バージョン 6.3.3
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オブジェクトハンドラ - 設定 - オプション

[Settings]ウィンドウの[Options]タブページでは、次の内容を指定できます。

項目 説明
Transfer format 有効になるのは、[Use default options](これがデフォルトです)または[Use additional options]を選択した場合に限られます。 下記を参照してください。

アンロード:
アンロードするデータは、転送フォーマットでワークファイルに書き込まれます。

ロードとスキャン:
ロードまたはスキャンするデータは転送フォーマットにする必要があります。

Local work file リモート環境にのみ適用されます。

SpoD(Single Point of Development)と関連してオブジェクトハンドラ機能を使用するときに、ワークファイルの場所を指定します。 [Local work file]を選択すると、使用する機能に応じて、処理するデータがローカルファイルシステムの指定ワークファイルに書き込まれたり、指定ワークファイルから読み込まれたりします。

ダイレクトコマンドWFLOC に関する項目も参照してください。

Portable work file メインフレームプラットフォームのリモート環境にあるワークファイルには適用されません。

また、このオプションは、ロード/スキャン機能を使用する場合には設定する必要はありません。これらの機能では自動的に適切なワークファイルタイプが選択され、このオプションは設定されていても無視されます。

[Portable work file]が有効になるのは、次の条件に該当した場合に限られます。

[Portable work file]を選択すると、ワークファイルの書き込み/読み取りはポータブルフォーマットで実行されます。 「ワークファイル」の「ワークファイルフォーマット」も参照してください。
Fixed length アンロード機能でのみ使用できます。

ダイレクトコマンドFIXEDLENGTH に関する項目も参照してください。

Unicode work file アンロード機能にのみ適用され、有効になるのは[Transfer format]が選択されている場合に限られます。

このオプションが選択されている場合、すべてのオブジェクトソースが、ワークファイルに書き込まれる前に Unicode/UTF-8(Universal Transformation Format、8 ビット形式)に変換されます。

Unicode ワークファイルが指定されている場合、転送オプション[Use conversion table][Substitute line references]、および[Incorporate free rules]は使用できません。

Unload file

または
Load file
または
Scan file

(サーバー)

有効になるのは、[Use default options](これがデフォルトです)または[Use additional options]を選択した場合に限られます(下記参照)。

その機能を使用するワークファイルの名前。 「ワークファイル」も参照してください。

Browse サーバーのアンロード/ロード/スキャンファイルには適用されません。

ブラウズ機能を呼び出して、ディレクトリからワークファイルを選択します。

Use default options デフォルトオプションが使用されます(これがデフォルトです)。 以下の「その他のオプションの設定」も参照してください。
Use additional options [Set]との関連で使用します(下記参照)。
Set 有効になるのは、[Use additional options]を選択した場合に限られます。

処理シーケンスのデフォルト設定を修正し、追加オプションを入力できる[Options]ウィンドウが表示されます。 使用可能なオプションについては、以下の「その他のオプションの設定」を参照してください。

Use Option Workplan このオプションが選択されている場合、タイプ OPTION のワークプランが使用されます。

コンボボックスからワークプランを選択するか、タイプ OPTION のワークプランの名前を入力します。

ワークプラン」も参照してください。

List

(オプションワークプラン)

有効になるのは、[Use Option Workplan](上記参照)が選択されていて、タイプ OPTION の有効なワークプランの名前が入力された場合に限られます。

指定したワークプランの内容が表示されます。

このセクションでは、[Options]タブページに関連したウィンドウおよびタブについて説明します。


その他のオプションの設定

[Additional Options]ウィンドウでは、特殊なアンロードオプションを設定します。

Start of instruction set [Additional Options]ウィンドウを表示するには

[Additional Options]ウィンドウには、タブ[General][Special][Transfer]、および[XREF]が表示されます。 すべてのタブが画面に表示されるわけではありません。これは、使用する機能、定義された設定、およびインストールされている製品によって、タブが異なるからです。

次のセクションでは、タブページに表示されるオプションについて説明します。 キーワードと有効な入力値の詳細については、「ダイレクトコマンド」セクションの option-setting に関する記載も参照してください。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

General

[Additional Options]ウィンドウの[General]タブページには、次の内容を指定できるグループボックス[Report][FDIC]、および[FSEC]が表示されます。

項目 説明
Write report 処理するオブジェクトのレポートをワークファイル 4 に書き込みます。 これは、検索機能を除くオブジェクト処理に対するデフォルト設定です。

リモート環境では、レポートデータは、ワークプランライブラリに保存される Natural テキストメンバに書き込まれます。

レポートを表示するには、[Options]メニューの[Show Report File]を選択します。 「ツール」の「レポート」も参照してください。

Start new report 有効になるのは、[Write report]を選択した場合に限られます。

新しいレポートが書き込まれる前にワークファイル 4 の内容を削除します。

Use Report option in Find commands [Write report]が選択された場合に、検索機能にのみ適用されます。

このオプションが選択されていると、アンロード、ロード、またはスキャン機能に指定された同じレポート設定(例:レポートファイル名と追加オプション[Start new report])を使用して、検索されたオブジェクトのレポートが書き込まれます。

このオプションが現在の検索コマンドに対してアクティブでない場合、レポートは書き込まれません。 この場合、[Show Report File]オプション(「ツール」の「レポート」も参照)は、前の検索、アンロード、ロード、またはスキャン機能(実行された場合)の古いレポートデータのみを表示します。

レポートファイル ローカル環境で[Write report]が選択された場合にのみ使用できます。

レポートファイルの名前。 [Browse]ボタンをクリックして、ディレクトリから名前を選択します。

FDIC 適用されるのは、Predict がインストールされている場合に限られます。

[FDIC]オプションで、XREF データの処理に使用する Predict ファイル(FDIC)を指定します。

DBID FDIC ファイルが保存されているデータベースの ID。
FNR FDIC ファイルが保存されているファイルの番号。
Password オプション。 FDIC ファイルが保存されている Adabas ファイルの Adabas パスワード。
Cipher key オプション。 FDIC ファイルが保存されている Adabas ファイルのサイファコード。
FSEC 適用されるのは、Natural Security がインストールされている場合に限られます。

[FSEC]オプションで、セキュリティチェックに使用する Natural Security データファイル(FSEC)を指定します。

DBID FSEC ファイルが保存されているデータベースの ID。
FNR FSEC ファイルが保存されているファイルの番号。
Password オプション。 FSEC ファイルが保存されている Adabas ファイルの Adabas パスワード。
Cipher key オプション。 FSEC ファイルが保存されている Adabas ファイルのサイファコード。

Special

[Special]タグページには、次の内容を指定できるグループボックス[Replace][Load/Scan]、および[Load]が表示されます。

項目 説明
Replace all すべてのオブジェクトを置換します。
Do not replace オブジェクトを置換しません。 これがデフォルトです。
Replace obsolete objects ロードファイル内のオブジェクトの日付より前の日付になっているオブジェクトを置換します。
Replace except newer ロードファイル内のオブジェクトの日付より新しい日付になっているオブジェクトを除いた、すべてのオブジェクトを置換します。
Write restart information ロード機能にのみ適用されます。

このオプションを設定すると、ロードの再スタート機能に対して再スタート情報が提供されます。

機能」の「ロードの再スタート」も参照してください。

Restart file [Write restart information]が選択された場合に、ローカル環境のロード機能にのみ適用されます。

再スタートデータに使用するワークファイルの名前:ワークファイル 6(デフォルト設定)または指定した restart-file

[ブラウズ]ボタンをクリックして、ディレクトリから名前を選択します。

詳細については、「機能」の「ロードの再スタート」を参照してください。

Check version メインフレーム環境でオブジェクトをロードする場合にのみ適用されます。

ロードするカタログ化オブジェクトの Natural バージョンをチェックします。オブジェクトをカタログしワークファイルに書き込んだ Natural バージョンが、現在の Natural バージョンと比較されます。 現在よりも上位のバージョンの Natural でカタログされたオブジェクトは拒否されます。

ADAFDU file ダイレクトコマンド」の option-setting にある ADAFDUWORKFILE を参照してください。

[ブラウズ]ボタンをクリックして、ディレクトリから名前を選択します。

Number of objects to process 処理するオブジェクトの数を指定します。

最大 5 桁の値を入力します。 0(ゼロ)より大きい値が指定された場合、指定した数のオブジェクトを処理した後、ロードまたはスキャン機能は停止します。

注意:
カタログされた Natural オブジェクトが同じ名前のソースオブジェクトの直後に処理された場合、両者で 1 つのオブジェクトと見なされます。

Use FDDM file for processing DDMs NATPARM モジュールで FDDM システムファイルが有効になっている環境でのみ適用されます。

このオプションを選択する(これがデフォルトです)と、ロード、アンロード、または検索機能で DDM の処理に FDDM システムファイルが使用されます。

処理する DDM に対して、ライブラリ SYSTEM と Natural オブジェクトタイプ V を指定します(「オブジェクト指定」の「Natural ライブラリオブジェクトの詳細」を参照)。

ロード機能でこれを使用した場合、すべての DDM が FDDM システムファイルにロードされます。 この場合、パラメータ NEWLIBRARY は無視されます。

ダイレクトコマンド」の option-clause 構文の図も参照してください。

Transfer

[Additional Options]ウィンドウの[Transfer]タブページには、次の内容を指定できるグループボックス[Load][Conversion Table][Unload]、および[Data Area Format]が表示されます。

次のセクションでは、これらのグループボックスに表示される項目およびそれが適用される機能について説明します。

項目 説明 機能
Translate into upper case ロードするソースコードを大文字に変換します。 ロード
Load code page このテキストボックスには、ロード機能に使用するコードページ名を入力できます。

コードページを指定すると、UTF-8 でワークファイルにアンロードされたすべてのオブジェクトソースは、ワークファイルにロードされるときに指定のコードページで変換されます。 「Unicode work file」の項も参照してください。

コードページ名として「*CODEPAGE」を入力すると、システム変数 *CODEPAGE に割り当てられている値が使用されます(『システム変数』ドキュメントを参照)。

コードページ名を指定しないと、ソースオブジェクトは、アンロードするときに使用したコードページで変換されます。

[Load code page]が指定されている場合、オプション[Use conversion table]および[Translate into upper case]は使用できません。

ロード
「Use conversion table」

アンロード:
内部の Natural 変換テーブル(「System table」参照)またはユーザーによって定義された変換テーブル(「User-defined table」参照)を使用して、データを EBCDIC フォーマットに変換します。

ロード:
内部の Natural 変換テーブル(「System table」参照)またはユーザーによって定義された変換テーブル(「User-defined table」参照)を使用して、データを ASCII フォーマットに変換します。 ワークファイル内のデータが EBCDIC フォーマットの場合、または変換プログラム(「User-defined table」を参照)が指定されている場合にのみ適用されることに注意してください。

アンロード
ロード

System table 有効になるのは、[Use conversion table]を選択した場合に限られます。

アンロード:
内部的な Natural 変換テーブルを使用して、データを EBCDIC フォーマットに変換します。

ロード:
内部的な Natural 変換テーブルを使用して、データを ASCII フォーマットに変換します。

アンロード
ロード

User-defined table 有効になるのは、[Use conversion table]を選択した場合に限られます。

ユーザー定義テーブルが変換に使用されることを指定します。

変換プログラムの名前をテキストボックス[Table Name for Load function]または[Table name for Unload function](下記参照)に入力すると、定義された変換プログラムを使用してデータが EBCDIC または ASCII フォーマットに変換されます。

個々の変換プログラムを指定するには、ライブラリ SYSOBJH またはその steplib の 1 つにプログラムが保存されている必要があります。 ライブラリ SYSOBJH のプログラム例 OTNCONAE を参照してください。

変換プログラムが指定されていない場合、デフォルトで Natural ファイル NATCONV.INI 内のこれに相当する変換テーブルがアンロード([ISO8859_1->EBCDIC])機能およびロード([EBCDIC->ISO8859_1])機能で使用されます。

アンロード
ロード

Table name for Load function 有効になるのは、[User-defined table]を選択した場合に限られます。

ユーザー定義変換テーブルの名前を入力します。

ロード
Table name for Unload function 有効になるのは、[User-defined table]を選択した場合に限られます。

ユーザー定義変換テーブルの名前を入力します。

アンロード
Substitute line references 適用されるのは、ソースコードの行番号がステートメント参照に使用されている場合に限られます。

行番号がソースコードの参照として使用されている場合、参照先の行の行番号と行番号参照はラベルで置き換えられます。 ソースはデータベースでは変更されません。

アンロード
Include line numbers このオプションを選択すると、行番号が転送されます。

(デフォルトでは、Natural オブジェクトの行番号は転送されません。)

アンロード
Incorporate free rules Predict がインストールされている場合、マップと関連付けられた Predict ルールがマップソースに組み込まれます。 アンロード
Leave data areas as they are データエリアソースを新しい内部データエリアフォーマットまたは古い内部データエリアフォーマット(下記参照)に変換しません。 これがデフォルトです。

アンロード
ロード

Convert data areas into new internal format データエリアソースを新しい内部データエリアフォーマットに変換します。

詳細については、『エディタ』ドキュメントの「データエリアエディタ」を参照してください。

アンロード
ロード

Convert data areas into old internal format データエリアソースを古い内部データエリアフォーマットに変換します。

1 つ以上のデータエリアソースを以前の内部データエリアフォーマットに変換できない場合、アンロードの完了時にオブジェクトハンドラが該当するメッセージを発行します。 さらに、アンロード機能によって生成されたアンロードレポートの[ステータス]列(影響を受けたデータエリアソース名の横)に、該当する注釈が表示されます。

アンロード
ロード

XREF

[Additional Options]ウィンドウの[XREF]タブページには、グループボックス[Load]および[Unload]が表示されます。 [XREF]は、データを内部フォーマットでアンロードまたはロードする場合(つまり、[Transfer format]チェックボックスがオフになっている場合)にのみ使用できます。 XRef データを処理するには、Predict がインストールされている必要があります。

次のセクションでは、これらのグループボックスに表示される項目およびそれが適用される機能について説明します。

項目 説明 機能
On

アンロード:
GP(生成プログラム、つまりカタログ化オブジェクト)とそのクロスリファレンスデータ(存在する場合)をアンロードします。

ロード:
クロスリファレンスがワークファイルに存在する場合は、GP とそのクロスリファレンスデータをロードします。

アンロード
ロード

Off

XRef データを無視します。

XRef データは処理されません。

アンロード
ロード

Doc

必要な Predict 定義。

カタログ化オブジェクトをロードします。ただしそれは、そのオブジェクトの Predict エントリが FDIC システムファイル内に存在する場合に限られます。

ロード
Force

必要な XRef データと Predict 定義。

GP(生成プログラム)とそのクロスリファレンスデータをロードします。ただしそれは、クロスリファレンスがワークファイル内に存在し、そのオブジェクトの Predict エントリが FDIC システムファイル内に存在する場合に限られます。

ロード
Special

GP と XRef データをロードします。

GP とそのクロスリファレンスデータ(存在する場合)をロードします。

ロード

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