MAXYEAR - 日付／時刻値の最大年

この Natural プロファイルパラメータでは、定数または端末入力として入力可能な日付／時刻値の年部分の最大値を設定します。

可能な設定 2699 入力可能な最大年は 2699 です。つまり、入力可能な日付の最大値は 2699-12-31 です。
9999 入力可能な最大年は 9999 です。つまり、入力可能な日付の最大値は 9999-12-31 です。
デフォルト設定 2699  
ダイナミックな指定 ○  
セッション内の指定 ×  

注意:

  1. MAXYEAR=9999 では、入力可能な日付の最大値を 2699-12-31 から 9999-12-31 に変更します。
  2. MAXYEAR の値を 9999 に設定する前に、アプリケーションの算術演算、または日付／時刻以外のデータフォーマットを持つフィールドへの日付／時刻値の割り当てを十分にチェックし、必要な変更を加える必要があります。そうしないと、実行時に Natural エラーにつながる予期しないオーバーフローが発生する可能性があります。

例えば、次の点をチェックする必要があります。

  • P6/P12 フィールドでの日付／時刻フィールドの再定義

  • P6 := D のような、日付／時刻フィールド以外への日付／時刻値の割り当て

  • 結果が日付／時刻フィールド以外に割り当てられる日付／時刻値での算術演算。例：P6 := D + 7

  • 後で日付／時刻フィールド以外での算術演算に使用される日付／時刻フィールドの入力（次の例を参照）

    INPUT D(D)
P6 := D + 1

アプリケーションのチェックには、Natural Engineer を使用することをお勧めします。

MAXYEAR の設定は、次に点に影響します。

  • コンパイラによる日付／時刻定数のチェック。例：P6 := D'2699-12-31'

  • INPUT ステートメント（日付／時刻入力フィールドまたは変更可能な日付／時刻フィールドを含む）

  • MOVEEDITED ステートメント（ソース日付／時刻フィールドまたはターゲット日付／時刻フィールドを含む）

  • IS (D) オプション（論理条件基準）

  • MASK オプション（論理条件基準の 4 桁の年チェック付き） (YYYY)

  • VAL システム関数（日付フィールドをターゲットオペランドとして使用）

MAXYEAR 設定は、次の点で同一であることが必要です。

  • Natural アプリケーションのカタログと実行

  • Natural RPC サーバーと Natural RPC クライアント

以下の項目も参照してください。