バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

DU - ダンプ生成

この Natural プロファイルおよびセッションパラメータでは、Natural セッション中に異常終了が発生した場合にメモリダンプを生成するかどうかを決定します。

Natural セッション内で、プロファイルパラメータ DU をセッションパラメータ DU で上書きできます。

可能な設定 ON 異常終了が発生した場合にメモリダンプが生成されます(z/OS バッチモードまたは TSO での TP モニタダンプデータセットまたは SYSUDUMP)。 その後、エラーメッセージ NAT9967 または NAT9974 が発行され、Natural セッションが終了します。
OFF メモリダンプは生成されません。 バッチモードでは、Natural で実行される後続のアクションは、CC プロファイルパラメータの設定によって決定されます。 オンラインモードでは、Natural はエラーメッセージ NAT0950、NAT0953、NAT0954、NAT0955、または NAT0956 に応答します。 異常終了の詳細については、システムコマンド DUMP を使用できます。
SNAP この設定では、Natural セッション中に異常終了が発生した場合に即座にダンプを生成します。 ダンプが生成された後、Natural セッションは DU=OFF の場合と同じように継続します。
FORCE この設定では、Natural セッション中に異常終了が発生した場合に即座にダンプを生成するとともに、Natural セッションを終了します。 この設定は、一部の環境でテスト目的に役立ちます。

注意:
Natural が LE 対応の場合、Natural はダンプを生成することなく Natural セッションを即座に終了し、制御を LE エラー処理に渡します。 したがって、必要なすべての診断情報を取得するには、LE ランタイムオプション TERMTHDACT(UAIMM) を指定することをお勧めします。

ABEND

DU=ON の場合と同じように機能します。ただし、エラーメッセージ NAT9974 ではなくアベンドが発生してセッションが終了した場合を除きます。

Natural セッションパラメータ DU では、DU=ABEND は使用できません。

デフォルト設定 OFF
ダイナミックな指定
セッション内の指定 適用可能なステートメント: SET GLOBALS
適用可能なコマンド: GLOBALS

注意:

  1. DU プロファイルパラメータを設定すると、ダンプデータセットに対する I/O 処理により、システムパフォーマンスが大幅に低下することがあります。
  2. 現在のユーザーに対して現在有効になっているすべてのプログラムとサブルーチンが Natural バッファプールに保持されるため、このパラメータを使用する際は注意してください。
  3. DU=ONDU=SNAP、または DU=FORCE を指定すると、バッファフラグメントが発生し、システムパフォーマンスが大幅に低下することがあります。
  4. UTM では、このパラメータは無視されます。つまり、プログラムの異常終了が発生した場合、常にダンプが生成されます。
  5. プロファイルパラメータ DUE を使用すると、特定のエラーについてストレージダンプを取得できます。

Natural Security 環境で使用されている場合:このパラメータの設定は、ライブラリプロファイルのセッションパラメータオプションで上書き可能です。

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