この Natural プロファイルパラメータはバッチモードのみに適用されます。
セッション中に実行される任意の Natural プログラムによって参照される追加レポート用に使用されます。nn は、01 ~ 31 の 2 桁の 10 進数で、DISPLAY、PRINT、および WRITE ステートメントのレポートで使用される LPT デバイスに対応します。
| 可能な設定 | 任意の文字列 | このパラメータに割り当てられたファイル名またはパスにバックスラッシュ(\)やスペースなどの特殊文字が含まれている場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。
例:
|
|---|---|---|
| デフォルト設定 | なし | |
| ダイナミックな指定 | ○ | |
| セッション内の指定 | × |
ユーザーが可変の出力ファイル名を指定できるようにするには、英字フォーマットのシステム変数および数値カウンタマーカを CMPRTnn のファイル名指定に埋め込むことができます。
サポートされている英字フォーマットのシステム変数は次のとおりです。
*APPLIC-ID
*APPLIC-NAME
*DEVICE
*ETID
*INIT-USER
*LIBRARY-ID
*NET-USER
*PID
*PROGRAM
*USER
*USER-NAME
これらの文字列(大文字のみ)のいずれかが出力ファイル指定内で検出されると、ランタイムに適切なシステム変数の内容に置き換えられます。また、カウンタマーカ(#)が使用されることもあります。これは、各出力ファイルに対して自動的に増分される 2 桁のカウンタによって置き換えられます。
ファイル出力をファイル 01 に生成する PRINT という名前のプログラムを実行している Natural セッション(プロセス ID 1234、ETID XYZ)で CMPRT01=abc_*PID_*ETID_*PROGRAM_#.dat を指定した場合、次の名前の出力ファイルが生成されます(プログラムを 3 回実行した場合を仮定)。
abc_1234_XYZ_PRINT_01.dat abc_1234_XYZ_PRINT_02.dat abc_1234_XYZ_PRINT_03.dat
『オペレーション』ドキュメントの「バッチモードでの Natural の使用」も参照してください。