LE - 処理ループの制限を超過したときの処理

この Natural プロファイルおよびセッションパラメータでは、取得レコードの制限が READFIND、または HISTOGRAM 処理ループで超過したときに実行する処理を制御します。

可能な設定 ON データベースループは限界に達すると終了します。プログラムフローは通常、終了したデータベースループに続くステートメントで続行します。Natural オブジェクトの実行が完了すると、エラー NAT0957(Database loop limit reached with 'LE=ON'.)が発生します。

注意:
LE=ON は、システムファイル FUSER にあるライブラリ(つまり、ライブラリ SYSTEM、または接頭辞 SYS で始まっていない名前のライブラリ)からロードされるプログラムにのみ適用されます。

OFF データベースループは限界に達すると終了します。プログラムフローは通常、終了したデータベースループに続くステートメントで続行します。Natural オブジェクトの実行が完了しても、エラーメッセージは表示されません。
デフォルト設定 OFF  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定  
適用可能なステートメント SET GLOBALS  
適用可能なコマンド GLOBALS  
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1005N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

注意:

  1. LE パラメータは、制限を指定して、READFIND および HISTOGRAM ステートメントに適用されます(「」を参照)。
  2. 制限は、LIMIT ステートメントを使用して Natural オブジェクトにグローバルに指定するか、データベース処理ループに適用される明示的な制限値を指定することもできます。
  3. Natural セッション内で、プロファイルパラメータ LE をセッションパラメータ LE で上書きできます。

例:

DEFINE DATA LOCAL
1 EMPL-VIEW VIEW OF EMPLOYEES
  2 NAME
END-DEFINE
READ (10) EMPL-VIEW BY NAME
  WRITE NAME
END-READ
END

LE=OFF:10 レコードの後、ループはメッセージなしで終了します。

LE=ON:10 レコードの後、ループはエラーメッセージ NAT0957(Database loop limit reached with 'LE=ON')で終了します。