バージョン 4.2.5
 —  ユーティリティ  —

プリロードリストの管理

この機能は、Natural タイプのバッファプールにのみ適用されます。

[Preload List Maintenance]は、プリロードリストを管理する場合に使用します。 プリロードリストでは、バッファプールの初期化時にバッファプールにロードされる Natural オブジェクトの名前を指定できます。

プリロードリストのソースコードは、Natural システムライブラリ SYSBPM に Text タイプの Natural ソースオブジェクトとして格納されます。 プリロードリストソースの最初の行には、コメント「**BPL**」(バッファプールプリロードリスト)が含まれています。

プリロードリストの詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「Natural バッファプール」の関連のセクションを参照してください。

Start of instruction set [Preload List Maintenance]を呼び出すには

[Preload List Maintenance]メニューで提供される機能については、次のセクションで説明します。 このセクションでは、プリロードリストの追加管理機能についても説明します。


List Preload Lists

この機能では、既存のすべてのプリロードリストのリストが表示される[List Preload Lists]画面を呼び出します。

Start of instruction set [List Preload Lists]を呼び出すには

画面の左端の列(接頭辞情報)に疑問符(?)を入力すると、使用可能な行コマンドがリストされます。

コマンド行に疑問符(?)を入力して[Help]ウィンドウを呼び出すと、[List Preload Lists]画面のコマンド行に入力できるコマンドがリストされます。 必要に応じて、PF7 キーと PF8 キーを使用してウィンドウ内を上下にスクロールします。

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プリロードリストの編集

この機能では、プリロードリストの新規作成、既存のリストへのオブジェクトの追加または削除ができる[Edit Preload List]画面を呼び出します。

重要:
[Edit Preload List]画面に表示される編集機能は、Software AG Editor(『エディタ』ドキュメントを参照)で使用できる機能のサブセットです。 そのため、プリロードリストを編集する Natural セッションを開始する前に、Natural プロファイルパラメータ EDPSIZE0(ゼロ)より大きい値に設定します。『パラメータリファレンス』ドキュメントの「プロファイルパラメータ」も参照してください。 EDPSIZE は少なくとも 100 に設定することをお勧めします。

画面の左端の列(接頭辞情報)に疑問符(?)を入力すると、使用可能な行コマンドがリストされます。

コマンド行に疑問符(?)を入力して[Help]ウィンドウを呼び出すと、[Edit Preload List]画面のコマンド行に入力できるコマンドがリストされます。 必要に応じて、PF7 キーと PF8 キーを使用してウィンドウ内を上下にスクロールします。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

プリロードリストの作成

Start of instruction set プリロードリストを作成するには

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、次のように指定します。

    [Edit Preload List]画面が表示されます。

  2. 該当する入力フィールドに、オブジェクトが保存されているライブラリの名前、オブジェクトの名前、および対応するデータベース ID(DBID)とファイル番号(FNR)を入力します。

    DBID と FNR を入力しなかった場合は、これらの ID と番号は、名前が SYS で始まるライブラリ(SYSTEM ライブラリを除く)内の現在のシステムファイル FUSER または FNAT から取得されます。

    値を入力しない場合、編集画面の[R]列で常駐フラグが「Y」(Yes)に設定されます。 常駐とは、[Use Count]0(ゼロ)に変更された場合にも、オブジェクトがバッファプールから削除されないことを意味します ([Use Count]は、「ディレクトリ情報」で説明している[Current Use Count]に対応します)。

  3. プリロードリストを Text タイプのソースオブジェクトとしてライブラリ SYSBPM に格納するには、[Edit Preload List]画面のコマンド行に次のコマンドを入力します。

    SA set-name

バッファプールからのプリロードリストの生成」も参照してください。

プリロードリストの変更

Start of instruction set プリロードリストに新しいオブジェクトを追加するには

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、ファンクションコード「E」とプリロードリスト名を入力します。

    または:
    [List Preload Lists]画面で、左端の列の必須プリロードリストの横に、次の行コマンドを入力します。

    E

    または:
    次の SYSBPM ダイレクトコマンドを入力します。

    EDIT PRELOADLIST list-name

    [Edit Preload List]画面が開き、指定したプリロードリストが表示されます。

  2. 該当する入力フィールドに、オブジェクトが保存されているライブラリの名前、オブジェクトの名前、および対応するデータベース ID(DBID)とファイル番号(FNR)を入力します。

    DBID と FNR を入力しなかった場合は、これらの ID と番号は、名前が SYS で始まるライブラリ(SYSTEM ライブラリを除く)内の現在のシステムファイル FUSER または FNAT から取得されます。

  3. 変更を保存するには、[Edit Preload List]画面のコマンド行に次のコマンドを入力します。

    SA

Start of instruction set プリロードリストのオブジェクトを変更するには

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、ファンクションコード「E」、ライブラリ名、およびプリロードリスト名を入力します。

    または:
    [List Preload Lists]画面で、左端の列の必須プリロードリストの横に、次の行コマンドを入力します。

    E

    または:
    次の SYSBPM ダイレクトコマンドを入力します。

    EDIT PRELOADLIST list-name

    [Edit Preload List]画面が開き、指定したプリロードリストが表示されます。

  2. 該当する入力フィールドの既存のエントリを新しい値に置き換えます。

  3. 変更を保存するには、[Edit Preload List]画面のコマンド行に次のコマンドを入力します。

    SA

Start of instruction set プリロードリストからオブジェクトを削除するには

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、ファンクションコード「E」、ライブラリ名、およびプリロードリスト名を入力します。

    または:
    [List Preload Lists]画面で、左端の列の必須プリロードリストの横に、次の行コマンドを入力します。

    E

    または:
    次の SYSBPM ダイレクトコマンドを入力します。

    EDIT PRELOADLIST list-name

    [Edit Preload List]画面が開き、指定したプリロードリストが表示されます。

  2. 左端の列の必須オブジェクトの横に、次の行コマンドを入力します。

    D

    指定したオブジェクトがプリロードリストから削除されます。

  3. 変更を保存するには、[Edit Preload List]画面のコマンド行に次のコマンドを入力します。

    SA

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バッファプールからのプリロードリストの生成

この機能は、現在バッファプールにロードされているオブジェクトの名前を使用して新しいプリロードリストを生成する場合に使用します。 現在バッファプール内にあるオブジェクトから、プリロードリストに含めるオブジェクトを選択することができます。

Start of instruction set プリロードリストを生成するには、次のいずれかのコマンドを使用します。

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、ファンクションコード「G」とプリロードリスト名を入力します。 [Library][Objects][Resident][Use Count]、および[Total Use Count]フィールドで、リストに含めるオブジェクトを指定します。

  2. 次のいずれかの SYSBPM ダイレクトコマンドを入力します。

    GENERATE PRELOADLIST list-name

    または

    GENERATE PRELOADLIST list-name gen-library

    (上記のフィールド値の説明も参照してください)

    バッファプールからプリロードリストが生成されたことを確認するメッセージが表示されます。

すべてのプリロードリストオブジェクトは、デフォルトで常駐([R]列のエントリ Y)として生成されます。 リストから削除するオブジェクトを手動で選択します。

ライブラリ SYSBPM のオブジェクトは、生成されたプリロードリストには含まれません。それらのオブジェクトは、この機能を実行するためにのみバッファプールにロードされたオブジェクトであるとみなされるためです。

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プリロードリストの削除

Start of instruction set プリロードリストを削除するには

  1. [Preload List Maintenance]メニューで、ファンクションコード「L」とプリロードリスト名を入力します。

    または:
    次の SYSBPM ダイレクトコマンドを入力します。

    LIST PRELOADLIST list-name

    [List Preload Lists]画面が表示されます。

  2. 左端の列の必須オブジェクトの横に、次の行コマンドを入力します。

    D

    [DELETE]ウィンドウが表示されます。

  3. プリロードリストの名前を入力して、削除されたことを確認します。

    確認メッセージが表示されます。

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ユーティリティによる追加の管理機能

Natural ユーティリティの SYSMAINObject Handler には、プリロードリストを管理するための追加機能があります。 機能には、異なる Natural ライブラリとシステムファイルやさまざまなメインフレームプラットフォームとの間のプリロードリストの転送、および異なる環境のプリロードリストの削除または検索が含まれています。

Natural ユーティリティを使用する場合、プリロードリストは Text タイプのその他のソースオブジェクトと同じように処理されます。

詳細については、『ユーティリティ』ドキュメントの関連するセクションを参照してください。

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