SRVRTRY - 接続／再接続試行の数

この Natural プロファイルパラメータは、アクティブでない EntireX Broker に RPC サーバーが接続／再接続（REGISTER）する試行回数と、2 回連続した試行の間の待機時間を指定します。

可能な設定 「SRVRTRY パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 0,60 試行はありません。
ダイナミックな指定 ○  
セッション内の指定 ×  

注意:
SRVRTRY はサーバーサイドでのみ指定されます。

SRVRTRY パラメータの構文

SRVRTRY パラメータの構文は、次のとおりです。

SRVRTRY=(attempts,wait-time)

または：

SRVRTRY=attempts

注意:
attempts の値のみを指定する場合、カッコは省略できます。

上記の意味は次に示すとおりです。

構文要素 Value 説明
attempts

0
または
1 - 2147483647

アクティブでない EntireX Broker に接続／再接続する試行の数（EntireX Broker メッセージ 02150148）。

注意:

  1. attempts の指定によって、必要な EntireX Broker が起動される前に Natural RPC サーバーを起動でき、すべての Natural RPC サーバーを暗黙に終了することなく一時的に EntireX Broker をシャットダウンできます。
  2. attempts で指定された試行の数の後でも EntireX Broker がアクティブにならない場合や、attempts がゼロの場合、RPC サーバーは終了します。
wait-time

0
または
1 - 3600

連続する 2 試行の間の待ち時間（秒）。

例

  1. RPC=(SRVRTRY=(20,10))

    または：

             NTRPC SRVRTRY=(20,10)

    連続する 2 試行の間の待ち時間 10 秒を含む 20 回の試行。

  2. RPC=(SRVRTRY=500)

    または：

             NTRPC SRVRTRY=500

    連続する 2 試行の間の待ち時間 60 秒を含む 500 回の試行。

注意:
詳細については、『Natural RPC（リモートプロシージャコール）』ドキュメントおよび特に「レプリカ付きメインフレーム Natural RPC サーバーの考慮事項」を参照してください。