COVERAGE - Natural セッションのコードカバレッジ

このプロファイルパラメータは、Natural セッションのコードカバレッジを実行するために使用します。カバレージデータは、NaturalONE または Natural Profiler ユーティリティを使用して解析することができる、NCVF(Natural カバレッジファイル)リソースファイルに書き込まれます。詳細については、『NaturalONE』ドキュメントまたは『Natural Profiler』ドキュメントを参照してください。

可能な設定 COVERAGE パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 なし COVERAGE パラメータの構文」のサブパラメータのデフォルト設定を参照してください。
ダイナミックな指定
セッション内の指定 ×

以下のトピックについて説明します。


COVERAGE パラメータの構文

COVERAGE パラメータは次のように指定します。

COVERAGE={(subparameter=value[,subparameter=value]...)}

重要:
この構文では、空白は使用できません。コンマを使用して、構文要素を分けてください。

上記の意味は次に示すとおりです。

サブパラメータ Value 説明
ACTIVE

ACTIVE=value カバレージインフラストラクチャをアクティブにするかどうかを決定します。

デフォルト値: OFF

ON カバレージインフラストラクチャがアクティブで、カバレッジデータがリソースファイルに書き込まれます。
OFF カバレージインフラストラクチャは非アクティブです。
RESLIB 1~8 文字

RESLIB=value は、リソースファイルを含む Natural ライブラリの名前を指定します。

value の環境変数を指定できます。

デフォルト値: SYSTEM

RESNAME 1~253 文字

RESNAME=value は、データが書き込まれるリソースファイルの名前(パスおよび拡張子なし)を指定します。

value の環境変数を指定できます。

デフォルト値:現在の ID とタイムスタンプを含んでいるファイル名が自動的に生成されます。

COVERAGE パラメータの例

例 1デフォルトリソースを使用したコードカバレッジ

COVERAGE=(ACTIVE=ON)

カバレージデータは、FUSER 上のライブラリ SYSTEM の現在のユーザー ID とタイムスタンプを含む名前で NCVF リソースファイルに書き込まれます。

例 2特定のリソースを使用するコードカバレッジ

COVERAGE=(ACTIVE=ON,RESNAME=MYAPP,RESLIB=MYLIB)

カバレッジデータは、ライブラリ MYLIB のリソースファイル MYAPP.ncvf に書き込まれます。

例 3:変数を使用するコードカバレッジ

$COVNAME='123'
$COVLIB='ABC'
COVERAGE=(ACTIVE=ON,RESNAME=$COVNAME,RESLIB=$COVLIB)

カバレッジデータは、ライブラリ ABC のリソースファイル 123.ncvf に書き込まれます。