この ドキュメント は、グローバルおよびローカルコンフィグレーションファイルで設定可能なパラメータについての情報を提供します。
+------------------------------------------------------------------------------+ ¦File Edit Configuration Search ¦ +----------------------------------+---------------------------+---------------+ ¦ Global Configuration File ¦ ¦ Local Configuration File ¦ +---------------------------+ |
コンフィグレーションファイルは管理者のみが変更できます。変更には、コンフィグレーションユーティリティのみを使用する必要があります。
新規の Natural インストールの後、デフォルトの管理者名は、SAG および になります。これらの管理者は、[管理者割り当て」セクションで定義されているように、ローカルコンフィグレーションファイルにさらに管理者を追加できます。
]メニューを利用できます。管理者の SAG または DBA は、「以下では次のトピックについて説明します。
このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。
データベース管理システム割り当てに適用されるパラメータは、以下の見出しでグループ化されています。
DDM でデータベースをマッピングするデータベース ID を定義するために使用されるテーブルが表示されます。
DBMS 割り当てがすでに定義されている場合は、テーブルに表示されます。
- DBID
データベース ID。
注意:
データベース ID が "0" に設定されている DDM を使用している場合、対応するデータベースタイプを指定した、データベース ID が同様に "0" に設定された個別のエントリも存在する必要があります。このエントリは、コンパイル時に、生成されたプログラム(GP)に対応するデータベースステートメントを生成するために使用されます。- Type
Natural がアクセスするすべてのデータベースのタイプは、グローバルコンフィグレーションファイルで定義する必要があるため、各データベース ID に以下のいずれかの値を指定します。
値 説明 ADA Adabas データベースサーバー(これがデフォルトです)。 ADA2 Adabas データベースサーバーこのデータベースタイプは、Open Systems の Adabas バージョン 6 以降およびメインフレームの Adabas バージョン 8 以降で使用するために用意されています。このデータベースタイプでは、特に、Adabas LA フィールド、Adabas ラージオブジェクトフィールド、およびサイズが 64 KB を超える Natural ビューがサポートされています。 『プログラミングガイド』の「Adabas データベース管理インターフェイス ADA および ADA2」も参照してください。
SQL Entire Access を使用してアクセスできるすべての SQL データベース。これは、さまざまな SQL データベースシステムへの Software AG の共通インターフェイスです。 XML Tamino データベースサーバー。 重要:
グローバルコンフィグレーションファイルのシステムファイルにすでに割り当てられている DBID にデータベースタイプを定義しないでください(「システムファイル」を参照)。そのようにすると、Natural の起動時に、システムファイル設定に不整合があることを示すエラーメッセージが表示され、データベース割り当ての読み取り時にエラーが発生します。コンパイル時に、プロファイルパラメータ
UDB
はデータベースタイプの決定には使用されません。UDB
は、実行時にデータベースタイプを決定するためにのみ使用されます。データベースタイプは、コンパイル時と実行時に同じであることが必要です。例外:互換性の理由から、コンパイル時にデータベースタイプ ADA を、実行時に ADA2 を使用することができます。
- パラメータ
次のタイプのデータベースのみに適用されます。
Type 説明 SQL データベースタイプが SQL の場合は、作業するデータベースシステムへの接続を確立するために使用する文字列(DBMS パラメータ)を指定します。SQL タイプのデータベースシステムへのアクセス方法の詳細については、『データベース管理システムインターフェイス』の「Natural and Entire Access」を参照してください。 XML データベースシステムが XML(Tamino)である場合は、このデータベースでアクセスするコレクションの名前を含む Tamino データベースの URL を入力します。Tamino データベースへのアクセス方法の詳細については、『データベース管理システムインターフェイス』の「Natural for Tamino」を参照してください。
Adabas Trace、SQL Trace および XML Trace の設定は、エラー診断のためのものです。これらは、Software AG サポートから要求された場合にのみ入力します。この場合、Software AG サポートが有効な値を提供します。
SQL 割り当てのテーブルは、以下の見出しの下にグループ化されます。
SQL 日付/時刻の変換
このテーブルは、Entire Access の変換マスクを指定するために使用されます。
Natural には固有の時間形式が 1 つしかないため、この形式を SQL データベースアクセスのコンテキストでどのように解釈するかを決定する必要があります。選択肢は複数ありますが、ここで指定できるのは、SQL タイプの DBID ごとに 1 つの選択肢しかありません。
- DBID
編集できません。[DBMS Assignments]テーブルで定義されている SQL タイプのデータベースのエントリ(上記参照)が自動的に入力されます。
- マスク
この値は、Entire Access のコンフィグレーションを指定します。また、Natural データフォーマット A のフィールドに
DATE
、TIME
、DATETIME
の SQL 情報を取得するために使用される形式も指定します。マスクは、DATE
、TIME
またはDATETIME
文字列表現の RDBMS 固有のコンフィグレーションと一致する必要があります。- 日付
このマスク(通常は
Mask
値のサブストリング)は、SQLDATE
列の更新または取得時に Natural データフォーマット D のフィールドが変換される文字列表現を指定します。- 時刻
このマスク(通常は
Mask
値のサブストリング)は、SQLTIME
またはDATETIME
列の更新または取得時に Natural データフォーマット T のフィールドが変換される文字列表現を指定します。- Remark
ここに注釈を入力できます。例えば、SQL
DATE
およびTIME
文字列表現がデータベースサイトでどのように構成されているかをドキュメント化できます。
日付と時刻の両方で共通のデータタイプをサポートするデータベースシステムの場合、ハッシュ文字(#)をマスクで使用して DATETIME
文字列の関連しない部分をスキップできます。例えば、マスクの以下の設定は、日付と時刻の値に共通の DATETIME
データ型をサポートする Microsoft SQL Server で適合する場合があります。
Mask = YYYYMMDD HH:II:SS Date = YYYYMMDD Time = #########HH:II:SS
SQL 認証
このテーブルは、SQL データベースへの自動ログインのユーザー ID とパスワードを指定するために使用します。
- DBID
編集できません。[DBMS Assignments]テーブルで定義されている SQL タイプのデータベースのエントリ(上記参照)が自動的に入力されます。
- 自動ログイン
選択されると、このテーブル列の値が使用され、データベースに対して非対話式ログインが実行されます。さらに、環境変数
SQL_DATABASE_LOGIN
、SQL_DATABASE_USER
、SQL_DATABASE_PASSWORD
、SQL_OS_USER
およびSQL_OS_PASSWORD
の評価は行われません。- Type
この DBID に対して実行する認証の種類を定義するには、以下のいずれかの値を指定します。
値 説明 DB データベース認証。 OS オペレーティングシステム認証。 DB_OS データベース認証とオペレーティングシステム認証の両方。 使用できる認証の種類は、データベースシステムによって異なることに注意してください。さらに、Entire Access でのオペレーティングシステム認証には制限があります。詳細については、Entire Access のドキュメントを参照してください。
- DB ユーザー
データベース認証のユーザー ID。
- DB パスワード
データベース認証のパスワード。
- OS ユーザー
オペレーティングシステム認証用のユーザー ID。
- OS パスワード
オペレーティングシステム認証用のパスワード。
Tamino データベースへの自動ログイン用のユーザー ID とパスワードを指定するテーブルが表示されます。
- DBID
編集できません。[DBMS Assignments]テーブルで定義されている XML タイプのデータベースのエントリ(上記参照)が自動的に入力されます。
- 自動ログイン
選択されると、このテーブル列の値が使用され、データベースに対して非対話式ログインが実行されます。さらに、環境変数
XML_DB_USER
、XML_DB_PASSWORD
、XML_HTTP_USER
およびXML_HTTP_PASSWORD
の評価は行われません。- DB ユーザー
Tamino データベース認証のユーザー ID。
- DB パスワード
Tamino データベース認証のパスワード。
- HTTP ユーザー
Web サーバー認証のユーザー ID。
- HTTP パスワード
Web サーバー認証のパスワード。
ディクショナリサーバーを使用すると、メインフレームまたは UNIX ホストで Predict にアクセスできるようになった時点で、Predict に保持されているフリールールや自動ルールにアクセスできます。
注意:
ディクショナリサーバー(Predict サーバーとも呼ばれます)には、Predict がインストールされているのと同じ環境で実行されている任意の Natural RPC サーバーを指定できます。
いわゆるディクショナリサーバー(フリールールサーバーおよび自動ルールサーバー)に 1 つの共通論理サーバー名を割り当てることができます。複数の論理サーバー名を定義でき、それぞれの名前は、フリールールサーバーと自動ルールサーバーの異なるペアを表します。割り当てるサーバーは、別のノードに配置できます。
グローバルコンフィグレーションファイルでは、パラメータファイルで選択できるすべてのディクショナリサーバーを定義します。次に、使用する論理サーバーの名前をパラメータファイルで定義する必要があります。『プロファイルパラメータの概要』の「リモートディクショナリアクセス」を参照してください。
次の情報を指定できます。
HTTP サーバーの名前とポート番号を定義するには、以下のパラメータを使用します。
オプション | このプロファイルパラメータの説明については、『パラメータリファレンス』を参照してください。 |
---|---|
HTTP proxy address to use | PROX |
HTTP proxy port number | PROXPORT |
Do not use proxy for addresses | NOPROX |
HTTPS proxy address to use | SSLPRX |
HTTPS proxy port number | SSLPRXPT |
Do not use SSL proxy for addresses | NOSSLPRX |
インストールされているすべての Natural バージョンに共通のディレクトリを指定できます。このディレクトリには、これらすべての Natural バージョンで使用されるオペレーティングシステム固有のワークファイルと一時ファイルが含まれます。これらのファイルは同期化のために必要であり、Natural 管理者は削除または変更してはなりません。
注意:
システムディレクトリを一時ファイルに使用する場合は、自動手順によって定期的にコンテンツが削除されないようにします。
この機能を選択すると、現在定義されているポートがウィンドウに表示されます。ポート番号を編集すると(ポート番号の横に "E" を入力し、ENTER キーを押します)、環境の割り当てが表示されます。ウィンドウの上部に表示される を選択して、その他のポートに環境の割り当てを追加することもできます。
任意の Natural 開発サーバー(NDV)にユーザー固有の環境を割り当てることができます。これを行うには、[Environment]列で次の構文を使用します。
VARIABLE=VALUE[;VARIABLE=VALUE]...
例:
+----------------- Environment settings for NDV port <1234> ------------------+ ¦ C User Environment ¦ ¦ USER1 MYWRKFILE=/natural/prog/user1;NDVSESSION=naturalins ¦ ¦ USER2 MYWRKFILE=/natural/prog/user2;NDVSESSION=naturaltr;NAT_TRACE=1 ¦ ¦ USER3 MYWRKFILE=/natural/prog/user3;NDVSESSION=naturalsql ¦ ¦ ¦ |
上記の例では、ポート 1234 で起動されたサーバーの 3 つのユーザー環境が定義されています。環境変数 MYWRKFILE
は、Natural ワークファイルのパスを定義します。この環境変数をパラメータファイルの「Work
Files」セクションで使用して、定義されたユーザーに応じてワークファイルの場所を定義できます。
変数 NDVSESSION
は、サーバーへのマッピングが行われるときにロードされる Natural イメージを指定します。これは、Natural 開発サーバーによってのみ認識されます。
例えば、Natural スタジオが、ポート 1234 とユーザー ID USER2 の Natural 開発サーバーにマッピングされている場合を考えます。サーバーは naturaltr
を Natural セッションとしてロードし、開始されたアプリケーションの Adabas 呼び出しがトレースされます。MYWRKFILE
で定義されたワークファイルは、場所 /natural/prog/user2 に書き込まれます。
UNIX の下にある Natural 開発サーバーを構成する方法については、UNIX 用 Natural 開発サーバーのドキュメントを参照してください。
プリンタプロファイルは、追加のレポートの印刷、ハードコピー、およびバッチ出力の生成に使用されます。特定の Natural フィールド属性を認識し、プロファイルで定義された適切な制御シーケンス(以下を参照)を挿入します。
Natural フィールド属性をエスケープシーケンスに変換する機能により、適切なプロファイル名を使用して、さまざまな方法でプリンタを制御できます。また、Natural プログラムで単純な属性を使用して、特定のデバイスの印刷機能を使用できます。
定義した各プロファイルは、コンフィグレーションユーティリティを使用して静的に(「デバイス/レポート割り当て」を参照)、または Natural プログラム内で DEFINE PRINTER
ステートメントを使用して動的に、Natural レポート番号に割り当てることができます。
プリンタプロファイルに適用されるパラメータは、以下のページに記載されています。
次の情報を指定できます。
- Name
プリンタプロファイルの名前。
- メソッド
このプリンタプロファイルの出力方法を指定します。または、PF2 キーを押して、出力方法をリストから選択します。
メソッド 説明 NOM オペレーティングシステムのスプールを使用することなく、Entire Output Management コンテナファイルをポイントします。詳細については、『Entire Output Management』ドキュメントを参照してください。このメソッドを使用するには、[NOM Printer Profiles]ページで必要な情報をすべて指定する必要があります。 TTY 印刷データ(テキストファイル)は、"そのまま"スプーラに直接送信されます。プリンタコマンドシーケンスは、動的(プログラムデータとして)または静的(プリンタプロファイルを介して)ないずれかの方法で、明示的に指定する必要があります。そのため、アプリケーションはコマンドシーケンスを完全に制御できます。これは、プリンタドライバをバイパスする低レベルの出力方法です。このメソッドを使用するには、[TTY Printer Profiles]ページで必要な情報をすべて指定する必要があります。
次の情報を指定できます。
- プロファイル名
新しいプリンタプロファイルの名前を指定します。または、PF2 キーを押して、定義されているプリンタプロファイルをリストから選択します。
- Config ブロック
OPO(Open Print Option)コンフィグレーションブロックの名前。
- メタファイル
OPO XML メタファイルのパスと名前。
詳細については、『Entire Output Management』ドキュメントを参照してください。
次の情報を指定できます。
- プロファイル名
新しいプリンタプロファイルの名前を指定します。または、PF2 キーを押して、定義されているプリンタプロファイルをリストから選択します。
- 外部文字セット
指定は任意です。プリンタの文字セットがシステム文字セットと異なる場合や、データを UTF-8 形式で出力して Unicode データを保持する場合などは、外部文字セットを定義する必要があります。
外部文字セットの名前を指定できます。名前が "UTF-8" の場合、データは UTF-8 形式に変換されます。それ以外の場合は、任意の名前を使用できますが、ファイル NATCONV.INI 内の文字変換テーブル定義で使用される名前と一致する必要があります。たとえば、内部文字セット名(NATCONV.INI ファイルの先頭近くで定義されています)が "ISO8859_1" で、プリンタプロファイルで外部文字セットの名前として "FRED" を定義している場合、次の名前のセクションを NATCONV.INI ファイルで定義する必要があります。これを定義しない場合、文字変換は実行されません。
[ISO8859_1 -> FRED]UTF-8 以外の場合は、データは最初にインメモリ形式(UTF-16)からシステムコードページに変換されてから、NATCONV.INI ベースの変換が適用されます。
NATCONV.INI ファイルの詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「NATCONV.INI での異なる文字セットのサポート」を参照してください。
- トリガ/先頭コマンド/末尾コマンド
ジョブ、ページ、またはフィールドレベルでコマンドがトリガされるかどうかを指定できます。
オプション 説明 Trigger
トリガイベントは、指定したプリンタ制御シーケンスを適用するレベルを制御します。使用可能なトリガイベントの名前を以下に示します。 [Trigger]フィールドでトリガイベントの名前を指定して、関連する先頭および末尾の制御シーケンスを表示します。PF2 キーを押して、リストからトリガイベントを選択することもできます。 JOB 印刷ジョブ全体に制御シーケンスを適用する場合は、このトリガイベントを使用します。指定された制御シーケンスは、それぞれジョブヘッダーまたはジョブトレイラあるいはその両方を表します。 PAGE 各物理出力ページに制御シーケンスを適用する場合は、このトリガイベントを使用します。指定された制御シーケンスは、それぞれページヘッダまたはページトレイラあるいはその両方を表します。 FIELD ( AD
、CD
またはPM
属性に関係なく)各フィールドに制御シーケンスを適用する場合は、このトリガイベントを使用します。AD および CD これらのトリガイベントは、セッションパラメータ AD
(属性定義)およびCD
(色定義)の特定の属性を表します。フィールドレベルでのみ制御シーケンスを適用する場合は、これらのトリガイベントを使用します。対応する属性を持つ Natural プログラム内のフィールドは、これらの制御シーケンスを有効にします。これらのセッションパラメータの詳細については、『パラメータリファレンス』を参照してください。PM=I ページの印刷方向と反対の印刷方向の各フィールドに制御シーケンスを適用する場合は、このトリガイベントを使用します。詳細については、セッションパラメータ PM
(印刷モード)および端末コマンド%V
(印刷モードの制御)を参照してください。Leading command 先頭の制御シーケンスは、トリガイベントの直前に挿入されます(たとえば、ジョブヘッダーの定義やフィールド表現の属性設定)。 Trailing command 末尾の制御シーケンスは、トリガイベントの直後に挿入されます(たとえば、ジョブのトレイラの定義や以前に設定した属性のリセット)。 各制御シーケンスでは、英数字または 16 進形式のいずれかで制御文字を指定できます。
注意:
- 空白文字は常に 16 進形式(^20)で指定する必要があります。直接入力した場合、コンフィグレーションファイルのトークンを区切るブランクと混同される可能性があります。
- エスケープ文字は、印刷できない文字であるため、常に 16 進形式(^1b)で指定する必要があります。
例
この例は、英数字と 16 進数の両方の形式でプロポーショナル文字の間隔を設定する PCL コマンドを示しています。エスケープ文字 "^1b" は、常に 16 進形式で指定する必要があり、10 進値 27 に対応します。
英数字形式:
^1b(s1P16 進形式:
^1b^28^73^31^50
既存の Natural システムファイル割り当てのリストが表示されます。
すべての考えられるシステムファイルのパス(つまり、考えられるすべての DBID/FNR の組み合わせ)は、グローバルコンフィグレーションファイルで定義されています。これらは、ディスク上のシステムファイルの物理的な場所を示す有効なパスである必要があります。
次の情報を指定できます。
定義された各システムファイルの DBID/FNR の組み合わせをパラメータファイルで定義できます。『プロファイルパラメータの概要』の「システムファイル」を参照してください。
このパラメータグループには、以下のカテゴリが含まれています。
ユーザーを Natural 管理者にするか、コンフィグレーション管理者にするかを指定できます。次の組み合わせを使用できます。
+----- Administrator Assignments -----+ ¦ C User Name Administrator ¦ ¦ NATURAL CONFIGURATION ¦ ¦ NAT1 Y Y ¦ ¦ NAT2 Y N ¦ ¦ NAT3 N Y ¦ ¦ NAT4 N N ¦ |
ユーザーが Natural 管理者とコンフィグレーション管理者の両方として定義されている場合(Y/Y)、ユーザーはすべてのパラメータファイルだけでなく、グローバルコンフィグレーションファイルおよびローカルコンフィグレーションファイルも変更できます。このようなユーザーがコンフィグレーションユーティリティを起動すると、画面の右側の隅に "(Config)" が(ユーザー ID の代わりに)表示されます。
注意:
コンフィグレーション管理者として定義できるのは、Natural 管理者のみです。ただし、ユーザーがコンフィグレーション管理者(N/Y)としてのみ定義されている場合は、上記の情報が適用されます。これは、ユーザーが、Natural 管理者とコンフィグレーション管理者の両方として定義されているかのように処理されます(Y/Y)。
ユーザーが、Natural 管理者としてのみ定義されている場合(Y/N)、ユーザーはすべてのパラメータファイルを変更できます。[
]メニューは表示されません。そのため、コンフィグレーションファイルを変更することはできません。このようなユーザーがコンフィグレーションユーティリティを起動すると、画面の右側の隅に "(Admin)" が(ユーザー ID の代わりに)表示されます。ユーザーが Natural 管理者としてもコンフィグレーション管理者(N/A)としても定義されていない場合、ユーザーは自分のパラメータファイルのみを変更できます。このようなユーザーがコンフィグレーションユーティリティを起動すると、画面の右側の隅にユーザー ID が表示されます。
バッファプールの定義に使用されるテーブルが表示されます。『オペレーション』ドキュメントの「Natural バッファプール」も参照してください。
注意:
パラメータを変更した場合、バッファプールを再起動することを強くお勧めします。再起動しない場合、新しいセッションがバッファプールに接続できない可能性があります。
次の情報を指定できます。
- BP Name
Natural バッファプールの名前。名前の最大長は 8 文字です。デフォルトのバッファプールの名前は
NATBP
です。『パラメータリファレンス』ドキュメントのBPID
の説明も参照してください。注意:
デフォルトのバッファプールNATBP
は削除しないでください。削除すると、Natural が正常に機能しなくなる可能性があります。- BP サイズ
Natural ローカルバッファプールのサイズ。この設定は、指定したサイズのグローバル共有メモリセグメントを作成するために、Natural バッファプールの起動時に
NATBPSRV
サーバーによって使用されます。可能な設定:1 ~ 1024 MB。
追加バッファプールのデフォルト設定:1.
- 最大ユーザー数
バッファプールへの同時アクセスが可能なユーザーの最大数。この数値は、起動時に共有メモリ内に保存されるいくつかの内部テーブルのサイズを決定します。
可能な設定:1~5000。
デフォルト設定:20.
- ディレクトリエントリ
ディレクトリエントリの数。この値は、バッファプールの開始時に
NATBPSRV
サーバーによって使用されます。最大値に達した場合、この値は自動的に増加されます。読み取り専用バッファプールの場合、バッファプールが開始されたときにプリロードリストに基づいてディレクトリエントリの数が計算されるため、この値は無視できます。
可能な設定:10~999999。
デフォルト設定:10.
- 共有メモリキー
バッファプールが使用している IPC 機能用の共有メモリキー。このキーの値を指定するように UNIX 管理者に依頼してください。
重要:
共有メモリキーは、UNIX システム全体で一意である必要があります。- セマフォキー
バッファプールが使用している IPC 機能用のセマフォキー。このキーの値を指定するように UNIX 管理者に依頼してください。
重要:
セマフォキーは、UNIX システム全体で一意である必要があります。- 読み取り専用
"ON" に設定されている場合、これは読み取りアクセスのみを許可する特殊なバッファプールです。この場合、セマフォキーの値は無視されます。
詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「読み取り専用バッファプール」を参照してください。
- 代替 BP 名
読み取り専用バッファプールの場合、代替バッファプールの名前を定義できます。代替バッファプールは、読み取り専用バッファプールでもあることが必要です。
全般的な情報については、『オペレーション』ドキュメントの「代替のバッファプール」を参照してください。
次の項目を指定できます。
- パラメータ(PARM_PATH)へのパス
Natural パラメータファイルの場所。
- ユーザープロファイル(PROFILE_PATH)へのパス
Natural ユーザープロファイルの場所。
- グローバルコンフィグレーションファイル(CONFIG_NAME)
グローバルコンフィグレーションファイルの名前と場所(デフォルト名は NATCONF.CFG です)。
- Natural エラーファイルディレクトリ(ERROR_FILES)
Natural エラーファイルの場所。
- Natural I/O 変換テーブル(NATCONV)
内部文字セット ISO-8859-1 で使用される文字変換テーブルを含むファイルの名前。デフォルトでは、このファイルは NATCONV.INI という名前です。詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「NATCONV.INI での異なる文字セットのサポート」を参照してください。
- Natural TMP ディレクトリ(TMP_PATH)
Natural の一時出力の場所。
- バイナリロードパス(NATEXTLIB)
Natural を使用している、その他のソフトウェア AG 製品のバイナリライブラリの場所。
- ターミナルデータベース(NATTCAP)
Natural でサポートされている各端末タイプの端末機能の説明が記載されているデータベースの名前。詳細については、『ユーティリティ』ドキュメントの「Natural Termcap(NATTERMCAP)ユーティリティ」を参照してください。
- テキストファイルパス(TXT_PATH)
エディタおよび Natural TermCap ユーティリティで使用されるメッセージ、選択肢、ヘルプテキストの場所。
- ユーザー定義ライブラリ
ユーザー定義の Natural ライブラリの場所。
特定のパス($NATDIR/<version>/lib/<mylib> など)を定義する代わりに、環境変数(
$NATUSER
など)を定義して、この変数をスタンドアロンとして使用するか、パス(/opt/softwareag/Natural/<version>/lib/$NATUSER など)に埋め込むことができます。ランタイムに、このパスは現在有効な環境変数(<mylib> など)に埋め込むことができます。注意:
複数のライブラリを指定する場合は、名前を userlib1:userlib2:userlib3 のようにコロンで区切る必要があります。
注意:
。有効なパスを指定した後に TAB キーを押すと、パスが自動的に展開されます。