FUSER - ユーザープログラム用の Natural システムファイル

この Natural プロファイルパラメータは、Natural ユーザープログラムのシステムファイル(FUSER)に、データベース ID、ファイル番号、パスワード、およびサイファキーを指定するために使用します。

可能な設定 FUSER パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 ×  

注意:

  1. Natural ユーザープログラムのシステムファイル(FUSER)は、すべてのユーザー作成 Natural プログラムが取得されるデータベースファイルです。
  2. システムファイルの詳細については、次を参照してください。『オペレーション』ドキュメントの「システムファイル

FUSER パラメータの構文

FUSER パラメータの構文は、次のとおりです。

FUSER=(database-ID,file-number,password,cipher-key,RO)

上記の意味は次に示すとおりです。

構文要素 説明
database-ID 1-254 Natural ユーザープログラムのシステムファイルが存在するデータベースのデータベース識別子。

注意:
データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています。Natural プロファイルパラメータ LFILE を参照してください。

file-number 1-255 Natural ユーザープログラムのシステムファイルが存在するデータベースファイルのファイル番号。
password 1~8 文字 Natural ユーザープログラムのシステムファイルのパスワード。

注意:

  1. Natural ユーザープログラムのシステムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用してパスワード保護されている場合、パスワードのみ必要となります。
  2. パスワード機能は今後利用するために予約されています。現在は無視されます。
cipher-key 1~8桁 の数字 Natural ユーザープログラムのシステムファイル用のサイファキー。

注意:

  1. Natural ユーザープログラムのシステムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用して暗号化されている場合、サイファキーのみ必要となります。
  2. サイファキー機能は今後利用するために予約されています。現在は無視されます。
RO - 読み取り専用オプション。

注意:

  1. RO は、Natural ユーザープログラムのシステムファイルが "読み取り専用" であることを示します。
  2. RO は、Natural ユーザープログラムのシステムファイルが変更不可にされる場合にのみ指定されます。

例:

FUSER=(22,5) 
FUSER=(22,5,,,RO)
FUSER=(22,5,PASSW2)