeout (sec) TIMEOUT
Default server DFS
Remote directory servers RDS
Library for service directory RPCSDIR

RPC(サーバー)

これらのプロファイルパラメータは、サーバーにのみ適用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Start session as RPC server SERVER
Logon required for server request LOGONRQ
Server name SRVNAME
Server node SRVNODE
Server user ID SRVUSER
Server wait time (sec) SRVWAIT
Number of reconnect attempts SRVRTRY
Wait time between attempts
Server termination event SRVTERM
Server commit time SRVCMIT
Transport protocol TRANSP
RPC trace level TRACE
Trace on error

Tools

このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。

デバッガ

Natural Debugger に影響を与えるこのプロファイルパラメータは、以下のカテゴリに含まれます。

コンパイラオプション

このプロファイルパラメータは、デバッグ情報の生成に使用されます。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Generate debug information GPGEN/DEBUGGER

プロファイラ

Natural Profiler に影響を与えるパラメータは、以下のカテゴリに含まれます。

コンパイラオプション

次のプロファイルパラメータは、Natural Profiler を有効にするために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
プロファイラ情報の生成 GPGEN/PROFILER

General

以下のプロファイルパラメータは、Natural セッションをプロファイルするために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
汎用 Natural プロファイルパラメータ PROFILER

イベント

次のプロファイルパラメータは、Natural セッションのどのイベントをプロファイルするかを指定します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
Natural Profiler イベント選択パラメータ PROFILER(EVENT subparameter)

コードカバレッジ

Natural コードカバレッジに影響するプロファイルパラメータは、以下のカテゴリに配置されます。

コンパイラオプション

次のプロファイルパラメータは、コードカバレッジを許可するために使用します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
カバレッジ情報の生成 GPGEN/COVERAGE

General

次のプロファイルパラメータは、コードカバレッジ情報を生成する Natural セッションの部分を指定します。

オプション このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。
汎用 Natural カバレージパラメータ COVERAGE