MAXBUFF - デフォルトのバッファサイズ

この Natural プロファイルパラメータは、デフォルトのバッファサイズを指定するために Natural RPC 環境で使用されます。

可能な設定 1 - 2097147 KB 単位のデフォルトのバッファサイズ。
0 バッファは割り当てられません。
デフォルト設定 0  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 ×  

注意:

  1. MAXBUFF はクライアントサイドとサーバーサイドの両方で指定できます。
  2. サーバーサイドでは、データを含むクライアント要求を受け取って、結果を送り返すために、サーバーが提供するバッファのサイズを決定します。バッファは、すべてのクライアント要求、およびクライアントに送り返されるすべての結果によって受信される最大のデータエリアを保持できるほど十分大きくする必要があります。要求に対してバッファのサイズが小さすぎる場合、必要なサイズの一時バッファが割り当てられて、この要求に対して使用されます。詳細については、『Natural RPC(リモートプロシージャコール)』ドキュメントの「Interface Objects and Automatic RPC Execution」を参照してください。
  3. クライアントサイドでは、Natural RPC コールの実行に提供されるバッファのサイズを決定します。このバッファは、クライアント要求を構築し、サーバーから結果を受け取るために使用されます。バッファは、すべてのクライアント要求、およびクライアントに送り返されるすべての結果によって受信される最大のデータエリアを保持できるほど十分大きくする必要があります。要求に対してバッファのサイズが小さすぎる場合、必要なサイズの一時バッファが割り当てられて、この要求に対して使用されます。
  4. クライアント側では、SYSRPC ユーティリティおよび COMPAT NONE で生成されるインターフェイスオブジェクトを使用する場合、およびパラメータがダイナミックフィールドも、X-Array やグループ構造も含んでいない場合は、MAXBUFF を指定する必要はありません。
  5. クライアントおよびサーバー間で交換されるデータのサイズは、SYSRPC ユーティリティの Interface Object Generation 機能によって提供されます。RPC 実行のためのサイズを計算するには、SYSRPC CSMASS コマンドを使用できます(『SYSRPC ユーティリティ』ドキュメントの「サイズ要件の計算」を参照)。