このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
壁紙コントロールは、ダイアログまたは一定のダイアログエレメント(例:コントロールボックスおよびダイアログバー)によって表示できる背景を定義します。 壁紙コントロールは、壁紙をどのようにレンダリングするかを決定する関連属性と一緒に画像を指定します。 例えば、壁紙は、単一画像としてではなく、繰り返しパターン(タイリング)としてレンダリングされるように指定できます。 単一画像の場合は、ホストダイアログまたはダイアログエレメントを基準として、画像を水平または垂直に揃えるように設定できます。
壁紙コントロールに "透過" スタイルを設定し、壁紙コントロールの背景色(存在する場合)と同じ色になっているピクセルをすべて描画しないように指定すると、壁紙の画像が透けて描画されます。 明示的な背景色が設定されない場合、透過性の色は画像の最上部左のピクセルの色であるとみなされます。
壁紙を使用してダイアログまたはダイアログエレメントの背景を塗りつぶすには、ダイアログまたはダイアログエレメントの WALLPAPER 属性を目的の壁紙コントロールのハンドルに設定する必要があります。 Natural は、特定の壁紙コントロールを使用するオブジェクトを把握し、この壁紙コントロールに変更が行われたり、壁紙コントロールが削除された場合は、これらの各オブジェクトを自動的に更新します。 壁紙コントロールが削除された場合は、各オブジェクトの WALLPAPER 属性が自動的に NULL-HANDLE にリセットされます。
属性名 | 照会 | 設定/変更 | 属性 ウィンドウ |
---|---|---|---|
BACKGROUND-COLOUR-NAME | X | X/X | X |
BACKGROUND-COLOUR-VALUE | X | X/X | X |
BITMAP-FILE-NAME | X | X/X | X |
BLEND | X | X/- | X |
CLIENT-HANDLE | X | X/X | |
CLIENT-KEY | X | X/X | |
CLIENT-VALUE | X | X/X | |
FIRST-CHILD | X | -/- | |
LAST-CHILD | X | -/- | |
PARENT | X | X/- | |
PREDECESSOR | X | -/- | |
STYLE | X | X/- | X |
SUCCESSOR | X | X/- | |
TYPE | X | X/- | |
VISIBLE | X | X/X | X |
このダイアログエレメントではイベントは作成されません。