DEFINE WORK FILE n |
[ATTRIBUTES {operand3}...]
|
注意:
角カッコ [...] で示されている要素はオプションですが、このステートメントではこれらのオプションの少なくとも 1 つを指定する必要があります。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。
関連ステートメント:CLOSE WORK
FILE
| READ WORK
FILE
| WRITE WORK
FILE
関連機能グループ:ワークファイル/PC ファイルの制御
DEFINE WORK FILE
ステートメントは、Natural アプリケーション内で Natural ワークファイル番号にファイル名を割り当てるために使用します。このステートメントを使用することで、Natural セッション内でワークファイルの割り当てをダイナミックに行ったり、変更することができます。また、別のレベルで作成したワークファイルの割り当てを上書きすることもできます。『オペレーション』ドキュメントの「ワークファイル」も参照してください。
このステートメントを実行したときに、指定したワークファイルがすでに開かれていると、ワークファイルはこのステートメントによって暗黙的に閉じられます。
注意:
Windows、UNIX および OpenVMS プラットフォームでの Unicode およびコードページのサポートについては、『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「ワークファイルおよび出力ファイル」を参照してください。
オペランド定義テーブル:
オペランド | 構文要素 | フォーマット | オペランド参照 | ダイナミック定義 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
operand1 | C | S | A | U | ○ | × | |||||||||||||
operand2 | C | S | A | U | ○ | × | |||||||||||||
operand3 | C | S | A | U | ○ | × |
注意:
フォーマット U オペランドを Unicode(UTF-16)で指定すると、このオペランドは評価の前にセッションコードページ文字に変換されます。
構文要素の説明:
構文要素 | 説明 | ||
---|---|---|---|
DEFINE
WORK FILE n |
ワークファイル番号:
|
||
operand1 |
ワークファイル名:
ファイル名(
注意: |
||
TYPE
operand2 |
TYPE 節:
|
||
DEFAULT |
拡張子からファイルタイプを特定します。 フォーマット:ワークファイルタイプによって異なります。 注意: |
||
TRANSFER |
Entire Connection と PC の間で両方向のデータ転送を行うために使用します。 このワークファイルタイプは、UNIX または OpenVMS 上の Natural セッションと PC 上の Entire Connection 末端の間のデータ接続を示します。 フォーマット: 注意:
|
||
SAG |
フォーマット:バイナリ | ||
ASCII |
ASCII フォーマットのファイルは、[キャリッジリターン] 改行で終了するレコードを含む "テキスト" ファイルです。 フォーマット:ASCII |
||
ASCII-COMPRESSED |
ASCII フォーマットのファイルですが、通常の ASCII フォーマットとは異なり、末尾にある空白はすべて削除されます。 フォーマット:ASCII |
||
ENTIRECONNECTION |
このワークファイルタイプでは、ローカルディスクにある Entire Connection フォーマットのワークファイルに対して直接読み取りおよび書き込みを行うことができます(例えば、ステートメント フォーマット: 注意: |
||
UNFORMATTED |
フォーマットがまったく行われていないファイル。フォーマット情報が書き込まれていません(フィールドまたはレコードのいずれにも)。 フォーマット: |
||
PORTABLE |
正確にダイナミック変数を操作できるファイルで転送することも可能です(例:リトルエンディアンマシンとビッグエンディアンマシンの間)。 フォーマット: |
||
CSV |
コンマ区切りの値。各レコードは、ファイル内の 1 つの行に書き込まれます。デフォルトでは、ヘッダーは書き込まれません。データフィールドを区切るために使用されるデフォルト文字はセミコロン(;)です。 詳細については、『コンフィグレーションユーティリティ』の「ワークファイル」を参照してください。 |
||
ATTRIBUTES
{operand3}... |
ATTRIBUTES 節:
複数の属性を、次の例のようにコンマまたは空白で区切って指定できます。 DEFINE WORK FILE ATTRIBUTES 'APPEND,KEEP' 同じ属性タイプの値を複数指定した場合は、次の例のように最後の値が使用されます。 DEFINE WORK FILE ATTRIBUTES 'APPEND,NOAPPEND' この例では、
... DEFINE WORK FILE 11 'x.tmp' ATTRIBUTES 'BOM' * * write work file with BOM * DEFINE WORK FILE 11 'x.tmp' ATTRIBUTES 'NOBOM' * * write work file without BOM ... 注意: 次の表に、属性タイプの概要および設定可能な値を示します。 |
||
追加モード:
|
|||
NOAPPEND |
追加モードを無効にします。ファイルは先頭から再書き込みされます。これはデフォルト値です。 | ||
APPEND |
追加モードを有効にします。このモードでは、新規レコードはファイルの末尾に追加されます。 | ||
ワークファイルを閉じた後のファイルの保持/削除:
|
|||
DELETE |
ワークファイルを閉じる操作が完了すると、ワークファイルは削除されます。 | ||
KEEP |
ワークファイルを閉じる操作が完了した後も、ワークファイルは保持されます。これはデフォルト値です。 | ||
バイトオーダマーク(BOM)を書き込む:
|
|||
BOM |
ワークファイルデータの前にバイトオーダマークが書き込まれます。
コードページデータを書き込むワークファイルタイプでのみ使用できます。 別のタイプのワークファイルが書き込まれる場合、または UTF-8 以外のコードページが定義されている場合は、ランタイムで属性 『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「Windows、UNIX、および OpenVMS プラットフォーム上のワークファイルと出力ファイル」も参照してください。 |
||
NOBOM |
ワークファイルデータの前に書き込まれたバイトオーダマークはありません。これはデフォルト値です。 | ||
改行の削除/保持:
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|||
KEEPCR |
ASCII ワークファイルを読み取るときに、改行文字が保持されます。
この属性は ASCII ワークファイルにのみ該当します。
|
||
REMOVECR |
ASCII ワークファイルを読み取るときに、改行文字が削除されます。これはデフォルト値です。
この属性は ASCII ワークファイルにのみ該当します。 |