このセクションで説明する SYSBPM ダイレクトコマンドを使用して、SYSBPM ユーティリティの機能を直接実行したり、SYSBPM 画面にオンラインまたはバッチモードで移動したりすることができます。 特定の画面にのみ適用される追加の SYSBPM ダイレクトコマンドの詳細については、個々の SYSBPM 機能について説明しているセクションを参照してください。
バッファプールキャッシュまたはバッファプールハッシュテーブルを参照する SYSBPM ダイレクトコマンドは、Natural タイプのバッファプールにのみ適用されます。
次の表に、使用できるすべての SYSBPM ダイレクトコマンド(サブコマンドを含む)、コマンドとともに使用できるパラメータ、および同等の SYSBPM メニュー機能を示します。
次に示す SYSBPM ダイレクトコマンドは、任意の SYSBPM 画面のコマンド行に入力できます。 他のいずれかのコマンドプロンプトから、またはバッチモードで SYSBPM ダイレクトコマンドを実行するには、ダイレクトコマンドの先頭に SYSBPM などのキーワードを付ける必要があります。
SYSBPM ADD BLACKLIST
SYSBPM コマンドの下線部分は最短の省略形を表します。 コマンドで必要なパラメータ値は、斜体文字で表されています。
コマンド | パラメータ | 機能 |
---|---|---|
+ |
なし | リストを 1 ページ下方にスクロールします。 |
- |
なし | リストを 1 ページ上方にスクロールします。 |
ADD BLACKLIST |
なし | [Maintain Blacklist]画面を呼び出します(「ブラックリストの管理」を参照)。 |
ADD SET |
library-name set-name | 指定したオブジェクトセットのすべてのオブジェクトをブラックリストに追加します(「ブラックリストへのオブジェクトセットの追加」を参照)。 |
BLACKLIST |
なし | メニューを呼び出します。 |
BOTTOM |
なし | リストの末尾までスクロールします。 |
CANCEL |
なし | EXIT と同じです。
|
CHECK HASH
または
|
なし | バッファプールハッシュテーブルの一貫性をチェックし、検出した矛盾の数を返します。
「 |
CLOSE BPC |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
バッファプールキャッシュを閉じます。 これ以降、バッファプールはバッファプールキャッシュなしで実行されます。 バッファプールキャッシュは |
DELETE |
なし | バッファプールとバッファプールキャッシュからすべてのオブジェクトを削除します。
[Directory Information]画面で入力した場合(「PF キーとダイレクトコマンド」の「 |
DELETE |
library-name object-name dbid fnr |
指定したオブジェクトをバッファプールとバッファプールキャッシュから削除します(「オブジェクトの削除」を参照)。 |
DELETE ALL |
なし | すべてのオブジェクトをブラックリストから削除します(「ブラックリストからのオブジェクトセットの削除」を参照)。 |
DELETE BUFFERPOOL
または
|
なし | すべてのオブジェクトをバッファプールからのみ削除します。 |
library-name object-name dbid fnr |
指定したオブジェクトをバッファプールからのみ削除します。 | |
DELETE BPC |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
すべてのオブジェクトをバッファプールキャッシュからのみ削除します。 |
library-name object-name dbid fnr |
必須のバッファプールキャッシュ。
指定したオブジェクトをバッファプールキャッシュからのみ削除します。 |
|
DELETE BLACKLIST |
なし | ブラックリストエントリを削除できる[Maintain Blacklist]画面を呼び出します(「ブラックリストの管理」を参照)。 |
DELETE SET |
library-name set-name | 指定したオブジェクトセットのすべてのオブジェクトをブラックリストから削除します(「ブラックリストからのオブジェクトセットの削除」を参照)。 |
DISPLAY ALL |
なし | DISPLAY LIST と同じです。
|
DISPLAY BUFFERPOOL
または
|
なし | 「バッファプールの選択」の「バッファプールの表示」を参照してください。 |
DISPLAY BLACKLIST |
なし | [Maintain Blacklist]画面を呼び出します(「ブラックリストの管理」を参照)。 |
DISPLAY CDIRECTORY |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
[Directory Information]画面を呼び出します。 |
DISPLAY CGENERAL |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
[General BP Cache Statistics]画面を呼び出します(「一般バッファプールキャッシュ統計」を参照)。 |
DISPLAY CHASH |
なし | 機能(「バッファプールキャッシュのハッシュテーブル統計」を参照)を呼び出し、[Cache Hash Table Collisions]画面を表示します。 |
DISPLAY CLIST |
library-name object-name dbid fnr |
必須のバッファプールキャッシュ。
[List Objects]画面を呼び出します。
|
DISPLAY CLOAD |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
[BP Cache Call Statistics]画面を呼び出します(「バッファプールキャッシュ統計」を参照)。 |
DISPLAY CSTATISTICS |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
[BP Cache Statistics]メニューを呼び出します(「バッファプールキャッシュ統計」を参照)。 |
DISPLAY DIRECTORY |
library-name object-name dbid fnr |
[Directory Information]画面を呼び出します。 |
DISPLAY FRAGMENTATION |
なし | [Buffer Pool Fragmentation]画面を呼び出します(「バッファプール統計」を参照)。 |
DISPLAY FUNCTION |
なし | [Internal Function Usage]画面を呼び出します(「バッファプール統計」を参照)。 |
DISPLAY GENERAL |
なし | [General Buffer Pool Statistics]画面を呼び出します(「バッファプール統計」を参照)。 |
DISPLAY HASH
または
|
なし | 機能を呼び出し、[Hash Table Collisions]画面を表示します。 |
DISPLAY HDIRECTORY |
library-name object-name dbid fnr |
オブジェクトのディレクトリ情報が 16 進形式で表示される[Directory Information Hex]画面を呼び出します。 |
DISPLAY HEX |
library-name object-name dbid fnr |
オブジェクトのソースが 16 進形式で表示される[Hexadecimal Display]を呼び出します。 |
DISPLAY LIST |
library-name object-name dbid fnr |
[List Objects]画面を呼び出します。
|
DISPLAY LOAD |
なし | [Buffer Pool Load/Locate Statistics]画面を呼び出します(「バッファプール統計」を参照)。 |
DISPLAY PERFORMANCE |
なし | Natural バッファプールとバッファプールキャッシュのパフォーマンス関連の統計が表示される[Performance Hints]画面を呼び出します(「バッファプール統計」および「バッファプールキャッシュ統計」を参照)。 |
DISPLAY STATISTICS |
なし | [Buffer Pool Statistics]メニューを呼び出します(「バッファプール統計」を参照)。 |
EDIT PRELOADLIST |
list-name | [Edit Preload List]画面を呼び出します(「プリロードリストの管理」を参照)。 |
EDIT SET |
library-name set-name | [Edit Object Set]画面を呼び出します(「ブラックリストの管理」を参照)。 |
EXIT |
なし | 現在の機能/画面を終了して、前の画面を表示します。 |
FLIP |
なし | PF キー行を切り替えます。PF1~PF12 キーと PF13~PF24 キーの間で表示を切り替えます。 |
GENERATE PRELOADLIST |
list-name gen-library | 機能を呼び出します。 |
INITIALIZE
|
なし
または |
バッファプールとバッファプールキャッシュを再初期化します。 テキストレコードサイズを指定しない場合、現在のテキストレコードサイズが使用されます。
[Current Use Count](「ディレクトリ情報」を参照)が |
INITIALIZE BP |
なし
または |
バッファプールのみを再初期化します。 テキストレコードサイズを指定しない場合、現在のテキストレコードサイズが使用されます。
上記の「警告」も参照してください。 |
INITIALIZE BPC |
なし | 必須のバッファプールキャッシュ。
バッファプールキャッシュのみを再初期化します。 バッファプールキャッシュのテキストレコードサイズは固定されます(4 KB)。 |
LAST |
なし | 最後に入力した SYSBPM ダイレクトコマンドを表示します。 |
LIST PRELOADLIST |
list-name | 指定したオブジェクトの[List Preload Lists]画面を呼び出します(「プリロードリストの管理」を参照)。 |
LIST SET |
library-name set-name | 指定したライブラリまたはオブジェクトの[List Object Sets]画面を呼び出します(「ブラックリストの管理」を参照)。
set-name として、アスタリスク(*)も使用できます。 |
MENU |
なし | SYSBPM メインメニューを呼び出します(「SYSBPM の呼び出しと操作」を参照)。 |
PRELOADLIST |
なし | [Preload List Maintenance]メニューを呼び出します(「プリロードリストの管理」を参照)。 |
QUIT |
なし | EXIT と同じです。
|
REBUILD HASH
または
|
なし | CHECK HASH で矛盾が検出された場合、ハッシュテーブルを再作成します。
|
RESET BUFFERPOOL
または
|
なし | バッファプールをリセットします(「バッファプールのリセット」を参照)。 |
SELECT BUFFERPOOL
または
|
なし | Natural、DL/I、および Sort タイプのバッファプールにのみ適用されます。
バッファプールの選択リストを呼び出します(「バッファプールの選択」を参照)。 |
SORT BPC |
(下記の構文) | バッファプールキャッシュをソートします(「ソート済み抽出の表示」を参照)。 |
SORT BUFFERPOOL |
(下記の構文) | バッファプールをソートします(「ソート済み抽出の表示」を参照)。 |
STOP |
なし | SYSBPM ユーティリティを終了します。 |
TOP |
なし | リストの先頭までスクロールします。 |
WRITE BP
または
または
|
オブジェクトのディレクトリデータをローカルファイルまたは PC テキストファイルに書き込みます。
「ワークファイルへの書き込み」も参照してください。 |
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
SORT
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|
|
SORT BPC |
|
|