このコマンドは、ソース形式の Natural プログラミングオブジェクトを編集する目的で Natural エディタを呼び出すために使用します。
コマンド構文には 3 つの形式があります。 各形式は次の別個のセクションで説明されています。
関連コマンド:READ
。
『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「オブジェクトの命名規則」も参照してください。
『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「エディタの呼び出し」も参照してください。
EDIT [object-type] [object-name [library-id]]
|
次のオブジェクトタイプを編集できます。
CLASS |
||||
4 |
||||
COPYCODE |
||||
DIALOG
|
||||
3 |
||||
7 (機能用) |
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GLOBAL |
||||
HELPROUTINE |
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LOCAL |
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MAP |
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PARAMETER |
||||
PROGRAM |
||||
SUBPROGRAM |
||||
N |
||||
SUBROUTINE |
||||
TEXT |
||||
VIEW
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呼び出されるエディタは、編集するオブジェクトタイプに応じて、次のように異なります。
ローカルデータエリア、グローバルデータエリア、またはパラメータデータエリアは、データエリアエディタで編集します。
マップはマップエディタで編集します。
ダイアログはダイアログエディタで編集します。
クラスはクラスビルダで編集します。
EDIT VIEW
は、現在のライブラリ内で object-name が指定されている場合にのみ機能します。 表示するオブジェクトが DDM の場合は、DDM エディタが呼び出されます。
その他すべてのオブジェクトタイプ(プログラム、サブプログラム、サブルーチン、7
(機能用)、ヘルプルーチン、コピーコード、テキスト、説明)は、プログラムエディタで編集します。
注意:
テキストオブジェクト "説明" は、メインフレームのみで使用可能です。 説明とは、Predict データディクショナリに保存され、メンテナンスされているプログラム説明です。このタイプのオブジェクトは、Predict がインストールされている場合にのみ編集できます。
オブジェクトタイプについては、『プログラミングガイド』を参照してください。 エディタについては、『エディタ』ドキュメントを参照してください。
編集するオブジェクトの名前を指定する場合、そのオブジェクトタイプを指定する必要はありません。
EDIT
コマンドを使用して、編集するオブジェクトの名前を指定します。 オブジェクト名の最大長は 8 文字です。
注意:
DDM の場合、最大長は 32 文字です。
この後は、Natural によってオブジェクトが適切なエディタの編集ワークエリアにロードされ、後続の SAVE
、CATALOG
、または STOW
コマンドに対してオブジェクト名が設定されます。
object-name を指定せず、ソースワークエリアにオブジェクトが存在しない場合は、空のプログラムエディタ画面が呼び出され、そこでプログラムを作成できます。 ソースワークエリアが空ではない場合、オブジェクトは適切なエディタにロードされます。
注意:
ソースワークエリアが空ではなく、エディタセッションで開かれているオブジェクトが存在する場合は、対応するエディタウィンドウが表示され、入力にフォーカスが置かれます。 この間(Natural プログラムの実行など)にソースワークエリアに適用された変更内容は表示されません。
編集するオブジェクトが現在ログオンしているライブラリに存在しない場合は、編集するオブジェクトが存在するライブラリの library-id を指定する必要があります。
Natural Security がアクティブも場合は、library-id を指定できません。これは、現在のライブラリ内にあるオブジェクトしか編集できないことを意味します。
EDIT |
* | * | ||||
object-type | object-name |
編集するオブジェクトの名前を覚えていない場合は、この形式の EDIT
コマンドを使用してオブジェクトのリストを表示し、そのリストから希望するオブジェクトを選択できます。
EDIT * | 現在のライブラリに存在するすべてのオブジェクトのリストを表示します。 |
---|---|
EDIT object-type * | 現在のライブラリに存在する指定タイプのすべてのオブジェクトのリストを表示します。 |
特定範囲のオブジェクト群からオブジェクトを 1 つ選択するには、システムコマンド LIST
の記述と同じ方法で、object-name にアスタリスク表記とワイルドカード表記を使用できます。
EDIT FUNCTION subroutine-name |
EDIT FUNCTION
コマンドは、最大 32 文字のサブルーチン名(オブジェクト名ではない)を使用してサブルーチンを編集するために使用できます。
注意:
この構文で使用されるキーワード FUNCTION
が、上記のリストにある Natural オブジェクトタイプ 7(機能用)と同じではないことに注意してください。 通常、機能とは別の Natural オブジェクトによって呼び出される Natural オブジェクトです。 このような機能では、呼び出し側の Natural オブジェクトからパラメータ値を受け取り、そのオブジェクトにデータを返すことができます。
例
DEFINE SUBROUTINE CHECK-PARAMETERS ... END-SUBROUTINE END
上記のサブルーチンがオブジェクト名 CHCKSUB
で保存されている場合は、サブルーチン CHECK-PARAMETERS
を次のコマンドで編集できます。
EDIT S CHKSUB
または、次のコマンドも使用できます。
EDIT F CHECK-PARAMETERS