バージョン 6.3.3
 —  ダイアログコンポーネントリファレンス  —

Idle イベント

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


対象

ダイアログ。

Top of page

説明

ユーザーインターフェイスを更新する必要がある状況でのアイドル時間処理中に(キーまたはマウスボタンが押されるか離されるたびに)、このイベントが発生します。

注意:
単なるマウス移動はスピードがきわめて遅いため、通常は Idle イベントは発生しません。 ただし、マウスポインタがツールバーから離れるときは例外です。この場合はプログラムがステータスバーテキストを更新できるようにする必要があるからです。

Idle イベントは、プログラムでステータスバーを更新してアイドルメッセージ("準備完了" など)を表示するためのほかに、ユーザーインターフェイスの変更をモニタリングするためにも使用できます。 例えば、MDI フレームダイアログの Idle イベントは、アクティブな MDI 子ダイアログを問い合わせて、必要に応じて個々のツールバーを表示または非表示にします。

注意:
Idle イベントハンドラは頻繁に呼び出されるため、できるだけ早く戻らなければなりません。 この理由から、このイベントでは、例えばデータベースへのアクセスは避ける必要があります。

Top of page