BPSFI - バッファプール内のオブジェクトを最初に検索

この Natural プロファイルパラメータでは、実行対象のオブジェクトが要求されたときにバッファプール内およびシステムファイル内を検索する順序を決定します。

次の 2 つの検索順序を選択できます。

可能な設定 ON 検索順序 1 が使用されます。すべてのライブラリについて、最初にバッファプール内が検索され、次にシステムファイル内が検索されます。

オブジェクトは見つかるまで次の順序で検索されます。

  1. バッファプールで、最初に現在のライブラリが検索され、次に STEPLIB が順番に検索されます。その後、2 つの SYSTEM ライブラリが検索されます。

  2. システムファイルで、最初に現在のライブラリが検索され、次に STEPLIB が順番に検索されます。その後、2 つの SYSTEM ライブラリが検索されます。

パフォーマンス上の理由で、実稼働環境では BPSFI=ON を設定することをお勧めします。

注意:
BPFSI=ON を設定する場合、検索対象のすべてのライブラリでオブジェクト名が一意であることを確認してください。検索対象の複数のライブラリに同名のオブジェクトが存在する場合、予期しない結果が生じることがあります。

OFF 検索順序 2 が使用されます。各ライブラリについて、バッファプール内とシステムファイル内が交互に検索されます。

オブジェクトは見つかるまで次の順序で検索されます。

  1. 現在のライブラリで、最初にバッファプール内が検索され、次にシステムファイル内が検索されます。

  2. 各 STEPLIB で、最初にバッファプール内が検索され、次にシステムファイル内が検索されます。

  3. 2 つの SYSTEM ライブラリで、最初に各ライブラリのバッファプール内が検索され、次にシステムファイル内が検索されます。

BPSFI=OFF を設定することをお勧めします。これによって、開発環境で、現在の独自ライブラリから最新のオブジェクトを確実に取得できます。
デフォルト設定 OFF  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 ×  

詳細については、『Natural の使用』ドキュメントの「Steplib」および「オブジェクト実行の検索順序」を参照してください。