バージョン 4.2.5
 —  ステートメント  —

SET GLOBALS

SET GLOBALS parameter=value

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。


機能

SET GLOBALS ステートメントは、セッションパラメータの値を設定するために使用します。

パラメータは、SET GLOBALS ステートメントを含むプログラムのコンパイル時または実行時に評価されます。どちらで評価されるかは、個々のパラメータよって異なります。

SET GLOBALS で指定したパラメータ設定は、後続の SET GLOBALS ステートメント(または GLOBALS システムコマンド)で上書きされない限り、Natural セッションが終了するまで有効です。 SET GLOBALS ステートメントおよび GLOBALS システムコマンドには、同じ修正用パラメータが用意されています。 両方とも同じ Natural セッション内で使用できます。 GLOBALS コマンドで指定したパラメータ値は、新しい GLOBALS コマンドまたは SET GLOBALS ステートメントで上書きされるか、セッションが終了するか、またはユーザーが別のライブラリにログオンするまで有効です。

例外

下位プログラム(つまり、サブルーチン、サブプログラム、または FETCH RETURN で呼び出されるプログラム)内の SET GLOBALS ステートメントは、下位プログラムから呼び出し側オブジェクトに制御が返されるまで有効です。その後は、呼び出し側オブジェクト用に設定されたパラメータ値が再び適用されます。

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パラメータ

複数のパラメータを指定する場合、1 つ以上の空白で区切る必要があります。 パラメータは任意の順序で指定できます。を参照してください。

SET GLOBALS ステートメントで設定可能なパラメータ 評価(R = ランタイム、C = コンパイル時)
CC - 条件付きのプログラム実行 R
CF - 端末コマンドの文字 R
CPCVERR - コードページ変換エラー R
DC - 小数点表記の文字 R
DC - 小数点表記の文字 R
DFOUT - 出力の日付フォーマット R
DFSTACK - スタックの日付フォーマット R
DFTITLE - デフォルトページタイトルの日付フォーマット R
DO - 出力データの表示順序 R
DU - ダンプ生成 R
EJ - ページ換え R
FCDP - ダイナミックに保護されたフィールドの充填文字 R
FS - フォーマット指定 R
IA - INPUT 割り当て文字 R
ID - INPUT 区切り文字 R
IM - 入力モード R
LE - エラー処理の制限 C
LS - 行サイズ C
LT - レコードの読み取り制限 R
MT - 最大 CPU 時間 R
NC - Natural システムコマンドの使用 R
OPF - ヘルプルーチンによる保護されたフィールドの上書き R
PD - NATPAGE ページデータセット R
PM - 出力モード C
PS - ページサイズ RC
REINP - 不正データに対する内部的な REINPUT R
SA - サウンド端末アラーム R
SF - フィールド間の空白 C
TS - システムライブラリでプログラムからの出力を変換 R
WH - ホールド状態でのレコードの待機 R
ZD - ゼロ割り算のチェック R
ZP - ゼロ出力 R

各セッションパラメータの詳細については、『パラメータリファレンス』を参照してください。

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次の例では、SET GLOBALS ステートメントを使用して、1 行当たりの最大文字数を 74 文字に設定し、Natural プログラム内の処理ループで読み取ることができるデータベースレコードの数を 5000 に制限しています。

SET GLOBALS LS=74 LT=5000
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