バージョン 6.3.3
 —  ダイアログコンポーネントリファレンス  —

Drag-Leave イベント

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


対象

ダイアログ、ActiveX コントロールビットマップコントロールコントロールボックスコントロール編集エリアコントロールリストボックスコントロールリストビューコントロールツリービューコントロール

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説明

抑制されていない場合、このイベントは、ドラッグドロップ操作中にドラッグカーソルがドロップターゲットに使用されているエリアをドロップせずに離れるとき、またはドラッグドロップ操作が(Esc キーを押すなどして)キャンセルされたときに、ドラッグカーソルが置かれているドロップターゲット(DROP-MODE 属性の説明を参照)が受け取ります。

アプリケーションはこのイベントを使用して、Drag-Over イベントに設定されているドロップ強調表示をダイナミックに削除します。 例えば、ドロップターゲットが ActiveX ツリービューコントロールであれば、選択対象が現在のドロップ位置を強調表示するために Drag-Over イベントに一時的に移動された場合、選択対象は本来選択されたノードに戻すことができます。

ドロップ強調表示が使用されない場合(通常は、ドロップの効果が位置依存でない場合)、このイベントは抑制されたままにできます。

注意:
ドロップターゲットは、Drag-Enter イベントを受け取るたび、Drag-Drop イベントと Drag-Leave イベントのどちらかだけを(ドロップが発生したかどうかに応じて)受け取り、両方を受け取ることはありません。 したがって、Drag-Leave イベントで実行されたタスクのいくつか(またはすべて)は Drag-Drop イベントでも実行する必要がある場合があります。

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