ダイアログエディタウィンドウには、タイトルバー、タイトルバーの下の情報バー、およびステータス行が含まれています。
タイトルバーには、ダイアログの名前（ダイアログおよびライブラリに名前がない場合は "無題"）が表示されます。 例えば、次のように表示されます。
MYDIALOG [MYLIB] - Dialog
タイトルバーの下の情報バーには、次の情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ステータス | ダイアログの保存後に修正されたかどうかを示します。 |
| 選択（ハンドル） | 現在選択されているダイアログエレメントのハンドル名を示します。選択ボックスには、ダイアログ内のすべてのダイアログエレメントのハンドル名が、ダイアログエレメントの階層におけるレベル番号とともに表示されます。 選択ボックスで別のダイアログエレメントを選択できます。 |
| x | 現在選択されているダイアログエレメントの、親ダイアログエレメント（最上位レベルのダイアログエレメントの場合はダイアログ）のクライアントエリアの左上隅からの x 軸の相対位置。 RECTANGLE-X 属性の現在の値に相当します。
|
| y | 現在選択されているダイアログエレメントの、親ダイアログエレメント（最上位レベルのダイアログエレメントの場合はダイアログ）のクライアントエリアの左上隅からの y 軸の相対位置。 RECTANGLE-Y 属性の現在の値に相当します。
|
| w | 現在選択されているダイアログエレメントの幅。 RECTANGLE-W 属性の現在の値に相当します。
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| h | 現在選択されているダイアログエレメントの高さ。 RECTANGLE-H 属性の現在の値に相当します。
|
ダイアログエディタウィンドウに示されるエリアより大きいダイアログは、ダイアログエディタウィンドウの右側および下部にあるスクロールバーを使用してスクロールできます。
以下では次のトピックについて説明します。
ダイアログの初期位置を変更するには
ダイアログのタイトルバーを選択し、目的の場所にドラッグします。
または:
ダイアログの属性ウィンドウを開き、［X］および［Y］フィールドに新しい座標（ピクセル単位）を入力します。
属性ウィンドウを開くには
メニューまたはダイアログのコンテキストメニューから、を選択します。
または:
ダイアログを選択し、Enter キーを押します。
ダイアログの初期サイズを変更するには
ダイアログのサイズ変更ボーダーを使用します。
または:
ダイアログの属性ウィンドウを開き、［W］および［H］フィールドに新しいサイズ（ピクセル単位）を入力します。
複数のダイアログエレメントを選択できますが、アクティブになるのは常に 1 つのみです。 アクティブな選択には、黒い選択マークが付けられ、これを使用してコントロールのサイズを変更できます。 非アクティブな選択には、灰色の選択マークが付けられます。
単一のダイアログエレメントを基にするダイアログエディタコマンドでは、アクティブな選択が使用されるのに対し、他のダイアログエディタコマンド（など）では、アクティブおよび非アクティブの両方の選択が使用されます。 非アクティブな選択に含まれているダイアログエレメントを選択すると、他のダイアログエレメントの選択を解除することなく非アクティブな選択がアクティブになります。
ダイアログエレメントを選択するには
未選択のダイアログエレメントを選択すると、それが選択された状態になり、他のすべてのダイアログエレメントは選択が解除されます。 追加のダイアログエレメントを選択するには、Shift キーを押したままダイアログエレメントを選択します。 最後に選択されたダイアログエレメントがアクティブな選択になり、その前に選択されたものは非アクティブな選択になります。 ダイアログエレメント（複数可）の選択を解除するには、ダイアログウィンドウの余白を選択します。
または:
ダイアログウィンドウの背景をポイントし、選択する要素全体または一部を囲むようにポインタをドラッグします。 追加の要素を選択解除または選択するには、Shift キーを押したまま上記の操作を行います。
または:
コントロールシーケンスの次のダイアログエレメントを選択するには、Tab キーを押します。
または:
コントロールシーケンスの前のダイアログエレメントを選択するには、Shift キーを押したまま Tab キーを押します。
または:
ステータスバーのドロップダウンリストからダイアログエレメントを選択します。 この操作を行うには、マウスを使用するか、F6 キーを押してドロップダウンリストボックスに切り替えた後で矢印キーを使用してダイアログエレメントを選択します。 リストをドロップダウンして、選択可能なダイアログエレメントを表示するには、F4 キーを押します。 ドロップダウンリストボックスの選択を解除するには、Esc または Enter キーを押します。
注意:
1 つ以上のダイアログエレメントが選択済みの場合、同じ親を持つ他のコントロールのみが選択可能です。
左マウスボタンを離すことによって完了する操作は、左マウスボタンを離す前に Esc キーを押すと中断できます。
［挿入］を選択し、ダイアログエレメントのタイプを選択してダイアログエレメントを作成する場合、ダイアログエディタは "作成モード" になります。 作成後、ダイアログエディタの作成モードは終了します。つまり、マップエディタのように、ダイアログエレメントを選択することによって作成モードをオフに切り替える必要はありません。
1 つ以上のダイアログエレメントの位置を変更するには、ダイアログエレメント（複数可）を選択します。 選択されたダイアログエレメントの名前は、まず、現在の位置とともにステータスバーに表示されます。
位置を変更するには、次のいずれかのオプションを使用できます。
マウスを使用して、ダイアログエレメントを新しい場所にドラッグします。
選択されたダイアログエレメントごとに属性ウィンドウを開き、［X］および［Y］フィールドに新しい座標（ピクセル単位）を入力します。
Shift キーを押したまま任意の矢印キーを押して、『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「ダイアログエディタオプション」および「オプションの設定」で説明しているダイアログエディタダイアログボックスのグリッド設定を使用して指定したピクセルの数だけ、選択されたダイアログエレメントを移動します。
Shift + Ctrl キーを押したまま任意の矢印キーを押して、選択されたダイアログエレメント（複数可）を 1 ピクセル移動します。
1 つ以上のダイアログエレメントのサイズを変更するには、ダイアログエレメント（複数可）を選択します。 次のオプションを使用できます。
8 つの小さな黒い四角形（最後に選択されたダイアログエレメントの選択マーク）のいずれかをポイントします。 マウスポインタに、ダイアログエレメントのサイズを変更できる方向が示されます。 左マウスボタンを押したまま、ダイアログエレメント（複数可）を目的のサイズまでドラッグします。 複数のダイアログエレメントが選択された場合、選択された他のダイアログエレメントは比例してサイズ変更されます。
ダイアログエレメントの属性ウィンドウを開き、［W］および［H］フィールドに新しいサイズ（ピクセル単位）を入力します。
［コントロール］>［伸縮］を選択してから、ダイアログエレメントのサイズを変更できる方向を選択します。 次に、マウスまたはキーボードを使用して、操作を続行します。
ポインタを移動するには
マウスを移動します。
または:
任意の矢印キーを押して、『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「ダイアログエディタオプション」および「オプションの設定」で説明しているダイアログエディタダイアログボックスのグリッド設定を使用して指定されたピクセルの数だけ、ポインタを移動します。
または:
Ctrl キーを押したまま任意の矢印キーを押して、ポインタを 1 ピクセル移動します。
下の表に示すように、スペースキーを使用してマウス操作をシミュレートできます。 操作する要素にポインタを置く必要があることに注意してください。
| マウス操作 | キーボード操作 |
|---|---|
| 左マウスボタンを押す | スペースキーを押したままにします。 |
| 左マウスボタンを離す | スペースキーを離します。 |
| マウスクリック | スペースキーを押して離します。 |
| マウスのダブルクリック | スペースキーを 2 回押して離します。 |
| ダイアログエレメントを移動する | ポインタを要素に移動し、スペースキーを押したまま適切な矢印キー（複数可）を押します。 |
| 複数のダイアログエレメントを選択する | ポインタを背景に移動し、スペースキーを押したまま適切な矢印キー（複数可）を押します。 |
| ダイアログエレメントのサイズを変更する | 選択された要素の任意の黒い四角形にポインタを移動し、スペースキーを押したまま適切な矢印キー（複数可）を押し、スペースキーを離します。 |
スペースキーでマウスのダブルクリックをシミュレートすると、ポインタが置かれているダイアログエレメントの属性ウィンドウが開きます。ポインタがどのダイアログエレメントにも置かれていない場合は、ダイアログ属性ウィンドウが開きます。
少なくとも 1 つのダイアログエレメントがスクロール範囲外にあると、ダイアログウィンドウでスクロールすることができます。 ダイアログでスクロールするには、ダイアログスクロールバーがアクティブになっている必要があります。 ダイアログスクロールバーをアクティブにするには、Enter キーを押すか、またはダイアログ内でダブルクリックして、ダイアログ属性ウィンドウを開きます。 次に、［水平スクロールバー］または［垂直スクロールバー］エントリを選択します。
マウスを使用してスクロールするには
スクロールバーのスライダをポイントし、スライダを目的の方向にドラッグします。
または:
スクロールバーのシャフトをポイントして選択します。
または:
スクロールバーのいずれかの矢印ボタンをポイントし、左マウスボタンを押し続けます。
キーボードを使用してスクロールする場合、スクロールバーは不要です。 次の 4 つのオプションがあります。
垂直スクロールバーのクリックをシミュレートするには、Page Up または Page Down キーを押します。
水平スクロールバーのクリックをシミュレートするには、Shift + Page Up または Shift + Page Down キーを押します。
対応する縦矢印ボタンのクリックをシミュレートするには、Ctrl + Page Up または Ctrl + Page Down キーを押します。
対応する横矢印ボタンのクリックをシミュレートするには、Ctrl + Shift + Page Up または Ctrl + Shift + Page Down キーを押します。
| キー（組み合わせ） | 機能 |
|---|---|
| Delete | 選択されたダイアログエレメントの削除 |
| Ctrl + C | コピー |
| Ctrl + V | 貼り付け |
