YSLW - 年スライド/固定ウィンドウ

この Natural プロファイルパラメータでは、"年スライドウィンドウ" または "年固定ウィンドウ" で扱う年の範囲を指定します。

注意:
スライドウィンドウまたは "年固定ウィンドウ" メカニズムでは、2 桁年の日付が 100 年の "ウィンドウ" 内にあると仮定します。これらの 100 年以内で、各 2 桁年の設定は特定の世紀に一意に関連します。したがって、どの世紀を表しているかについて混乱することはありません。

可能な設定 標準設定 0 パラメータを 0 に設定すると、現在の世紀であるとみなされます。スライド/固定ウィンドウ機能は使用されません。
スライドウィンドウ 1 - 99 パラメータを 1-99 の値に設定することで、100 年の範囲が過去のどの時点で始まるかを決定します。YSLW 設定は、ウィンドウ範囲の最初の年を決定するために現在の年から減算されます。

スライディングウィンドウの例」を参照してください。

固定ウィンドウ 1582-2600 パラメータを 1582-2600 の値に設定することで、100 年の範囲の最初の年を決定します。100 年の範囲の上限は、指定した値に 99 を加算することで評価されます。

固定ウィンドウの例」を参照してください。

デフォルト設定 0 スライド/固定ウィンドウ機能は使用されません。
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 ×  

YSLW パラメータは、2 桁の年コンポーネントの英数字日付設定が日付変数に移動されるときにランタイムに評価されます。これは、次の場合の日付設定に適用されます。

  • 算術関数 VAL で使用される日付設定

  • 論理条件の IS(D) オプションで使用される日付設定

  • スタックから入力データとして読み込まれる日付設定

  • マップに入力データとして入力された日付設定

プログラミングガイド』の「日付情報の処理」セクションも参照してください。


YSLW パラメータの例

スライディングウィンドウの例

現在の年が 2014 年の場合に YSLW=40 を指定すると、スラインディングウィンドウは 1974~2073 年に対応します。それに応じて、7499 の 2 桁年設定 nn は、19nn と解釈され、0073 の 2 桁年設定 nn20nn と解釈されます。

プログラミングガイド』の「年スライディングウィンドウ - YSLW パラメータ」および「DFSTACK と YSLW の組み合わせ」の例も参照してください。

固定ウィンドウの例

YSLW=1985 を指定した場合、固定ウィンドウは 1985 ~ 2084 年に対応します。それに応じて、85~99 の 2 桁年設定 nn19nn と解釈され、0084 の 2 桁年設定 nn20nn と解釈されます。