バージョン 6.3.3
 —  システムコマンド  —

機能別システムコマンド

このドキュメントでは、機能に応じて分類された Natural システムコマンドの概要について説明します。


Natural での操作

コマンド 機能
FIN Natural セッションを終了します。
LOGOFF ライブラリ ID に SYSTEM を設定し、Adabas パスワードに空白を設定します。 ソースプログラムワークエリアの内容は、このコマンドの影響を受けません。
LOGON ユーザーにライブラリ ID を設定します。 セッション中に保存した全ソースまたはオブジェクトプログラムが、指定したライブラリに保存されます(SAVECATALOG、または STOW コマンドに別のライブラリ ID を明示的に指定する場合を除く)。
RETURN SETUP コマンドで設定した戻り位置に戻ります。
SETUP RETURN コマンドを使用して制御を戻すことができる戻り位置を設定します。 これにより、Natural セッション中にアプリケーション間を容易に移動できます。

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環境設定

コマンド 機能
COMPOPT Natural プログラミングオブジェクトをコンパイルするときの各種コンパイルオプションを設定します。
GLOBALS Natural セッションパラメータの設定を変更します。
MAP リモート開発サーバーへの接続を設定します。
PROFILE Natural Security をインストールしている場合にのみ使用できます。

現在有効なセキュリティプロファイルを表示します。 このプロファイルは、現在の Natural 環境の実際の使用条件を知らせます。

SYSPROD インストールされている製品のリストとその製品に関する情報を表示します。
SYSPROF Natural システムファイルの現在の定義を表示します。
UNMAP 現在アクティブなリモート環境を切断します。

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プログラミングオブジェクトの編集および保存

コマンド 機能
CATALL 現在のライブラリのすべてのオブジェクトまたは選択したオブジェクトをカタログします。
CATALOG 現在、エディタのソースワークエリアにある Natural プログラミングオブジェクトをコンパイルし、構文が正しければ、作成されたオブジェクトモジュールを Natural システムファイルに保存します。
CHECK プログラミングオブジェクトのソースコードに構文エラーが含まれていないことをチェックします。 チェック処理はチェックするオブジェクトのタイプによって変わります。

構文チェックは、システムコマンド RUNCATALLCATALOG、および STOW の一部としても実行されます。

CLEAR

現在アクティブなオブジェクトを閉じて、内容も名前もない新規のエディタウィンドウを開きます。 エディタのタイプは、現在アクティブなオブジェクトに対応します。 現在アクティブなオブジェクトを変更し、まだ保存していない場合は、変更の保存を促すプロンプトが表示されます。

EDIT プログラミングオブジェクトのソースを編集します。
LIST 現在のライブラリに含まれている 1 つ以上のオブジェクトをリストします。
READ Natural システムファイルからソースワークエリアに、ソース形式のオブジェクトを読み込みます。
RENUMBER 現在ソースワークエリアにあるソースコードの番号を変更します。
SAVE 現在エディタのソースワークエリアにあるプログラミングオブジェクトを、ソース形式で Natural システムファイルに保存します。
SCAN オブジェクト内の文字列を検索します。その際に、オプションとして文字列を置換することもできます。
STOW Natural システムファイルにオブジェクトを(ソース形式とオブジェクト形式で)保存します。
SYSWIZDW Natural Dialog Wizard を呼び出します。これは、特定用途のためのダイアログを作成するツールです。 定義済みダイアログボックスに、目的に適合する複数のレイアウトを設定できます。

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プログラムの実行

コマンド 機能
EXECUTE コンパイル後にオブジェクト形式で保存されたプログラムを実行します。 コンパイルされた形式で保存されたプログラムだけを実行(EXECUTE)できます。
RUN 現在エディタのワークエリアにあるソースプログラムを、コンパイルして実行します。

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メンテナンスユーティリティ

コマンド 機能
SYSERR Natural アプリケーションでユーザーに対して表示するメッセージを作成およびメンテナンスします。
SYSNCP Natural アプリケーションで使用するコマンドプロセッサを作成およびメンテナンスします。
SYSRPC リモートプロシージャコールを作成およびメンテナンスします。つまり、リモートサーバーにあるサブプログラムを実行するために必要な設定を提供します。

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プログラミングオブジェクトの転送

コマンド 機能
SYSMAIN Natural システムファイル内のオブジェクトを、ライブラリ間で転送します。
SYSOBJH Natural 環境での分散のために、Natural と Natural 以外のオブジェクトを処理します。

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モニタリングおよびデバッグ

コマンド 機能
RPCERR リモートプロシージャコール(RPC)に関連している場合は、最後の Natural エラー番号とメッセージを表します。また、最後の Broker 理由コードと関連メッセージを表示します。 
TECH Natural セッションの技術的な情報およびその他の情報を表示します。

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NaturalX で使用するコマンド

コマンド 機能
REGISTER Natural クラスを登録します。 それらは、Natural を起動したサーバー ID に登録されます。
UNREGISTER Natural クラスの登録を解除します。

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その他のコマンド

コマンド 機能
HELP Natural ヘルプシステムを呼び出します。
INPL INPL ユーティリティを呼び出します。 Software AG インストールデータセットをシステムファイルにロードするためだけに使用します。
LAST 最後に実行されたシステムコマンドを表示し、再度実行することができます。
LASTMSG 最後に発生したエラー状況に関する追加情報を表示します。
MAIL Natural Security をインストールしている場合にのみ使用できます。

メールボックスを呼び出し、その内容と満了日のいずれかまたは両方を変更します。 メールボックスは、Natural ユーザーにメッセージを送る掲示板です。

SYSEXT SYSEXT ライブラリを呼び出します。このライブラリには、Natural ユーザーアプリケーションインターフェイスが含まれています。
SYSEXV 現在の Natural バージョンで採用された新機能の例が含まれている SYSEXV アプリケーションを呼び出します。
SYSFILE SYSFILE ユーティリティの Natural 出力/ワークファイル機能を呼び出します。 使用可能なワークファイルおよび出力ファイルに関する情報が表示されます。
SYSWIZDB Natural データブラウザを呼び出します。このブラウザは、Natural スタジオ内の開発ツールウィザードです。 これにより、ファイル構造を表示、出力、または保存することができます。
UNLOCK ロックされているオブジェクトを表示し、必要に応じてアンロックできるようにします。
UPDATE プログラムによるデータベース更新の実行を阻止します。
XREF Predict がインストールされている場合にのみ使用できます。

Predict の "アクティブクロスリファレンス" 機能の使用を制御します。 プログラムまたはデータエリアが参照しているオブジェクトについてのドキュメントを、Predict に自動で作成します。

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