このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
MDI（マルチドキュメントインターフェイス）フレームウィンドウは、"MDI クライアントウィンドウ" と呼ぶワークスペースウィンドウをホスティングする一種のダイアログで、複数の MDI 子ウィンドウを含むことができます。 このような子ウィンドウは "ドキュメント" ウィンドウと呼ばれることもありますが、それは Windows アプリケーションで各種ドキュメントの内容を表示するのに使用されることが多いからで、このため "マルチドキュメントインターフェイス" という用語が使われます。
MDI 概念を利用するアプリケーションが MDI アプリケーションです。 このアプリケーションの良い例が Natural スタジオ自体で、メインウィンドウが MDI フレームウィンドウ、エディタウィンドウとリストビューが MDI 子ウィンドウに当たります。
MDI フレームウィンドウが作成されて、このウィンドウが別個の GUI オブジェクトではないとき、MDI クライアントウィンドウが Natural によって暗黙的に作成されます。 このため、MDI フレームウィンドウには、MDI クライアントウィンドウに関連する属性（BACKGROUND-COLOUR-NAME など）が代わりに適用されます。 MDI クライアントウィンドウは、MDI フレームウィンドウの内部エリアの、ステータスバー、ツールバー、またはダイアログバーが表示される以外の部分いっぱいまで自動的に拡張されます。 現在のサイズは、MDI フレームウィンドウに INQ-INNER-RECT アクションを適用して取得できます。 MDI クライアントウィンドウにダイアログエレメントを含めることはできませんので、注意してください。
After-Any イベント、After-Open イベント、Before-Any イベント、Before Open イベント、Before-Open イベント、Client-Size イベント（抑制される場合があります）、Close イベント、Command-Status イベント（抑制される場合があります）、Drag-Drop イベント（抑制される場合があります）、Drag-Enter イベント（抑制される場合があります）、Drag-Leave イベント（抑制される場合があります）、Drag-Over イベント（抑制される場合があります）、Enter イベント（抑制される場合があります）、Error イベント、Idle イベント（抑制される場合があります）、Leave イベント（抑制される場合があります）、Size イベント（抑制される場合があります）。
