DEFINE PRINTER

DEFINE PRINTER([logical-printer-name=]n)
[OUTPUToperand1]

PROFILEoperand2
DISPoperand2
COPIESoperand3

../graphics/sbc3.gif

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。

関連ステートメント:AT END OF PAGE | AT TOP OF PAGE | CLOSE PRINTER | DISPLAY | EJECT | FORMAT | NEWPAGE | PRINT | SKIP | SUSPEND IDENTICAL SUPPRESS | WRITE | WRITE TITLE | WRITE TRAILER

関連機能グループ:出力レポートの作成


関数

DEFINE PRINTER ステートメントは、記号名をレポート番号に割り当て、論理出力先へのレポートの割り当てを制御するために使用します。これにより、さまざまな論理印刷キューへの出力をより柔軟に作成できます。

このステートメントの実行時に、指定したプリンタがすでに開いていた場合、プリンタはステートメントにより暗黙的に閉じられます。ただし、プリンタを明示的に閉じる場合は、CLOSE PRINTER ステートメントを使用する必要があります。

構文説明

オペランド定義テーブル:

オペランド 構文要素 フォーマット オペランド参照 ダイナミック定義
operand1 C S       A                       ×
operand2 C S       A                       ×

構文要素の説明:

構文要素 説明
(n)
プリンタ番号(レポート番号):

レポート番号 n は、0~31 の範囲にある値になります。この番号は、DISPLAY/WRITE、または CLOSE PRINTER ステートメントでも使用されます。

レポート番号 0 は、メインレポートの出力チャネルを示します。PRINTWRITE、または DISPLAY などの出力ステートメントのみが影響を受けます。INPUT ステートメントは影響を受けません。

logical-printer-name
論理プリンタ名:

オプションで、論理名 logical-printer-name をプリンタ n に割り当てることができます。この名前は、DISPLAY/WRITE ステートメントで rep 表記に使用できます。

logical-printer-name の命名規則はユーザー定義変数と同じです。同じプリンタ番号に複数の論理名を割り当てることができます。OUTPUT オペランド(下記参照)の値とは異なり、logical-printer-name はコンパイル時に評価されるので、プログラム制御フローから独立しています。

OUTPUT operand1
プリンタ名:

operand1 が使用できる場合は、そのフォーマット/長さを A8 または以下のいずれかにする必要があります。名前は LPTnn として指定する必要があります。ここで、nn1 - 31 の範囲内の数値です。「例 1」も参照してください。

注意:
レポートに書き込まれた出力データを Entire Connection 端末に送信して、PC 上の NCD ファイルに書き込む場合は、プリンタ名 LPTnnnn は範囲が 1 - 31 の数字)の 1 つを operand1 として指定する必要があります。

注意:
また、論理プリンタ LPTnn のデバイス割り当てを、コンフィグレーションユーティリティで設定する必要があります(「デバイス/レポート割り当て」を参照)。[Physical Output Device]の[Device Destination]に、値 E(データを Entire Connection 端末に送信)を指定する必要があります。

追加レポートには、次の名前を割り当てることができます。

Report
関数
DUMMY 削除する出力。
INFOLINE Natural 情報行への出力。情報行の詳細については、Natural 端末コマンド %X(『端末コマンド』ドキュメント)を参照してください。「例 2」も参照してください。
SOURCE Natural ソースエリアへの出力。
NOM Entire Output Management への出力。詳細については、『Entire Output Management』ドキュメントを参照してください。
PROFILE operand2
プリンタ制御文字テーブルの名前:

PROFILE 節では、operand2 としてプリンタ制御文字テーブルの名前を指定できます。operand2 の最大長は 8 です。

このようなテーブルは、グローバルコンフィグレーションファイルで定義します。プリンタプロファイルを設定する方法の詳細については、「プリンタプロファイル」(『コンフィグレーションユーティリティ』ドキュメント)を参照してください。

DISP operand2
出力先:

オペランドの最大長:4 バイト。

operand2 の設定可能値:

DEL 一時スプールファイルは、ファイル内容が出力された後に削除されます。これはデフォルト値です。
KEEP 一時スプールファイルは、ファイル内容が出力された後に削除されません
HOLD 一時スプールファイルは、削除も出力もされません。
COPIES operand3
コピー部数:

operand3 は整数値でなければなりません。

例 1 - プリンタ名の定義

/* PRINTER NAME DEFINED FOR WINDOWS
*
DEFINE PRINTER (REPORT1 = 1) OUTPUT 'LPT1'
WRITE (REPORT1) 'REPORT 1 PRINTED ON PRINTER LPT1'
END

例 2 - 情報行への出力

** Example 'DPIEX1': DEFINE PRINTER                                     
************************************************************************
*                                                                       
SET CONTROL 'XI+'        /* SWITCH INFOLINE MODE ON                     
SET CONTROL 'XT'         /* INFOLINE TOP                                
*                                                                       
DEFINE PRINTER (1) OUTPUT 'INFOLINE'                                    
WRITE (1) 'EXECUTING' *PROGRAM 'BY' *INIT-USER                          
WRITE 'TEST OUTPUT'                                                     
EJECT                    /* FORCE PHYSICAL I/O                          
*                                                                       
SET CONTROL 'X'          /* SWITCH BACK TO NORMAL                       
*                                                                       
END

プログラム DPIEX1 の出力:

EXECUTING DPIEX1   BY HTR                                                      
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TEST OUTPUT