DDM エディタの使用

DDM エディタ画面 はテーブルで構成されており、フィールド定義データは行および列に含まれています。DDM に定義されているフィールドに属するすべての属性は、1 行(ソースコード行)に含まれており、タブで区切られています。

このセクションでは、DDM エディタ画面の列について説明し、DDM フィールドの作成と変更、画面内の移動、DDM ソースの作成などを実行できるコマンドについて説明します。


DDM ヘッダー情報

このセクションでは、DDM エディタ画面上部のヘッダーに含まれるフィールドとその変更方法について説明します。また、Tamino 固有の doctype 情報を読み取り専用で表示できます。

DDM ヘッダーフィールドの説明

次の表は、DDM ヘッダーに含まれるフィールドとその説明を示しています。Tamino 固有の doctype フィールドについては、『プログラミングガイド』の「Tamino XML スキーマ言語について」も参照してください。

ヘッダーフィールド 説明
DBID

グローバルコンフィグレーションファイルで指定されているデータベース ID(DBID)です。DBID には、DDM によって参照されるデータベースファイルが含まれています。

有効範囲:065535255 を除く)

以下の項目も参照してください。『コンフィグレーションユーティリティ』ドキュメントの「DBMS 割り当て」および「データベース管理

0(ゼロ)を指定すると、NATPARM パラメータファイル内の UDB プロファイルパラメータで指定されているデフォルトの DBID が使用されます。

フィールドの内容を変更する方法については、「DDM ヘッダーフィールドの変更」を参照してください。

FNR データベースで参照されるファイル番号です。

Tamino からの DDM のファイル番号は、常に 1 となります。この値は変更できません。

有効範囲:15000

フィールドの内容を変更する方法については、「DDM ヘッダーフィールドの変更」を参照してください。

DDM DDM エディタのワークエリアに現在含まれている DDM の名前です。
Line 現在カーソルが置かれているソースコード行の番号です。
DEF. SEQ. Tamino では使用できません。

Natural プログラムの READ LOGICAL ステートメントを使用してアクセスするときの、ファイル読み込みのデフォルト順序です。『ステートメント』ドキュメントの READ ステートメントの説明も参照してください。

デフォルト順序は、2 文字のフィールドのショートネームを使用して指定します。ショートネームは、選択したファイル番号に基づいて検証されます。データベースがアクセス可能な場合、データベースファイルの対応するフィールドに対し、ショートネームがチェックされます。該当するフィールドがデータベースに存在しない場合、有効なショートネームの選択リストが表示されます。データベースにアクセスできない場合、選択リストは生成されません。

フィールドの内容を変更する方法については、「DDM ヘッダーフィールドの変更」を参照してください。

TYPE Tamino データベースから作成された DDM の場合は、タイプ XML が表示されます。
Collection 読み取り専用の Tamino 固有 doctype 情報です。

Tamino データベース内で使用されているコレクションの名前

doctype 情報を表示するには、「Tamino の doctype 情報の表示」を参照してください。

Schema 読み取り専用の Tamino 固有 doctype 情報です。

Tamino データベース内で使用されている Tamino XML スキーマの名前

doctype 情報を表示するには、「Tamino の doctype 情報の表示」を参照してください。

Doctype 読み取り専用の Tamino 固有 doctype 情報です。

コレクション内の doctype の名前

doctype 情報を表示するには、「Tamino の doctype 情報の表示」を参照してください。

Namespace URI
Prefix

読み取り専用の Tamino 固有 doctype 情報です。

doctype に対応する、名前空間 URI/接頭辞の組み合わせのリスト

doctype 情報を表示するには、「Tamino の doctype 情報の表示」を参照してください。

Tamino の doctype 情報の表示

Start of instruction setTamino 固有の doctype 情報の表示/非表示を切り替えるには

  • F12 キーを押します(トグル切り替え)。

    または:
    MISC]メニューで、[SHOW DOCTYPE INFO ON/OFF]を選択します。

    表示設定になっている場合(デフォルト設定は非表示)、次の例のように、DDM エディタ画面の中央下部に[Doctype Information]セクションが表示されます。

    01/10/2004                       DDM Services                                  
    11:05:45               V 6.1.1 Pl 9   Software AG 2004              Line: 1    
    DBID: 175   FNR: 1     DDM: DDM_TEST                         TYPE: XML         
       C   T   L  Name                              F      Length  D               
           G   1  EMPLOYEE                                                         
           G   2  GROUP$1                                                          
               3  PERSONNEL-ID                      A           8  D               
           G   2  GROUP$2                                                          
           G   3  FULL-NAME                                                        
           G   4  GROUP$3                                                          
               5  FIRST-NAME                        A          20  D               
               5  MIDDLE-NAME                       A          20  D               
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Doctype Information ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
    Collection: NATDemoData1                                                       
    Schema    : Employee                                                           
    Doctype   : Employee                                                           
                                                                                   
    Namespace URI                                                       Prefix     
    ------------------------------------------------------------------------------ 
    http://www.w3.org/2001/XMLSchema                                    xs         
                                                                                   
                                                                                   
    F1  HELP  F2 CHOICE F3  STOW+EXIT      F10 STOW             F11 CHECK          
    F12 DOCTYPE INFO    F13 MODIFY HEADER  F14 SHOW EXT FIELD   F15                
    

DDM ヘッダーフィールドの変更

Start of instruction setDDM ヘッダーフィールドの内容を変更するには(Tamino 固有の情報は読み取り専用です)

  1. F13 キーを押します。

    または:
    MISC]メニューで、[MODIFY DDM-HEADER]を選択します。

    変更可能な最初のヘッダーフィールド(DBID)にカーソルが移動します。

  2. TAB キーを押すと、変更可能な次のヘッダーフィールドに移動します。

フィールド属性列

このセクションでは、DDM エディタ画面の行や列に定義できるフィールド属性について説明します。

列見出し フィールド属性
T
フィールドのタイプ。
   
空白 エレメンタリフィールド。
このタイプのフィールドは、データを保持できますが、他のフィールドを含むことはできません。
レコード内に値を 1 つのみ持つことができます。
   
G グループ。
グループは、共通のグループ名を使用して定義されたフィールドの集まりです。これにより、個別のフィールドすべての名前ではなく、グループ名を使用して、複数のフィールドをまとめて参照することができます。このようなフィールドはデータを保持することができず、他のフィールドのコンテナに過ぎません。

注意:
DDM に定義するグループは、必ずしもその DDM が参照する Natural オブジェクトのグループとして定義されている必要はありません。

   
M Tamino では使用できません。
マルチプルバリューフィールド。
このタイプのフィールドは、レコード内に複数の値を持つことができます。
プログラミングガイド』の「マルチプルバリューフィールド」も参照してください。
   
P Tamino では使用できません。
ピリオディックグループ。
1 つのレコードに複数の値を含めることのできるフィールドのグループ。
プログラミングガイド』の「ピリオディックグループ」も参照してください。
   
* コメント行。
L フィールドに割り当てるレベル番号。

レベルは、フィールド定義の構造およびグループ化を示すために使用します。このレベルは、ビュー定義再定義、およびフィールドグループのレベルと対応しています(『プログラミングガイド』の該当するセクションを参照)。

有効なレベル番号は 17 です。

Tamino の場合:有効なレベル番号は 199 です。

レベル番号は、連続した昇順で指定する必要があります。

DB

Tamino では使用できません。

デフォルトでは、[DB]列は非表示に設定されています。表示/非表示を切り替えるには、F12 キーを押します(トグル切り替え)。

DB]列には、データベースファイル内の対応するフィールドの 2 文字のショートネームが表示されます(「[DB]列の例」も参照)。

フィールドの作成:

新しい DDM フィールドを作成したときに[DB]列が非表示に設定されている場合、DDM エディタによって、まだ別のフィールドで使用されていないショートネームが新しいフィールドに割り当てられます。これは、新しいフィールドについては、データベースファイルと DDM の間に相関性がないことを意味します。新しいフィールドのショートネームが確実にデータベースでチェックされるようにするには、「編集および機能実行のためのコマンド」の説明に従って、行コマンド I を使用してフィールドを作成します。

Name フィールドの名前。

3~32 文字(Adabas のフィールドの場合)および 1~32 文字(SQL の列および Tamino doctype の場合)になります。

名前を作成する規則はユーザー定義変数の命名規則に準拠します(『Natural の使用』ドキュメントを参照)。ただし、名前の最初の文字は常に大文字のラテン文字(A~Z)にする必要があります。また、名前を L@ または N@ を持つ文字です。これらの接頭辞を使用して、次のセクションの説明のように、インジケータフィールドが識別されます。

フィールド名は、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドを参照するために使用される名前です。

フィールド名は、DDM 全体で一意です。

Tamino の場合、フィールド名は必ずしも Tag Name と同じ名前である必要はありません(「Tamino 固有の拡張フィールド属性」を参照)。

F A(英数字)、P(パック型数値)、L(論理)などの、エレメンタリフィールドの Natural データフォーマットです。

有効な Natural データフォーマットについては、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数のフォーマットおよび長さ」を参照してください。

Length
エレメンタリフィールドの標準長。

この長さは、Natural プログラムで上書きできます。

数値フィールド(Natural データフォーマット N)の場合、nn.m の形式で長さを指定します。nn は小数点の前の桁数、m は小数点の後の桁数を表します。

 
Length]入力フィールドには、数値としてフィールド長を指定することも、フィールド長が変数であることを示すキーワード DYNAMIC を入力することもできます。

詳細については、『プログラミングガイド』の「可変長の列に対する DDM の生成および編集」を参照してください。

S
Tamino では使用できません。

空値抑制オプション。

   
空白 Adabas の標準の抑制が使用されることを示します。英数字フィールドの末尾の空白、および数値フィールドの先行ゼロが抑制されます。
   
F Adabas の固定ストレージオプションを使用してフィールドが定義されていることを示します。つまり、抑制は行われず、フィールドは圧縮なしで保存されます。
   
N Adabas の空値抑制オプションを使用してフィールドが定義されていることを示します。これは、フィールドの空値がインバーテッドリストに保存されないため、FIND ステートメントの WITH 節、HISTOGRAM ステートメント、または READ LOGICAL ステートメントでフィールドが使用されたときに空値が返されないことを意味します。
   
M SQL の空値オプション not null を使用してフィールドが定義されていることを示します。このフィールドの [Remark]フィールド(「拡張フィールド属性の指定」を参照)には、NN NCnot nullnot counted)が使用されます。このフィールドの下には、対応する空値インジケータフィールドが表示されます。
D
配列ではないエレメンタリフィールドの Adabas ディスクリプタタイプ。

ディスクリプタは、READ ステートメントまたは FIND ステートメントを使用して実行するデータベース検索の基準として使用できます。例えば、[D]列が[D]または[S]の Adabas データベースのフィールドは、READ ステートメントの BY 節に使用できます。READ ステートメントを使用してデータベースからレコードが読み込まれると、この列が[D]または[S]であるすべてのフィールドを DISPLAY ステートメントで参照できます。

Tamino XML スキーマでは、全体の多重度が最大 1 の場合、つまり要素およびスキーマ内の先行要素の maxOccurs の値が 1 を超えない場合、DDM のディスクリプタとしてその要素はマークされます。

ディスクリプタタイプは次のとおりです。
   
空白 非ディスクリプタ。
このフィールドはディスクリプタではありません。
   
   
D エレメンタリディスクリプタ。
FIND ステートメントの検索条件および FIND ステートメントのソートキーとして使用する、または READ ステートメントでの論理順読み込みを制御するために、このフィールドの値リストが Adabas によって作成および管理されます。
   
H Tamino では使用できません。
ハイパーディスクリプタ。
ハイパーディスクリプタは Adabas のユーザー出口です。Natural では、フォネティックディスクリプタと同じ機能を提供します(下記参照)。
   
N Tamino では使用できません。
非ディスクリプタ。
非ディスクリプタはディスクリプタではありませんが、非ディスクリプタ検索で検索フィールドとして使用できます。
   
P Tamino では使用できません。
フォネティックディスクリプタ。
フォネティックディスクリプタによって、フィールドのフォネティック検索(人の名前など)を実行できます。フォネティック検索では、発音が検索値に類似するすべての値が返されます。
   
S Tamino では使用できません。
サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタ。
サブディスクリプタ/スーパーディスクリプタにマルチプルバリューフィールド、ピリオディックグループのフィールド、またはこれらのフィールドの一部が含まれている場合、このサブディスクリプタ/スーパーディスクリプタのフィールドタイプの列に M または P がマークされます。これにより、Natural では、このサブディスクリプタ/スーパーディスクリプタに対する検索アルゴリズムを適切に作成できます。

[DB]列の例

 01/10/2004                       DDM Services                               
 19:02:57               V 6.1.1 Pl 9   Software AG 2004              Line: 1 
 DBID: 20    FNR: 14    DDM: EMPLOYEES                        DEF.SEQ.:      
    C   T  DB  L Name                              F  Length  S  D           
           AA  1 PERSONNEL-ID                      A     8       D           
        *        CNNNNNNN                                                    
        G  AB  1 FULL-NAME                                                   
           AC  2 FIRST-NAME                        A    20    N              
           AD  2 MIDDLE-I                          A     1    N              
           AE  2 NAME                              A    20       D           
           AD  1 MIDDLE-NAME                       A    20    N              
           AF  1 MAR-STAT                          A     1    F              
        *        M=MARRIED                                                   
           AG  1 SEX                               A     1    F              
           AH  1 BIRTH                             N  06.0       D           
           AH  1 N@BIRTH                           I     2       D           
        G  A1  1 FULL-ADDRESS                                                
        M  AI  2 ADDRESS-LINE                      A    20    N

インジケータフィールド

インジケータフィールドは、可変長フィールドの長さ、またはデータベースフィールドのデータの有意性(NULL 値インジケータ)に関する情報を取得するために使用します。インジケータフィールドには、データベースフィールドの内容は格納されていません

L@ または N@ で始まるデータベースフィールド名は、NATCONV.INI コンフィグレーションファイルに指定されているインジケータ(『オペレーション』ドキュメントの「異なる文字セットを使用する方法」にある、IDENTIFIER-VALIDATION の説明も参照)に従って、インジケータフィールドとして解釈されます。したがって、インジケータフィールドでないフィールドの場合、これらの文字列以外でデータベースフィールド名を始める必要があります。

DDM が最初に生成されるときは、次の処理が実行されます。

  • L@xxxxx]フィールドは、あらゆる可変長フィールドに自動的に追加されます。xxxxx は、関連付けられているフィールドの名前です。

    これは、Adabas ファイルのロング英数字(LA)フィールドとラージオブジェクト(LB)フィールドに適用されます。

    長さインジケータが LA、LB、LOB の各フィールドに関連付けられている場合、Natural データフォーマット/データ長は I4 である必要があります。VARCHAR フィールドの場合、データフォーマット/データ長は I2 である必要があります。

  • N@xxxxx]フィールドは、NULL 値を保持できるフィールドに自動的に追加されます。xxxxx は、関連付けられているフィールドの名前です。

    これは、SQL の空値オプションが定義されている Adabas フィールド、。NULL インジケータフィールドの Natural データフォーマット/データ長は I2 である必要があります。

フィールド列のヘルプ

次のセクションでは、DDM エディタ画面で使用できるフィールド列に対するヘルプ機能を起動する方法について説明します。

Start of instruction setフィールド列のヘルプ情報を表示するには

  • フィールドの有効値を入力する方法を確認するには、該当のフィールドにカーソルを移動して F1 キーを 1 回押します。

    または:
    フィールドの有効値をリストから選択するには、該当のフィールドにカーソルを移動して F2 キーを押します。

編集および機能実行のためのコマンド

このセクションでは、DDM エディタで使用できる位置調整コマンド、行コマンド、エディタコマンド、および Natural システムコマンドについて説明します。

位置調整コマンドは DDM エディタ画面内の移動に使用し、行コマンドは 1 行以上の DDM ソースコード行の操作に使用します。エディタコマンドはエディタ画面の表示モードの変更などに使用し、システムコマンドは DDM のソースやカタログ化オブジェクトの保存などに使用します。

位置調整コマンド

DDM エディタ画面内を移動するには、次のキーを使用します。

キー 説明
DOWN-ARROW 1 行スクロールダウンします。
LEFT-ARROW 画面を左に移動します。
RIGHT-ARROW 画面を右に移動します。
UP-ARROW 1 行スクロールアップします。
TAB ある入力列フィールドから次のフィールドに移動します。

行コマンド

DDM エディタで有効な行コマンドは、単一または複数の DDM ソースコード行のコピー、削除、挿入、移動に使用します。以下に説明されている行コマンドを DDM ソースに入力する代わりに、「ファンクションキーの割り当て」で説明されている、対応するファンクション(F)キーを使用できます。

Start of instruction set行コマンドを実行するには

  • DDM エディタ画面上で、コマンドを適用するソースコード行の列 C にカーソルを移動し、以下にリストされている行コマンドのいずれかを入力します。

    行コマンド 説明
    C マークされている行ブロックをコピーします。

    行ブロックを X および Y で区切り、行ブロックのコピー先の下の行にカーソルを移動して C を入力します。

    D 行コマンドを入力した行、またはマークされている行ブロックを削除します。

    行ブロックを X および Y で区切り、D を入力します。

    H 行ブロックのマークを削除します。
    I 行コマンドを入力した行の上に、空行が挿入されます。

    データベースが有効な場合、[Select Database Field]ウィンドウが表示され、フィールドのショートネームを選択できます。

    +------- Select Database Field -------+
    ¦ AA AA-1                             ¦
    ¦ AB AB-1                             ¦
    ¦ AC AC-1                             ¦
    ¦ AE AE-1                             ¦
    ¦ AD AD-1                             ¦
    +-------------------------------------+
    

    フィールド属性列」の DB の説明も参照してください。

    M マークされている行ブロックを移動します。

    行ブロックを X および Y で区切り、行ブロックの移動先の下の行にカーソルを移動して M を入力します。

    X コピー、削除、移動する行ブロックの最初の行をマークします。
    Y コピー、削除、移動する行ブロックの最後の行をマークします。

エディタおよびシステムコマンド

DDM エディタで使用できるエディタコマンドまたは Natural システムコマンドは、DDM エディタメニューの[COMMANDS]、[MISC]、[QUIT]、またはファンクション(F)キーを使用して実行します。

Start of instruction setメニューからエディタコマンドまたはシステムコマンドを実行するには

  1. DDM エディタ画面で ESC キーを押します。

    DDM エディタメニューの[COMMANDS]、[MISC]、および[QUIT]が DDM エディタ画面上部に表示されます。

    (「DDM エディタの起動と終了」の画面例も参照)

  2. メニューを選択して ENTER キーを押します。

    有効なコマンドのリストが表示されます。コマンドおよび対応する F キー(対応するキーがある場合)については、このセクションで後述します。

  3. 現在の DDM ソースに対して実行するコマンドを選択し、ENTER キーを押します。

次のセクションでは、DDM エディタメニューで使用できるエディタコマンドまたはシステムコマンド、および標準のファンクションキーの割り当てについて説明します。

COMMANDS]メニュー

COMMANDS]メニューで使用できるコマンドは、同じ名前の Natural システムコマンドに対応しています。これらのメニューは、DDM エディタの編集エリアにある DDM ソースのチェックやスキャンに使用します。また、ソースおよび/またはカタログ化オブジェクトとして、現在の Natural ライブラリおよび/またはシステムファイルにソースを保存します。

次の表は、[COMMANDS]メニューオプションと対応する F キー(対応するキーがある場合)を示しています。

メニューオプション F キー 説明
CATALOG   システムコマンド』ドキュメントのシステムコマンド CATALOG の説明に従って、DDM ソースをカタログ化オブジェクトとして保存します。
CHECK F11 システムコマンド』ドキュメントのシステムコマンド CHECK の説明に従って、DDM ソースの構文をチェックします。
SAVE   システムコマンド』ドキュメントのシステムコマンド SAVE の説明に従って、DDM ソースをソースオブジェクトとして保存します。
SCAN   システムコマンド』ドキュメントのシステムコマンド SCAN の説明に従って、DDM ソース内の文字列を検索します。別の文字列で文字列を置き換えるオプションも使用できます。
STOW F10 システムコマンド』ドキュメントのシステムコマンド STOW の説明に従って、DDM ソースの構文をチェックし、ソースおよびカタログ化オブジェクトの両方を保存します。

MISC]メニュー

次の表は、[MISC]メニューオプションと対応する F キー(対応するキーがある場合)を示しています。

メニューオプション F キー 関数
DB-SHORT-NAMES (ON/OFF) F12 Tamino では使用できません。

DDM エディタ画面の属性列[DB]の表示/非表示を切り替えます。「フィールド属性列」の DB の説明も参照してください。

SHOW DOCTYPE INFO (ON/OFF) F12 Tamino にのみ適用されます。

DDM エディタ画面の[Doctype Information]セクションの表示/非表示を切り替えます。「Tamino の doctype 情報の表示」を参照してください。

MODIFY DDM-HEADER F13 DDM エディタのヘッダーフィールド[DBID]、[FNR]、および[DEF.SEQ.]編集モードで表示します。

DDM ヘッダー情報」も参照してください。

SHOW EXTENDED FIELDS (ON/OFF) F14 DDM エディタ画面の[Extended Field Information]セクションの表示/非表示を切り替えます。「拡張フィールド属性の指定」を参照してください。
EDIT EXTENDED FIELDS F15 DDM エディタ画面の[Extended Field Information]セクションのフィールドを、編集モードで表示します。「拡張フィールド属性の指定」を参照してください。
SHOW COUPLED FILES   Adabas ファイルを参照する DDM にのみ適用されます。

この DDM に対し、ファイルが物理的にカップリングされていることを示します。ファイルは Adabas ディスクリプタを使用してカップリングされます。

ファイルカップリングの詳細については、『Adabas』ドキュメントを参照してください。

QUIT]メニュー

次の表は、[QUIT]メニューオプションと対応する F キー(対応するキーがある場合)を示しています。

メニューオプション F キー 説明
EXIT (with STOW) F3 STOW コマンド(「[COMMANDS]メニュー」を参照)を実行し、DDM エディタを終了します。
QUIT (without STOW)   変更内容の保存および STOW コマンド(「[COMMANDS]メニュー」を参照)の実行を行わずに、DDM エディタを終了します。

ファンクションキーの割り当て

F キーが有効なコマンドでは、DDM エディタメニューまたは行コマンドの代用として F キーを使用できます。また、F キーを使用して、DDM エディタで有効なコマンドやフィールドのヘルプ情報を確認できます。

Start of instruction set現在の F キーの割り当てをリストするには

  • DDM エディタ画面で F1 キーを 2 回押します。

次の表は、メニューオプションまたは行コマンドに対応する、すべての標準の F キー割り当てのリストを示しています。

ファンクションキー 説明
F1 HELP

1 回押すと、カーソルが置かれているフィールドのヘルプ機能が表示されます。

2 回押すと、現在の F キー設定についてのヘルプ情報が表示されます。

F2 CHOICE

カーソルが置かれているフィールドの選択ウィンドウ(対応するウィンドウがある場合)が表示されます。このウィンドウから、値を選択できます。有効な選択オプションがない場合、代わりにヘルプ情報ウィンドウが表示されます。

F3 STOW + EXIT

QUIT]メニューの EXIT (with STOW) に対応しています。

F4F9
F4F9 キーは DDM エディタ画面には表示されません。これは、他のキーに再割り当てできるためです。現在の F キーの設定を表示または変更するには、関連するセクションに記載されている、[Services Profile]メニューの[Function Keys]オプションを使用します。

F4F9 キーは次の行コマンドに対応しています。

   
F4 行コマンド D に対応しています。
F5 行コマンド I に対応しています。
F6 行コマンド X および Y に対応しています。
F7 行コマンド H に対応しています。
F8 行コマンド C に対応しています。
F9 行コマンド M に対応しています。
 
F キーを使用して行ブロックをコピーまたは移動するには」も参照してください。
F10 STOW

COMMANDS]メニューの STOW に対応しています。

F11 CHECK

COMMANDS]メニューの CHECK に対応しています。

F12 DB-SHORT-NAMESまたは DOCTYPE INFO

スイッチを切り替えます。

Adabas:[MISC]メニューの DB-SHORT-NAMES (ON/OFF) に対応しています。

Tamino:[MISC]メニューの SHOW DOCTYPE INFO (ON/OFF) に対応しています。

F13 MISC]メニューの MODIFY DDM-HEADER に対応しています。
F14 SHOW EXT FIELD または HIDE EXT FIELD

スイッチを切り替えます。

MISC]メニューの SHOW EXTENDED FIELDS (ON/OFF) に対応しています。

F15 EDIT EXT FIELD

MISC]メニューの EDIT EXTENDED FIELDS に対応しています。

Start of instruction setF キーを使用して行ブロックをコピーまたは移動するには

  1. コピー、削除、または移動する行ブロックの最初の行にカーソルを移動して、F6 キーを押します。

    行がマークされます。

  2. DOWN-ARROW キーまたは UP-ARROW キーを押して、次の行または前の行に移動します。

    追加の行がそれぞれマークされます。

  3. マークする行ブロックの最後の行で F6 キーを押し、それ以上行がマークされないようにします。

  4. 行ブロックのコピー先または移動先の下の行にカーソルを移動して、F8 キーまたは F9 キーを押します。

拡張フィールド属性の指定

拡張フィールドの編集機能では、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドが使用されるときに適用される、ヘッダー、編集マスク、および注釈に対するデフォルトのフィールド属性を指定するためのオプションが用意されています。

ヘッダー属性では、DISPLAY ステートメントなどの出力時にフィールドの上部に表示される、デフォルトの列ヘッダーを指定します。ヘッダーが指定されていない場合、フィールド名が列ヘッダーとして使用されます。

編集マスク属性では、DISPLAY ステートメントなどによるフィールドの出力時に使用される、デフォルトの編集マスクを指定します。編集マスクは、Natural 構文規則に準拠し、フィールドの Natural データフォーマットおよびデータ長に対して有効な値が指定されている必要があります。

注釈属性では、フィールドについてのコメントを指定します。

Tamino の場合、拡張フィールド編集機能にも Tamino 固有の情報が追加されています。

関連トピック:

  • DISPLAY および『ステートメント』ドキュメントの INPUT

  • パラメータリファレンス』ドキュメントの「EM - 編集マスク

以下のセクションでは、次のトピックについて説明します。

拡張フィールド属性の表示/非表示の切り替え

このセクションでは、拡張フィールド属性の表示/非表示を切り替える方法について説明します。

Start of instruction set拡張フィールド属性の表示/非表示を切り替えるには

  • F14 キーを押します。

    または:
    MISC]メニューで、[SHOW EXTENDED FIELDS (ON/OFF)]を選択します。

    表示設定になっている場合(デフォルト設定は非表示)、次の例のように、DDM エディタ画面の中央下部に[Extended Field Information]セクションが表示されます。

    Adabas からの拡張フィールド属性の例

     23/09/2004                       DDM Services                                  
     15:16:36               V 6.1.1 Pl 9   Software AG 2004              Line: 8    
     DBID: 20    FNR: 14    DDM: EMPLOYEES                        DEF.SEQ.:         
        C   T      L Name                              F  Length  S  D              
                   1 PERSONNEL-ID                      A     8       D              
            *        CNNNNNNN                                                       
            G      1 FULL-NAME                                                      
                   2 FIRST-NAME                        A    20    N                 
                   2 MIDDLE-I                          A     1    N                 
                   2 NAME                              A    20       D              
                   1 MIDDLE-NAME                       A    20    N                 
                   1 MAR-STAT                          A     1    F                 
            *        M=MARRIED                                                      
                   1 SEX                               A     1    F                 
                   1 BIRTH                             N  06.0       D              
                   1 N@BIRTH                           I     2       D              
            G      1 FULL-ADDRESS                                                   
            M      2 ADDRESS-LINE                      A    20    N                 
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Extended Field Information ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
             Header   : MARITAL/STATUS                                              
             Edit Mask:                                                             
             Remark   : NC                                                          
     F1  HELP  F2 CHOICE F3  STOW+EXIT      F10 STOW             F11 CHECK          
     F12 DB-SHORT-NAMES  F13 MODIFY HEADER  F14 HIDE EXT FIELD   F15 EDIT EXT FIELD 
    

    Tamino からの拡張フィールド属性の例

    01/10/2004                       DDM Services                                  
    13:52:41               V 6.1.1 Pl 9   Software AG 2004              Line: 11   
    DBID: 102   FNR: 1     DDM: EMPLOYEES-TAMINO                 TYPE: XML         
       C   T   L  Name                              F      Length  D               
           G   4  GROUP$3                                                          
               5  FIRST-NAME                        A          20  D               
               5  MIDDLE-NAME                       A          20  D               
               5  MIDDLE-I                          A          20  D               
               5  NAME                              A          20  D               
               3  MAR-STAT                          A           1  D               
               3  SEX                               A           1  D               
               3  BIRTH                             A          10  D               
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Extended Field Information ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    Header       : Marital/Status                                                  
    Edit Mask    :                                                                 
    Remark       : xs:string                                                       
    Tag Name     : Mar-Stat                                                        
    XPath        : /Employee/Mar-Stat                                              
    Occurrence   :                                                                 
    Flags        : MULT_OPTIONAL                                                   
    Default Value:                                                                 
    Fixed Value  :                                                                 
    F1  HELP  F2 CHOICE F3  STOW+EXIT      F10 STOW             F11 CHECK          
    F12 DOCTYPE INFO    F13 MODIFY HEADER  F14 HIDE EXT FIELD   F15 EDIT EXT FIELD 
    

Extended Field Information]セクションに表示されるフィールドの内容は、カーソルが置かれているフィールドによって変わります。上の例では、カーソルは MAR-STAT に置かれています。

拡張フィールド属性の編集

次のセクションでは、DDM エディタ画面の[Extended Field Information]セクションに含まれるフィールド属性を編集する方法について説明します。Tamino 固有の拡張フィールド属性(関連セクションを参照)は編集できないことに注意してください。

Start of instruction set[Extended Field Information]セクションのフィールドを編集するには

  • F15 キーを押します。

    Extended Field Information]セクションの[Header]入力フィールドにカーソルが移動します。このフィールドは強調表示され、編集することができます。

    次の入力フィールドに移動するには、DOWN-ARROW キーまたは TAB キーを押します。

    前のフィールドに移動するには、UP-ARROW キーを押します。

Start of instruction setフィールドの変更を保存する/保存しないにかかわらず、編集を終了するには

  • ENTER キーを押します。

    Extended Field Information]セクションの外にカーソルが移動します。

Tamino 固有の拡張フィールド属性

Tamino 固有の拡張フィールド属性は、Tamino XML スキーマ定義から抽出されます。

Header]、[Edit Mask]、[Remark]の各フィールドの他に、次の読み取り専用の Tamino 固有の属性が[Extended Field Information]セクションに表示されます。

属性 関数
Tag Name Tamino doctype 内のフィールド名。

この名前は XML ドキュメント全体で一意である必要はありません。Tag Name を持たないグループフィールドもあります。

XPath Tamino doctype 内のフィールドを参照する完全な XPATH。

XPATH 情報は、指定された XML ドキュメント内のデータ要素を一意に識別するために、アプリケーションの実行時に使用されます。したがって、XPATH 情報は変更できません。

XPATH を持たないグループフィールドもあります。

Occurrence 最大および最小のオカレンス数です。

Tamino では、Tamino XML スキーマから抽出されたフィールドの多重度を表します。フィールドの多重度は、Tamino XML スキーマの maxOccurs ファセットで表されます。

Flags
フラグを使用して、Tamino グループ構造内のフィールドの階層構造を表します。フラグは、特別なグループ構造(つまり、要素タグの属性)や複数オカレンスを適切に認識するために内部的に使用されます。また、XML ドキュメント内で必須または任意の DDM フィールドを識別できます。

フラグは、1 つのフィールドに対して組み合わせて使用できます。

次のフラグを表示できます。

   
ARRAY フィールドは配列です。つまり、maxOccurs は 1 より大きな値です。
   
GROUP_ATTRIBUTES フィールドは、先行フィールドのサブフィールド属性を持つグループです。
   
GROUP_ALTERNATIVES フィールドは、選択コンストラクタを表すグループです。選択要素がサブフィールドとして含まれます。
   
GROUP_SEQUENCE フィールドは、順序コンストラクタを表すグループです。順序要素がサブフィールドとして含まれます。
   
GROUP_ALL フィールドは、すべてのコンストラクタを表すグループです。すべての要素がサブフィールドとして含まれます。
   
ATTR_REQUIRED フィールドは、必須としてマークされている属性です。
   
ATTR_OPTIONAL フィールドは、任意としてマークされている属性です。
   
ATTR_PROHIBITED フィールドは、禁止としてマークされている属性です。
   
MULT_OPTIONAL フィールドは、XML ドキュメントで複数回使用できますが、必須ではありません。
   
MULT_REQUIRED フィールドは、XML ドキュメントで複数回使用する必要があります。
   
MULT_ONCE フィールドは、XML ドキュメントで正確に一度だけ使用する必要があります。
   
SIMPLE_CONTENT フィールドが simpleContentcomplexType として定義さました。
Default Value フィールドに割り当てられるデフォルト値です。この属性はまだ使用されていません。
Fixed Value フィールドに割り当てられる固定値です。この属性はまだ使用されていません。

SQL 固有の拡張フィールド属性

Header]、[Edit Mask]、および[Remark]の各フィールドの他に、次の読み取り専用の SQL 固有の属性が[Extended Field Information]セクションに表示されます。

属性 関数
SQLTYPE Oracle データベースに含まれている場合に、データタイプ BLOB(バイナリラージオブジェクト)または CLOB(文字ラージオブジェクト)から生成される情報です。

エディタの設定 - サービスプロファイル

DDM サービスの[Services Profile]メニューは、ファンクション(F)キー F4F9 の割り当てや[DB]列の表示モードに対する DDM エディタのプロファイル設定を表示したり変更したりするために使用します。

Start of instruction setサービスプロファイルを起動するには

  • DDM Services]画面で、[Services Profile]を選択します。

    次のようなメニューオプションが表示されます。

     
     22/09/2004                       DDM Services              Library: SYSTEM     
     14:21:44               V 6.1.1 Pl 9   Software AG 2004     DBID   :            
     User: SAG                                                  FNR    :            
    +------------------------------------------------------------------------------+
    ¦   Library         DDM Maintenance           Services Profile         Quit    ¦
    +---------------------------------------------+-------------------+------------+
                                                  ¦ Function Keys     ¦             
                                                  ¦ Other Definitions ¦             
                                                  +-------------------+             
                                                                                    
                                                                  
                                                                                    
                                                                                    
                                                                  
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                    
     Show Other Definitions                                                         
    

このセクションでは、[Services Profile]メニューオプションについて説明します。

ファンクションキー

Function Keys]オプションでは、F4F9 の各キーを再割り当てできます。これらの F キーは、DDM エディタで行コマンド(関連セクションを参照)を実行するために使用します。

Start of instruction setF キーを再割り当てするには

  1. Services Profile]メニューで、[Function Keys]を選択します。

    現在の F キーの割り当てがリストされた[Profile settings]ウィンドウが表示されます。

    +--- Profile settings ----+-
    ¦ Delete        F4        ¦ 
    ¦ Insert        F5        ¦ 
    ¦ Mark Block    F6        ¦ 
    ¦ Unmark Block  F7        ¦ 
    ¦ Copy          F8        ¦ 
    ¦ Move          F9        ¦ 
    +-------------------------+ 
    
  2. Profile settings]ウィンドウ上で、再割り当てする機能の行にカーソルを移動し、その機能を割り当てる F キーを押します。他の DDM サービス機能にまだ割り当てられていない F キーのみ割り当てできます。

    次の例のように、新しい F キー設定が[Profile settings]ウィンドウに表示されます。

    +--- Profile settings ----+
    ¦ Delete        F21       ¦
    ¦ Insert        F5        ¦
    ¦ Mark Block    F6        ¦
    ¦ Unmark Block  F7        ¦
    ¦ Copy          F8        ¦
    ¦ Move          F9        ¦
    +-------------------------+
    

他の定義

Tamino では使用できません。

Other Definitions]オプションでは、「フィールド属性列」の説明に従って、[DB]列の表示/非表示を指定できます。

Start of instruction set[DB]列の表示モードを変更するには

  1. Services Profile]メニューで、[Other Definitions]を選択します。

    Profile settings]ウィンドウが表示されます。

    +------- Profile settings -------+
    ¦ Display Database short names N ¦
    +--------------------------------+
    
  2. 常に[DB]列を表示する場合は[Y](Yes)、常に非表示にする場合は[N](No)に、現在の値を変更します。