ロードの再スタート機能を使用すると、異常終了したロード機能を再スタートさせることができます。 ワークファイルの処理が完了する前にロード機能が停止した場合、ロードの再スタート機能を使用して、停止した場所から処理を続行できます。
ロードの再スタートでは、ロードに関して指定された選択条件、オプション、およびパラメータ設定に従って、再スタート情報がワークファイル 6 または指定の再スタートファイルに書き込まれている必要があります。
ローカル環境では、再スタートファイルはローカルファイルシステムに保存されています。 ワークファイル 6 は、再スタートデータの書き込みおよび読み込みに使用されます。
リモート環境では、ロードの再スタートデータは、ワークプランライブラリに保存されているテキストタイプの Natural オブジェクト(テキストメンバ)に書き込まれます。 デフォルトでは、このテキストメンバは一時的なオブジェクトです。 以下で説明するように、再スタートデータ用に常駐テキストメンバを指定することをお勧めします。
[Write restart information]オプションの設定および再スタートファイルの指定の詳細については、「設定 - オプション」セクションの「その他のオプションの設定」にある「Special」を参照してください。
注意:
再スタートデータを含むテキストメンバの名前を表示するには、[Tools]メニューの[Show Status]を選択します。
「ダイレクトコマンド」セクションの option-clause にある RESTART
「管理」セクションの「ワークプランライブラリの変更」
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
ロードの再スタート機能を呼び出すには
[Welcome to the Natural Object Handler]ウィンドウで、[Actions]メニューの[Restart Load]を選択します。
[Restart Load]ウィンドウが表示されます。
ローカル環境では、[Restart file]フィールドに、再スタートファイルの名前を入力します。
リモート環境では、[Restart file]フィールドに、再スタートデータを含むテキストメンバの名前を入力します。
または:
[Browse]ボタンを選択して、ディレクトリからファイルを選択します。
または:
ドロップダウンリストボックスから、ファイルを選択します。
リモート環境にのみ適用されます。
常駐再スタートテキストメンバを指定するには
[Actions]メニューの[Change Workplan Library]を選択します。
[Workplan Library]ウィンドウが表示されます。
[Use permanent text member for restart data]チェックボックスをオンにし、対応する入力フィールドに必要な名前を入力します。
[OK]コマンドボタンを選択して、設定を確認します。