FDDM - DDM 用の Natural システムファイル

この Natural プロファイルパラメータは、DDM 用の Natural システムファイルに対する 5 つのサブパラメータを指定するために使用します。

可能な設定 FDDM パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 ×  

注意:

  1. このシステムファイルが定義されている場合、すべての DDM が指定されたパスに保存されます。ライブラリに格納された DDM は、Natural からアクセスできません。これは、すべての DDM がシステムファイル FDIC に保存されるメインフレームの Natural に類似しています。
  2. FDDM システムファイルが未定義(database-ID および file-number = 0)の場合、以前と同様に DDM はライブラリに保存されます。システムファイル FDDM は非アクティブな環境として表示されます。
  3. システムファイルの詳細については、次を参照してください。Natural の『オペレーション』ドキュメントの「システムファイル

FDDM パラメータの構文

パラメータの構文は、次のとおりです。

FDDM=(database-ID,file-number,password,cipher-key,RO)

上記の意味は次に示すとおりです。

構文要素 説明
database-ID 1 - 65535 DDM 用の Natural システムファイルが存在するデータベースのデータベース識別子。

注意:
データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています。Natural プロファイルパラメータ LFILE を参照してください。

file-number 1 - 5000 DDM 用の Natural システムファイルが存在するデータベースファイルのファイル番号。
password 1~8 文字 Natural ユーザープログラムのシステムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用してパスワード保護されている場合、パスワードのみ必要となります。

注意:
パスワードは今後利用するために予約されています。現在は無視されます。

cipher-key 1~8 の数字 Natural ユーザープログラムのシステムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用して暗号化されている場合、サイファキーのみ必要となります。

注意:
サイファキーは今後利用するために予約されています。現在は無視されます。

RO - Natural ユーザープログラムのシステムファイルが "読み取り専用" で、ファイルが変更不可にされる場合にのみ指定できることを示します。

例:

FDDM=(22,5)
FDDM=(22,5,,12345)
FDDM=(22,5,,,RO)