バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

TS - システムライブラリでプログラムからの出力を変換

重要:
TS パラメータはプライマリ出力(CMPRINT)にのみ適用されます(『オペレーション』ドキュメントの「バッチモードでの Natural」を参照)。

この Natural プロファイルおよびセッションパラメータは、Natural システムライブラリ(つまり、名前が SYS で始まるライブラリ)からの出力を変換テーブルに基づいて変換するために使用します。 この変換は、非標準の小文字を使用する地域(例えば、中東諸国または極東諸国)で必要になることがあります。

英語のテキストが表示される場合、エラーメッセージまたは警告が変換されます。 ローカル言語(例えば、ヘブライ語)のテキストが表示される場合、大文字には変換されません。 メッセージと警告の変換は、プログラムの実行元のライブラリには依存しません。

Natural セッション内で、プロファイルパラメータ TS をセッションパラメータ TS で上書きできます。

可能な設定 ON

出力は変換されます。

TS=ON を指定した場合、プロファイルパラメータ LC=OFF とセッションパラメータ AD=T(両方とも入力を大文字に変換)は無視されます。これらのパラメータによって、特殊文字セットの変換が適切に行われなくなるためです。

OFF 出力は変換されません。
デフォルト設定 OFF
ダイナミックな指定
セッション内の指定 適用可能なステートメント: SET GLOBALS
適用可能なコマンド: GLOBALS
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1005N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

注意:
変換テーブルは、NTTABL マクロまたは対応するダイナミックプロファイルパラメータ TABL で変更できます。

IMS/TM での Natural メッセージに対する TS=ON のサポート

Natural セッションで TS=ON が指定されている場合、IMS/TM での Natural メッセージがすべて大文字に変換されます。

RPC サーバーのトレースに対する TS=ON のサポート

Natural RPC サーバーセッションで TS=ON が指定されている場合、Natural RPC サーバートレースのメッセージがすべて大文字に変換されます。 クライアント間のデータのトレースに TS=ON の影響はなく、何も変更されることはありません。

大文字への変換を行う他のパラメータ

TS=ON を適用することのほか、いくつかの Natural コンポーネントには、TS パラメータの設定を(まだ)使用できない場合でも、メッセージを大文字に変換するための UCTRAN パラメータが用意されています。 これらのコンポーネントは次のとおりです。

Natural 開発サーバーについては、同様の機能を持つコンフィグレーションパラメータ UPPERCASE_SYSTEMMESSAGES を使用できます。詳細については、『Natural Development Server』ドキュメントの「Configuring the Natural Development Server」を参照してください。

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