以下では次のトピックについて説明します。
ダイアログのソースコードを編集するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + C キーを押します。
ダイアログのソースコードウィンドウが表示され、プログラムエディタがロードされます。 このエディタを使用すると、テキスト文字列のスキャンや置き換えなどを実行できます。 プログラムエディタの使用方法の詳細については、「プログラムエディタ」を参照してください。
ソースコードウィンドウまたはダイアログウィンドウを選択して、ダイアログエディタとプログラムエディタを切り替えることができます。 どちらのウィンドウで編集する場合も、更新を同期する必要があります。(図を使用して)ダイアログを修正すると、ソースコードウィンドウがロックされ、そこで変更を加えることができなくなります。 これに対応して、ソースコードを変更すると、ダイアログウィンドウがロックされ、そこで変更を加えることができなくなります。 エディタがロックされていると、エディタのステータスバーに "ロック" と表示されます。
ソースコードウィンドウが開いていても、アクティブでない場合は、
メニューから を選択してアクティブにできます。ソースコードに影響するコマンド(
または など)をプログラムエディタウィンドウから発行すると、ソースコードのスキャン、修正されたダイアログの表示、およびソースコードの再生成が行われてダイアログエディタ自体が自動更新されます。ソースコードウィンドウでコードを修正した後にダイアログエディタウィンドウからコマンドを発行すると、ソースコードを更新するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。修正したソースコードを格納するには、プログラムエディタの
メニューから を選択します。ダイアログを新しい名前で保存するには、[ダイアログに名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
メニューから を選択します。ダイアログの属性を編集するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、 を選択します。
または:
ダイアログをダブルクリックします。
または:
Enter キーを押します。
ダイアログの属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウのエントリの意味を確認するには、[ヘルプ]を選択します。 コンテキスト依存ヘルプを表示するには、属性エントリを選択して、F1 キーを押します。
必要な属性値を入力します。
を選択して、変更を確認します。
ダイアログのイベントハンドラを編集するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + E または Shift + Enter キーを押します。
ダイアログのイベントハンドラセクションが表示されます。
イベントのタイプを選択します(BEFORE-OPEN または ERROR など)。
または:
[新規作成]を選択して、ユーザー定義イベントを入力します。
または:
[名前の変更]を選択して、ユーザー定義イベントを新しい名前で保存します。
必要なイベントコードを、フリーフォームで、[ダイアログイベントハンドラ]ウィンドウ自体の編集ウィンドウに入力するか、またはプログラムエディタを使用して入力します。 プログラムエディタを使用するには、 プッシュボタンを選択してから、 プッシュボタンを使用して[ダイアログイベントハンドラ]ウィンドウを閉じます。 このコードは、ダイアログに対してイベントが発生すると実行されます。 Before-Any および After-Any イベントセクションにコードを指定した場合、ここで入力したコードの前後に起動されます。 このため、一般的なイベントコードが必要な場合、ダイアログの Before-Any および After-Any イベントセクションで 1 度入力するだけで済みます。
[ダイアログイベントハンドラ]ウィンドウを使用している場合は、 を選択してコードを保存します。 プログラムエディタを使用している場合は、 メニューから を選択するか、プログラムエディタを閉じ、表示されたプロンプトで変更の保存を選択すると、コードを保存できます。
ダイアログのメニューバーを定義するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + M キーを押します。
ダイアログのメニューバーの設定をオンにするかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。
を選択します。
空白のデフォルトのメニューバーがダイアログに追加され、メニューバーの属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウの詳細については、「メニューエディタウィンドウ」セクションを参照してください。
を選択して、変更を確認します。
ダイアログのツールバーを定義するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + T キーを押します。
ダイアログのツールバーの設定をオンにするかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。
を選択します。
空白のデフォルトのツールバーがダイアログに追加され、ツールバーの属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウの詳細については、「ツールバーコントロール属性ウィンドウ」セクションを参照してください。 このセクションには、新しいツールバーコントロール機能の情報も含まれています。
を選択して、変更を確認します。
ダイアログイベントを定期的に起動するには、タイマーを使用します。
ダイアログのタイマーを作成および管理するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + I キーを押します。
タイマーの属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウの詳細については、「タイマー属性ウィンドウ」セクションを参照してください。
を選択して、変更を確認します。
ユーザーコマンドを効率的に実装して、複数のユーザーインターフェイス要素(メニュー項目やツールバー項目など)でユーザーコマンドを再利用できるようにするには、シグナルを使用します。
ダイアログのシグナルを作成および管理するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + N キーを押します。
シグナルの属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウの詳細については、「シグナル属性ウィンドウ」セクションを参照してください。
を選択して、変更を確認します。
メニュー項目またはツールバー項目をシグナルに関連付けるには、メニューエディタまたはツールバー属性ウィンドウで、項目の[同一]フィールドに表示されるリストからシグナルを選択します。 シグナルの属性がメニュー項目またはツールバー項目に継承されます。 さらに、ダイアログの実行でメニュー項目またはツールバー項目がクリックされると、シグナルの CLICK
イベントが呼び出されます。
コンテキストメニューは、ダイアログまたはダイアログ内のダイアログエレメント、あるいはその両方と関連付けることのできるコンテキスト固有のメニューを定義するために使用します。 詳細については、「コンテキストメニューの定義と使用」を参照してください。
コンテキストメニューを作成および管理するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + X キーを押します。
コンテキストメニューウィンドウが表示され、ダイアログに対して現在定義されているコンテキストメニューのリストが表示されます。 このウィンドウの詳細については、「ダイアログコンテキストメニューウィンドウ」セクションを参照してください。 このウィンドウに表示されるコンテキストメニューのメニュー項目を編集するには、該当するコンテキストメニューをリストから選択し、 プッシュボタンを選択して、メニューエディタウィンドウを呼び出します。
を選択して、変更を確認します。
コンテキストメニューをダイアログまたはダイアログ内のダイアログエレメントと関連付けるには、(例えば、ダイアログまたはダイアログエレメントをダブルクリックして)対応する属性ウィンドウを開き、[コンテキストメニュー]フィールドに表示されるリストからコンテキストメニューを選択します。 ただし、すべてのタイプのダイアログエレメントでコンテキストメニューがサポートされているわけではありません。
壁紙は、ダイアログまたはダイアログ内のダイアログエレメントあるいはその両方と関連付けることのできる背景画像を定義するために使用します。
壁紙を作成および管理するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + W キーを押します。
壁紙の属性ウィンドウが表示されます。 属性ウィンドウの詳細については、「壁紙属性ウィンドウ」セクションを参照してください。
を選択して、変更を確認します。
壁紙をダイアログまたはダイアログ内のダイアログエレメントと関連付けるには、(例えば、ダイアログまたはダイアログエレメントをダブルクリックして)対応する属性ウィンドウを開き、[壁紙]フィールドに表示されるリストから壁紙を選択します。 ただし、すべてのタイプのダイアログエレメントで壁紙がサポートされているわけではありません。
ダイアログにコメントセクションを追加するには
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + O キーを押します
ダイアログコメントセクションが表示され、コメントをフリーフォームで入力できます。 コメントをテキストエリアに入力する場合、"/*" 表記を使用する必要はありません。 ダイアログコードのリストでは、コメントが先頭に表示されます。
を選択して、コメントを保存します。
ダイアログのローカルデータエリアを定義するには
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + L キーを押します。
ローカルデータエリアの定義セクションが表示されます。 ローカルデータエリアに、イベントハンドラのコードセクションまたは現在のダイアログのサブルーチンで使用する、すべてのユーザー定義変数または他の変数を含める必要があります。 ダイアログエディタはダイアログエレメントのデータ定義を自動的に生成することに注意してください。
ボタンを選択するとダイアログボックスが開き、既存のインラインデータ定義を含めることができるようになります。
を選択して、データ定義を保存します。
ダイアログのパラメータデータエリアを定義するには
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + P キーを押します。
パラメータデータエリアの定義セクションが表示されます。 パラメータデータエリアで、現在のダイアログに渡すすべてのパラメータを OPEN DIALOG
または SEND EVENT
ステートメントに含める必要があります。
ボタンを選択するとダイアログボックスが開き、既存のインラインデータ定義を含めることができるようになります。
を選択して、データ定義を保存します。
ダイアログのグローバルデータエリアを選択するには
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + G キーを押します。
ダイアログのグローバルデータエリアを選択できるダイアログボックスが表示されます。
[有効なグローバルデータエリア]リストボックスでエントリを選択します。
を選択します。
ダイアログのインラインサブルーチンを定義するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + S キーを押します。
[ダイアログインラインサブルーチン]コードセクションが表示されます。
[新規作成]を選択して、新しいサブルーチンを入力します。
または:
編集する既存のサブルーチンの名前を選択します。
[新規作成]を選択すると、ダイアログボックスから名前の入力が求められます。
新しいサブルーチンの名前を入力します。
を選択します。
必要なサブルーチンコードを、フリーフォームで、ウィンドウ自体に直接入力するか、またはプログラムエディタを使用して入力します。プログラムエディタを使用するには、
プッシュボタンを選択してから、 プッシュボタンを使用してウィンドウを閉じます。を選択して、コードを保存します。
Natural には統合ヘルプオーガナイザが含まれており、ダイアログ用に簡単なヘルプテキスト(ポップアップなど)を定義できます。 複雑な HTML ベースのヘルプコンテンツを作成するには、サードパーティのヘルプオーサリングツールが必要です。 ヘルプオーガナイザの詳細については、「アプリケーションのヘルプファイルの編成」を参照してください。
ダイアログのヘルプテキストを定義するには
ダイアログをエディタにロードします。
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + H キーを押します。
ヘルプオーガナイザのメインウィンドウが表示されます。 詳細については、「ヘルプオーガナイザのメインダイアログの使用」を参照してください。
または を選択して、変更を確認します。
ヘルプを生成するには、生成されたヘルププロジェクト(.hpj)ファイルを Microsoft Help Compiler Workbench(HCW.EXE)にロードし、ヘルププロジェクトをコンパイルします。 結果のヘルプ(.hlp)ファイルは、ログオンライブラリの
RES サブディレクトリ、いずれかの STEPLIB の RES ディレクトリ、または環境変数 NATGUI_BMP
に割り当てられているディレクトリに配置できます。
コンパイルしたヘルプファイルをダイアログに関連付けるには、ダイアログ属性ウィンドウの[ヘルプファイル]フィールドでファイルを選択します。 ヘルプ(疑問符)ボタンをウィンドウのタイトルバーに表示するには、ダイアログ属性ウィンドウの[ヘルプボタン]オプションを選択します(最小化または最大化ボタンとの併用はできません)。 フルサイズのヘルプウィンドウの代わりに小さいツールヒントスタイルのウィンドウにヘルプを表示するには、ダイアログ属性ウィンドウの[ポップアップヘルプ]オプションを選択します。
ダイアログの実行中にヘルプを呼び出すには、F1 キーを押してフォーカスが置かれたダイアログエレメントに対応するヘルプを表示するか、またはヘルプボタン(使用可能な場合)を選択してから、目的のダイアログエレメント(またはダイアログ自体)を選択します。 ダイアログエレメントのヘルプ ID がゼロの場合は、その親のヘルプ ID を使用して、表示するヘルプトピックが識別されます。
コントロールシーケンスは、エンドユーザーがダイアログエレメントを順番に移動していく、キーボードナビゲーションシーケンスです。
ダイアログのコントロールシーケンスを定義するには
メニューから、 を選択します。
または:
Ctrl + Alt + Q キーを押します。
コントロールシーケンスは、各ダイアログエレメントの左上隅に番号で表示されます。 エディタはナビゲーションシーケンス定義モードになります。
マウスを使用して、必要なシーケンスでダイアログエレメントを選択します。
ナビゲーションシーケンス定義モードを有効にする前にダイアログエレメントを選択しないと、次に選択するダイアログエレメントが、ナビゲーションシーケンスの先頭にきます。 その番号は灰色で表示され、シーケンスで次にくるダイアログエレメントを選択できます。
ダイアログエレメントを選択すると、この要素から先のシーケンスを再定義できます。また、Shift キーを押したまま選択を行うと、コントロールシーケンス編集モードでダイアログエレメントのシーケンスを変更せずに選択することもできます。 これは、選択されたダイアログエレメントがシーケンスの最後の要素の 1 つである場合、前にあるすべてのダイアログエレメントのシーケンスを再定義する必要がなくなるので、特に便利です。 各ダイアログエレメントをマウスで選択する代わりに、ダイアログエディタのステータスバーに表示される選択ボックスからまとめて選択することもできます。 この選択ボックスには、コントロールシーケンス内のダイアログエレメントが常に表示されます。
コントロールシーケンス編集モードの終了は、([プッシュボタン挿入]などの別のコマンドを選択して)暗黙的に行ったり、(コントロールシーケンスメニューを再度選択するか、または Esc キーを押して)明示的に行ったりすることができます。
注意:
コントロールシーケンスによって、ダイアログエレメントが重なる順番も決まります。