この機能は、バッファプールまたはバッファプールキャッシュに現在ロードされている Natural オブジェクトの完全なディレクトリを表示する場合に使用します。
を呼び出すには
SYSBPM メインメニューで、次のように指定します。
ファンクションコード「I
」を入力します。
[Object]、[Library]、[DBID]、および[FNR]の各フィールドで、ディレクトリを表示するオブジェクトを指定します。有効な入力値の詳細については、「SYSBPM の呼び出しと操作」を参照してください。
[Object Pool]フィールドに、オブジェクトディレクトリ情報の読み取り元オブジェクトプールのコードを入力します。
B または * (アスタリスク)
|
バッファプール |
C |
バッファプールキャッシュ |
または:
次のいずれかの SYSBPM ダイレクトコマンドを使用します。
DISPLAY DIRECTORY library-name object-name dbid fnr
(バッファプールにロードされた指定のオブジェクトのディレクトリに対して)
DISPLAY CDIRECTORY library-name object-name dbid fnr
(バッファプールキャッシュにロードされた指定のオブジェクトのディレクトリに対して)
[Directory Information]画面が表示されます。 選択したオブジェクトプール(バッファプールまたはバッファプールキャッシュ)に応じて、画面には異なるフィールドが表示されます。詳細については、次のセクションを参照してください。
バッファプールにロードされたオブジェクトのディレクトリの場合、[Directory Information]画面には指定したオブジェクトに関する次のフィールドと情報が表示されます。
フィールド | 説明 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Directory of | オブジェクトのタイプ(マップなど)と名前を入力します。 | |||||||||||||||
Loaded | from Library | バッファプールにロードされたオブジェクトのロード元のライブラリの名前。 | ||||||||||||||
on DBID/FNR | バッファプールにロードされたオブジェクトのロード元の FNAT または FUSER システムファイルのデータベース ID(DBID)とファイル番号(FNR)。 | |||||||||||||||
on | オブジェクトがバッファプールにロードされた日時。 | |||||||||||||||
by User | オブジェクトを実行したユーザーの ID。 | |||||||||||||||
Last Action on | オブジェクトがアプリケーションによって最後に使用された日時。 | |||||||||||||||
BP Directory at Address | バッファプール内のオブジェクトのディレクトリのアドレス。 | |||||||||||||||
Object at Address | バッファプール内のオブジェクトのアドレス。 | |||||||||||||||
Allocated Size (KB) | オブジェクトのバッファプールに割り当てられたサイズ。 | |||||||||||||||
Object Size | オブジェクトのサイズ。 | |||||||||||||||
Status (RLD) |
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Current Use Count | 現在オブジェクトを実行しているアプリケーションの数。
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Maximum Use Count | オブジェクトがバッファプールにロードされて以来、そのオブジェクトを実行したアプリケーションの最大数。 | |||||||||||||||
BP Total Use | オブジェクトがシステムファイルからバッファプールにロードされて以来実行された合計回数。
バッファプールキャッシュを使用している場合は、オブジェクトがバッファプールから削除されてバッファプールキャッシュに保存されても、この値は失われません。 そのため、この値は、オブジェクトがシステムファイルからロードされて以来使用された回数を示します。 |
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Cataloged | [Directory Information]画面の[Cataloged]セクションに表示される情報は、『システムコマンド』ドキュメントで説明している Natural システムコマンド LIST DIRECTORY で表示される情報と同じです。
|
バッファプールキャッシュにロードされたオブジェクトのディレクトリの場合、[Directory Information]画面には指定したオブジェクトに関する次のフィールドと情報が表示されます。
フィールド | 説明 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
object-type | オブジェクトのタイプ(マップなど)と名前を入力します。 | ||||||||||
Library | バッファプールにロードされたオブジェクトのロード元のライブラリの名前。 | ||||||||||
DBID | オブジェクトがバッファプールに最初にロードされたロード元の FNAT または FUSER システムファイルのデータベース ID。 | ||||||||||
FNR | オブジェクトがバッファプールに最初にロードされたロード元の FNAT または FUSER システムファイルのファイル番号。 | ||||||||||
Last Put | オブジェクトがバッファプールキャッシュからバッファプールに最後にロードされた日時。 | ||||||||||
BP Load Time | オブジェクトが最初にバッファプールにロードされた日時。 | ||||||||||
Cache Load Time | オブジェクトが最初にバッファプールキャッシュにロードされた日時。 | ||||||||||
Last Get | オブジェクトがバッファプールからバッファプールキャッシュに最後にスワップされた日時。 | ||||||||||
Position Index | バッファプールキャッシュ内のオブジェクトの連続的に番号付けられた内部 Natural 位置インデックス。 | ||||||||||
First Data Block Offset | バッファプールキャッシュ内のオブジェクトのディレクトリのアドレス。 | ||||||||||
Allocated Size (KB) | オブジェクトのバッファプールキャッシュに割り当てられたサイズ。 | ||||||||||
Object Size | オブジェクトのサイズ。 | ||||||||||
Status |
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Reuse | オブジェクトがバッファプールキャッシュからバッファプールに返された回数を示します。 | ||||||||||
BP Total Use | オブジェクトが、システムファイルから最初にバッファプールにロードされ、次にバッファプールキャッシュにロードされて以来実行された合計回数。 | ||||||||||
Cataloged | [Directory Information]画面の[Cataloged]セクションに表示される情報は、『システムコマンド』ドキュメントで説明している Natural システムコマンド LIST DIRECTORY で表示される情報と同じです。
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[Directory Information]画面で、次の表に示す PF キーまたは SYSBPM ダイレクトコマンドを使用できます。 コマンドの下線部分は最短の省略形を表します。 コマンドの詳細については、「SYSBPM ダイレクトコマンド」を参照してください。
PF キー | コマンド | 機能 |
---|---|---|
PF1 | SYSBPM ダイレクトコマンドに関するヘルプ情報を表示します。 | |
PF2 | NEXT |
オブジェクトの範囲を選択した場合にのみ適用されます。 オブジェクトを順に表示してから、 NEXT コマンドが入力された画面を再表示します。
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PF3 | EXIT |
現在の機能/画面を終了して、前の画面を表示します。 |
PF4 | LAST |
最後に入力した SYSBPM ダイレクトコマンドを表示します。 |
PF6 | FLIP |
PF キー行を切り替えます。PF1~PF12 キーと PF13~PF24 キーの間で表示を切り替えます。 |
PF12 | CANCEL |
EXIT と同じです。
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PF15 | MENU |
SYSBPM メインメニューを呼び出します。 |
FDELETE |
バッファプールのみ。
[Use]カウントに関係なく、バッファプールからオブジェクトを直ちに削除します。 |
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RESIDENT |
バッファプールのみ。
オブジェクトを常駐としてマークします。 常駐とは、[Use]カウントが |
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CLEAR |
バッファプールのみ。
常駐としてマークされたオブジェクトのマークを解除します。 |
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DELETE |
オブジェクトに削除のマークを付けます。 前のセクションで説明したバッファプールまたはバッファプールキャッシュの「ステータス D 」を参照してください。
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