このプロファイルパラメータは、Natural セッションをプロファイルするために使用します。プロファイリングデータは、NaturalONE で Natural Profiler を使用して解析できるリソースファイルに書き込まれます。詳細については、『NaturalONE』ドキュメントを参照してください。
可能な設定 | 「PROFILER パラメータの構文」を参照してください。 | |
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デフォルト設定 | なし | 「PROFILER パラメータの構文」のサブパラメータのデフォルト設定を参照してください。 |
ダイナミックな指定 | ○ | |
セッション内の指定 | × |
PROFILER
パラメータは次のように指定します。
PROFILER= {( subparameter= value[, subparameter= value]...) }
|
重要:
この構文では、空白は使用できません。コンマを使用して、構文要素を分けてください。
上記の意味は次に示すとおりです。
サブパラメータ | Value | 説明 | |||||||||||||||||||||||||||||
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ACTIVE |
ACTIVE=value はプロファイリングインフラストラクチャがアクティブになるかどうかを決定します。
デフォルト値: |
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ON |
プロファイリングインフラがアクティブで、イベントがリソースファイルに書き込まれます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
OFF |
プロファイリングインフラストラクチャは非アクティブです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
EVENT |
EVENT=value はリソースファイルに生成されるイベントのタイプを指定します。
次の構文が適用されます。 event|(event[,event]...) プレースホルダの意味は以下のとおりです。 デフォルト値:すべてのイベントタイプが処理されます。 |
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event-type :
|
event-type は次のいずれかになります。
重要: 注意: |
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event-group :
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event-group は次のいずれかになります。
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EVENTTRACE |
EVENTTRACE=value は個々のイベントがリソースファイルに書き込まれるかどうかを決定します。
デフォルト値: |
||||||||||||||||||||||||||||||
ON |
個々のイベントがリソースファイルに書き込まれます。NaturalONE Event
Trace ページで記録されたイベントを調べることができます。
生成されたリソースファイルには拡張子 注意: |
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OFF |
個々のイベントはリソースファイルに書き込まれません。ファイルには、統合ホットスポット情報のみが記録されます。これにより、通常、ファイルが大幅に小さくなり、処理が速くなります。
生成されたリソースファイルには拡張子 |
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INTERVAL |
1|2|4|5|8|10|
|
INTERVAL=value は SAMPLING がアクティブな場合に使用する CPU 時間(マイクロ秒単位)を指定します。
サンプリングを使用すると、各サンプリング間隔の最後のイベントのみが記録されます。例外:セッションイベント(イベントタイプ サンプリング間隔を長くすると、記録されるイベントが少なくなり、リソースファイルが小さくなります。ただし、サンプリング間隔を長くすると、精度の低い値になります。 デフォルト値: |
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RESLIB |
1~8 文字 | RESLIB=value はリソースファイルを含む FUSER システムライブラリの名前を指定します。
デフォルト値: |
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RESNAME |
1~253 文字 | RESNAME=value は、データが書き込まれるリソースファイルの名前(パスおよび拡張子なし)を指定します。
デフォルト値:現在の ID とタイムスタンプを含んでいるファイル名が自動的に生成されます。 |
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SAMPLING |
SAMPLING=value はサンプリングをアクティブにするかどうかを決定します。
サンプリングメソッドでは、統計的アプローチを使用してデータを収集します。サンプリングでは、リソースファイルに書き込まれるデータの量が大幅に削減される一方で、サンプリングしない場合とほぼ同じ CPU 時間が保持されます。 注意: サンプリングの詳細については、『Natural for Mainframes』ドキュメントの「Natural プロファイルユーティリティ - バッチモード」セクションにある「サンプリング」を参照してください。 デフォルト値: |
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ON |
サンプリングがアクティブになります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
OFF |
サンプリングが非アクティブになります。
これは、Natural パラメータファイル内のこのサブパラメータのデフォルト設定です。 |
PROFILER=(ACTIVE=ON,EVENTTRACE=ON,EVENT=(S,P,D,N,I,C,E,U))
個々のイベントはすべて記録されます。
PROFILER=(ACTIVE=ON,EVENT=PL,RESNAME=MYAPP,RESLIB=MYLIB)
すべてのプログラムロードイベント(PL
)は、ライブラリ MYLIB
内のリソースファイル MYAPP
に書き込まれます。
PROFILER=(ACTIVE=ON,EVENT=(P,NS),SAMPLING=ON,INTERVAL=1000)
イベントグループ P
とイベント NS
のすべてのプログラムは、サンプリング間隔 1000 マイクロ秒で記録されます。
Natural アプリケーションは 2 回プロファイルされます。最初の実行、サンプリングなし:
PROFILER=(ACTIVE=ON)
Natural Profiler は、240,086 個のイベントを生成し、呼び出されたサブプログラムの CPU 消費量として 30.2% を表示します。
2 回目の実行では、サンプリングを使用して同じアプリケーションがプロファイルされます。
PROFILER=(ACTIVE=ON,SAMPLING=ON,INTERVAL=100)
Natural Profiler は、4,100 個のイベントのみを生成するようになり、同じサブプログラムの CPU 消費量として 30.1% を表示します。