重要:TS
パラメータはプライマリ出力(CMPRINT
)にのみ適用されます(『オペレーション』ドキュメントの「バッチモードでの Natural」を参照)。
この Natural プロファイルおよびセッションパラメータは、Natural システムライブラリ(つまり、名前が SYS
で始まるライブラリ)からの出力を変換テーブルに基づいて変換するために使用します。 この変換は、非標準の小文字を使用する地域(例えば、中東諸国または極東諸国)で必要になることがあります。
英語のテキストが表示される場合、エラーメッセージまたは警告が変換されます。 ローカル言語(例えば、ヘブライ語)のテキストが表示される場合、大文字には変換されません。 メッセージと警告の変換は、プログラムの実行元のライブラリには依存しません。
Natural セッション内で、プロファイルパラメータ TS
をセッションパラメータ TS
で上書きできます。
可能な設定 | ON |
出力は変換されます。
|
|
---|---|---|---|
OFF |
出力は変換されません。 | ||
デフォルト設定 | OFF |
||
ダイナミックな指定 | 可 | ||
セッション内の指定 | 可 | 適用可能なステートメント: | SET GLOBALS |
適用可能なコマンド: | GLOBALS |
||
アプリケーションプログラミングインターフェイス | USR1005N |
『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。 |
注意:
変換テーブルは、NTTABL
マクロまたは対応するダイナミックプロファイルパラメータ TABL
で変更できます。
Natural セッションで TS=ON
が指定されている場合、IMS/TM での Natural メッセージがすべて大文字に変換されます。
Natural RPC サーバーセッションで TS=ON
が指定されている場合、Natural RPC サーバートレースのメッセージがすべて大文字に変換されます。 クライアント間のデータのトレースに TS=ON
の影響はなく、何も変更されることはありません。
TS=ON
を適用することのほか、いくつかの Natural コンポーネントには、TS
パラメータの設定を(まだ)使用できない場合でも、メッセージを大文字に変換するための UCTRAN
パラメータが用意されています。 これらのコンポーネントは次のとおりです。
Natural リモートプロシージャコール
『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントの z/OS バッチモードでの起動パラメータおよび CICS での起動パラメータを参照してください。
Natural 開発サーバーについては、同様の機能を持つコンフィグレーションパラメータ UPPERCASE_SYSTEMMESSAGES
を使用できます。詳細については、『Natural Development Server』ドキュメントの「Configuring the Natural Development Server」を参照してください。