バージョン 6.3.3
 —  ダイアログコンポーネントリファレンス  —

DROP-MODE

ダイアログまたはダイアログエレメントがドロップターゲットとして動作できるかどうか、できる場合はそれがサポートするドラッグドロップ操作タイプを指定します。

ドラッグドロップ操作中いつでもアクティブなドロップターゲットは、ドラッグカーソルのすぐ下のダイアログまたはダイアログエレメントです(これがドロップターゲットである場合)。 それ以外の場合は、ドロップターゲット(つまり、DM-NONE と等しくない DROP-MODE 属性を持つ)である PARENT 階層を上へ移動して、最初に見つかった上位コントロールです(存在する場合)。 アクティブなドロップターゲット(存在する場合)は、DRAG-ENTERDRAG-OVER、および DRAG-DROP イベント(抑制されていない場合)を受け取るダイアログまたはダイアログエレメントです。

ユーザーが常に使用できるドラッグドロップ操作は、ドラッグソースの DRAG-MODE とアクティブなドロップターゲットの DROP-MODE によって決定されます。 ドロップが発生したときにこれらの使用可能な操作(存在する場合)のどちらが使用され、どのドラッグカーソルがユーザーに表示されるかは、ドラッグの間に押されている修飾キーによって決まります。 例えば、<ctrl> キーはコピー操作を強制し(可能な場合)、<shift> と <ctrl> キーを一緒に使用するとリンク操作を強制します(可能な場合)。

リンク操作は、ソースデータがターゲットに移動またはコピーされないことを暗黙的に意味します。 代わりに、ソースデータの参照がターゲット位置に挿入されます。 したがって、ソースデータが変更されると、リンクは自動的に変更されたデータを参照します。

注意:
ここでいう "参照" の意味は、一般的にはアプリケーションで定義されるものであることに注意してください。 ただし、ファイルまたはフォルダのソースデータの場合には、従来どおりにデスクトップショートカットのことです。

以下の記号ドラッグモード定数は、ローカルデータエリア NGULKEY1 で定義されます。このエリアは、ダイアログエディタ内で作成されるすべてのダイアログで自動的に使用されるものです。

対象 ActiveX コントロール、ビットマップコントロール、コントロールボックスコントロール、ダイアログ(すべてのタイプ)、

編集エリアコントロール、リストボックスコントロール、リストビューコントロール、ツリービューコントロール。

データタイプ I4
デフォルト値 DM-NONE(0)
設定可能値

DM-NONE(0) = ダイアログまたはダイアログエレメントはドロップターゲットではありません
DM-COPY(1)= コピー操作がサポートされます
DM-MOVE(2)= 移動操作がサポートされます
DM-COPYMOVE(3)= コピーおよび移動操作がサポートされます
DM-LINK(4)= リンク操作がサポートされます
DM-COPYLINK(5)= コピーおよびリンク操作がサポートされます
DM-MOVELINK(6)= 移動およびリンク操作がサポートされます
DM-COPYMOVELINK(7)= コピー、移動、およびリンク操作がサポートされます

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