DFS - RPC クライアントのデフォルトのサーバーアドレスの指定

この Natural プロファイルパラメータは、最大 5 つの位置指定サブパラメータを指定することで、RPC のデフォルトのサーバーアドレスを定義するために使用します。

可能な設定 DFS パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 なし サブパラメータのデフォルトについては、「DFS パラメータの構文」を参照してください。
ダイナミックな指定 下記を参照してください。
セッション内の指定 ランタイムに、Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス USR2007N を使用してこの値を上書きできます。
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR2007N Natural RPC(リモートプロシージャコール)』ドキュメントの「Natural RPC で使用するアプリケーションプログラミングインターフェイス」および『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

注意:

  1. DFS はクライアントサイドでのみ指定します。
  2. DFS は、サーバー名、サーバーノード、ログオンインジケータ、およびトランスポートプロトコルを決定します。サービスディレクトリに適切なサーバーが見つからない場合にのみ、デフォルトのサーバーアドレスが使用されます。詳細については、『Natural RPC(リモートプロシージャコール)』ドキュメントの「RPC サーバーアドレスの指定」を参照してください。

DFS パラメータの構文

パラメータの構文は、次のとおりです。

DFS=(server-name,server-node,logon-indicator,transport-protocol-name,service-directory-indicator)

上記の意味は次に示すとおりです。

構文要素 説明
server-name 1~32 文字 有効なサーバー名。パラメータ「SRVNAME」も参照してください。

デフォルト値はありません。値は指定する必要があります。

server-node 1~192 文字 ノード名。パラメータ「SRVNODE」も参照してください。

デフォルト値はありません。値は指定する必要があります。

logon-indicator L クライアントは、クライアントの現在のライブラリのライブラリ名を使用して、サーバーへの Natural ログオンを開始します。Windows プラットフォームの場合:L を指定する代わりに、選択ボックスをチェックしてください。
 (空白) 空白は、サーバーログオンが実行されないことを意味します。何も指定しない場合、これがデフォルトになります。
transport-protocol-name ACI 使用されるトランスポートプロトコル。指定できる値は ACI のみで、これがデフォルトです。
service-directory-indicator SERVDIR DFS プロファイルパラメータが評価される前に、サービスディレクトリが存在している必要があります。
NOSERVDIR DFS プロファイルパラメータが評価される前に、サービスディレクトリは使用されません。つまり、サービスディレクトリはクライアントサイドで不要です。

何も指定しない場合、SERVDIR がデフォルトになります。