Natural UTM インターフェイスのドキュメントのこの部分では、次のトピックについて説明します。
Natural UTM インターフェイスは、マクロ NATUTM
、BS2STUB
、NURENT
に加えて、特別な要件に対応できるいくつかのユーティリティプログラムで構成されています。
マクロ NATUTM
は、パラメータの適切なオペランド定義に基づいて、特定の用途に合うように Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分を生成するのに使用します。 通常は、パラメータのデフォルト値を使用します。こうすると、最初の生成でパラメータを変更せずに利用できます。
フロントエンド部分は、UTM タスクごとに一度生成され、主に次のコンポーネントで構成されます。
UTM の KDCROOT
、
アセンブルされたマクロ NATUTM
、
アセンブルされたマクロ BS2STUB
、
フォーマット出口モジュール FREXIT
、
Adabas インターフェイスモジュール。
Natural UTM インターフェイスのリエントラント部分は、マクロ NURENT
のアセンブルで生成されます。 これは Natural UTM アプリケーションのリエントラント部分とリンクされます。 共有 Natural ニュークリアスを使用する場合、生成された NURENT
モジュールをフロントエンド部分にリンクする必要があります。
Natural UTM アプリケーションのリエントラント部分は、次のコンポーネントで構成されます。
NATINV
(アドレスモジュール)(最初のモジュールとして組み込む必要があります)、
Natural ニュークリアス、
Natural バッファプールマネージャ、
NURENT
(アセンブルされたマクロ NURENT
の CSECT 名)、
NATSWPMG
(Natural スワッププールマネージャ)、
Natural パラメータモジュール、
NATLAST
(末尾の定義)(最後のモジュールとして組み込む必要があります)。
Natural UTM インターフェイスのリエントラント部分は、クラス 4 ストレージまたはクラス 6 ストレージの共通メモリプールにロードされる場合、Natural UTM アプリケーション(リエントラント)で一度だけ生成されます。 後者のクラスのストレージをお勧めします。
可能性としては、リエントラント部分は、Natural UTM アプリケーションのリエントラントではないフロントエンド部分とリンクされる場合が多くなります。
NATUTM
、NURENT
、およびすべてのユーティリティプログラムをアセンブルする場合、Natural と UTM マクロライブラリが必要です。
メッセージを VDU に送信する場合、Natural は独自のフォーマットルーチンを使用します(UTM フォーマットタイプ "マイナス")。 メッセージはフォーマット出口モジュール FREXIT
で処理されます(論理 I/O ドメインから物理 I/O ドメインへの転送、または逆方向の転送、RESTART
および LOGOFF
メッセージの生成など)。
モジュール FREXIT
は、Natural UTM アプリケーションのフロントエンド部分とリンクする必要があり、KDCROOT
または KDCDEF
の生成時には、フォーマット出口モジュールとして定義されている必要があります。
PROGRAM FREXIT,COMP=ASSEMB EXIT PROGRAM=FREXIT,USAGE=FORMAT
プログラム FREXIT
は、LOGOFF
メッセージのために、フォーマット名 -END
をサポートします。 マクロ NATUTM
のパラメータ LOFFMAP
の説明を参照してください。 フォーマット名 -END
を使用し、LOGOFF
メッセージが出力されると、それ以降は UTM 管理コマンド(KDCINF
、KDCSHUT N
など)を入力できなくなります。 LOGOFF
メッセージはフォーマットモードで出力されますが、UTM では行モードの管理コマンドを想定しているので、何を入力しても構文エラーになります。 このエラーメッセージを受信した後、すべての有効な管理コマンドは管理 ID で入力できます。 プログラム
FREXIT
で適切なテキスト定数を変更することで、非同期メッセージに対するメッセージ、RESTART
および LOGOFF
は、特定の要件に合わせて変更できます。
プログラム FREXIT
にはユーザー出口 INPTEX
があり、ユーティリティプログラム INPTEX
で要件を満たすことができます。 「ユーティリティプログラム」セクションのプログラム NATDUE
および INPTEX
に関する説明を参照してください。
プログラム FREXIT
のその他のユーザー出口は TRMIOEX
であり、入力/出力メッセージの制御に使用することができます。
マクロ FREXIT
には、次のパラメータが含まれています。
AMSG=ASAP |
"フリーランニング"(非同期)メッセージが存在する場合、コマンド KDCOUT でこれらのメッセージが事前に読み取られた場合に限って、Natural で詳細なダイアログボックスを表示できます。
|
AMSG=WAIT |
(デフォルト)コマンド KDCOUT を使用して "フリーランニング" メッセージを読み取っていない場合でも、Natural で詳細なダイアログボックスを表示できます。
|
KDCDISP=YES |
(デフォルト)KDCDISP は再スタートメッセージによりサポートされ、自動的に ENTER します。 最後の画面出力が更新されます。
|
KDCDISP=NO |
KDCDISP は再スタートメッセージによりサポートされ、更新された次の画面が表示されます。
|
マクロ FREXIT
のデフォルトオペランドを変更する場合、FREXIT
を再アセンブルする必要があります。
次のトピックについて説明します。
Natural では、Adabas データベースから Natural プログラムを読み取って実行するための共通エリアが必要です。 この共通メモリプールが、Natural バッファプールです。
ローカルな Natural バッファプールを定義したり、グローバルな Natural バッファプールへの接続を定義したりするには、マクロ ADDON
(これはモジュール BS2STUB
をアセンブルします)のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「ADDON マクロ」を参照してください。
グローバルな Natural バッファプールを定義するには、モジュール CMPSTART
のパラメータを使用します。 このモジュールの詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「CMPSTART プログラム」を参照してください。
バッファプールの統計情報を表示するには、Natural ユーティリティ SYSBPM を使用します。Natural の『ユーティリティ』ドキュメントを参照してください。
オンライン Natural ユーザーごとに、Natural ユーザーワークエリアが必要です。 ユーザーが何らかのダイアログトランザクションを開始する場合、このユーザーワークエリアは、常にコンピュータのメインストア内に確立する必要があります。 ユーザーワークエリアがスワップファイルにロールアウトされ、再びロールインされる頻度を軽減するために、Natural スワッププールをセットアップすることができます。 スワッププールの詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「Natural スワッププール」を参照してください。
ローカルな Natural スワッププールを定義したり、グローバルな Natural スワッププールへの接続を定義したりするには、マクロ ADDON
(これはモジュール BS2STUB
をアセンブルします)のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「ADDON マクロ」を参照してください。
グローバルな Natural スワッププールを定義するには、モジュール CMPSTART
のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「CMPSTART プログラム」を参照してください。
Natural UTM アプリケーションのリエントラント部分は、クラス 4 ストレージにロードすることができ、また Natural UTM アプリケーションのフロントエンド部分とリンクできます。 または、クラス 6 ストレージの共通メモリプールにもロードできます。
この後者の方法をお勧めします。 共通メモリプールで必要とされるストレージの容量は、Natural UTM アプリケーションのリンクされるリエントラント部分のサイズによって決まります。これは、リンク機能のリストで確認することができます。 Natural
がクラス 6 ストレージの共通メモリプールにロードされる場合、マクロ NATUTM
のパラメータ NUCNAME
が使用されます。 このパラメータは、リンクされるリエントラントな Natural ニュークリアスの名前を指定します。 これは Natural ロードプールの名前でもあります。 「NATUTM マクロパラメータ」も参照してください。
ローカルな Natural ロードプールを定義したり、グローバルな Natural ロードプール(共有 Natural ニュークリアス)への接続を定義したりするには、マクロ ADDON
(これはモジュール BS2STUB
をアセンブルします)のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「ADDON マクロ」を参照してください。
グローバルな Natural ロードプール(共有 Natural ニュークリアス)を定義するには、モジュール CMPSTART
のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「CMPSTART プログラム」を参照してください。
Natural Monitor ユーティリティには、データストレージ用の共通メモリプールが必要です。 この共通メモリプールは、Monitor ユーティリティをアクティブにすると割り当てられ、Monitor ユーティリティを非アクティブにすると解放されます。
ローカルな Natural Monitor プールを定義したり、グローバルな Natural Monitor プールへの接続を定義したりするには、マクロ ADDON
(これはモジュール BS2STUB
をアセンブルします)のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「ADDON マクロ」を参照してください。
グローバルな Natural Monitor プールを定義するには、モジュール CMPSTART
のパラメータを使用します。 詳細については、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「CMPSTART プログラム」を参照してください。
Monitor ユーティリティの詳細については、Natural の『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSTP ユーティリティ」を参照してください。
各 UTM タスクに対して、サイズが MAXSIZE
であるストレージエリアが生成されます。 このエリアには、Natural ユーザーエリアが非圧縮形式で格納されます。
Natural ユーザーワークエリアへの書き込みには、非同期的な書き込み("待機のない書き込み")と同期的な書き込み("待機のある書き込み")があります
非同期オプションを使用する場合(これがデフォルトオプション)、パラメータ ROLLTSZ
に定義したオペランドのサイズで、UTM タスクごとに書き込みバッファが生成されます。 この方法では、圧縮されたユーザーワークエリアがスワッププールから書き込みバッファにコピーされ、非同期書き込みが開始されるので、すぐに処理を続行することができます。
このオプションでは、パフォーマンスが改善されますが、ストレージが増加します。
ロールアウトを同期的に実行する場合、パラメータ ROLLACC
に値 UPAM-SY
を指定する必要があります。 この場合、書き込みバッファを割り当てる必要はありません。 ユーザーワークエリアが正常にスワップファイルに書き込まれるまで、処理は中断されます。
Natural UTM アプリケーションでは、MAXSIZE
のストレージエリアが、非同期トランザクションごとに割り当てられます(そのトランザクション用の Natural ユーザーワークエリア)。 これはトランザクションの終了時に解放されます。 Natural スワッププールは、非同期トランザクションと関連付けられたユーザーワークエリアの格納には使用されません。
非同期的に実行するすべての Natural プログラムは、TERMINATE
ステートメントで終了する必要があります。つまり、UTM DC トランザクションは PEND 'FI(NISH)'
で終了します。 これはアプリケーション内、および 2 つの Natural UTM アプリケーション間の両方で、非同期トランザクションに適用されます。「非同期トランザクション処理」も参照してください。
Natural ユーザーワークエリアのスワップには、PAM ファイルが必要です。 このファイルでの書き込みと読み取りは、物理的にチェーンで結ばれた PAM-I/O によって実行されます。 ただし、これはスワップファイルがエクステントの境界を超過しない場合に限って可能になります。
この状態は、SPCCNTRL
を使用してチェックできます。
Natural スワップファイルの LINK
名は PAMNAT
です。 ロールファイルのサイズは、次のように計算できます。
NP=([(MS+4+31)/32]*32*NT+4)/2
上記の意味は次に示すとおりです。
NP | PAM ページでのデータセットのサイズ |
MS | 切り上げで端数を切り捨てた KB を単位とするパラメータ ROLLTSZ |
NT | オンラインの端末の数 |
ROLLTSZ
= 80 KB(1 ユーザー当たり)、オンラインの端末の数 = 40
Size of dataset = ( [ ( 80 + 4 + 31 ) / 32 ] * 32 * 40 + 4 ) / 2 = ( [ 115 / 32 ] * 32 * 40 + 4 ) / 2 = ( [ 3.59375 ] * 32 * 40 + 4 ) / 2 = ( 3 * 32 * 40 + 4 ) / 2 = 3844 / 2 = 1922 PAM pages FILE statement: /FILE NATUTM.SWAPFILE,LINK=PAMNAT,SPACE=(1922,96)
ローカルのスワッププールを使用している場合、各 Natural UTM アプリケーションには、独自の Natural スワップファイルが必要です。 ユーザーがアプリケーションにログオンすると、Natural UTM インターフェイスによって、Natural ロールファイル内に新しいユーザーが使用できるスペースが十分にあるかがチェックされます。 十分なスペースがない場合は、エラーメッセージ NUS0033 が出力されます。
グローバルなスワッププールを使用している場合、同じグローバルスワッププールに接続されているすべての Natural UTM アプリケーションは、同じ Natural ロールファイルを使用する必要があります。
Natural UTM アプリケーションに対して KDCROOT
を生成する場合は、次の Natural 固有の定義を入力する必要があります。
MAX KB=400,SPAB=8192,NB=5120,TRMSGLTH=5120 (see Note 1) PROGRAM NUSTART,COMP=ASSEMB (see Note 2) PROGRAM NUERROR,COMP=ASSEMB (see Note 2) TAC NAT,PROGRAM=NUSTART,EXIT=NUERROR (see Note 2) EXIT PROGRAM=FREXIT,USAGE=FORMAT (see Note 3) PROGRAM FREXIT,COMP=ASSEMB (see Note 3)
注 | |
---|---|
1 | UTM KB に必要なエリアは、最小長が 400 バイトです。 KDCDEF の MAX パラメータのオペランド KB=nnn に必要な KB 長は、次のように計算する必要があります。
固定 KB 長の 400 バイト UTM I/O エリアの |
2 | Natural UTM アプリケーションでは、規則として、ユーザー固有の部分的な UTM プログラムは 1 つに限られています。
このプログラムは、Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分であり、マクロ 命名規則に従っている限り、任意の数の UTM トランザクションコードを割り当てることができます。 DC トランザクション出口ルーチン |
3 | フォーマット出口モジュール FREXIT は、パラメータ EXIT と PROGRAM で定義する必要があります。
|
KDCROOT
の生成に関連するその他のすべての定義は、UTM に固有な定義であるか、適切な NATUTM
マクロパラメータのオペランドに定義された値に基づいています。
UTM リソースを定義するときは、次のような Natural 固有の規則に従う必要があります。
PTERM
コマンドの TERMN
オペランドは、9755 タイプ端末の場合は値 X1
または FG
に、9756 タイプ端末の場合は値 X2
に設定する必要があります。 これらは特別な値であり、Siemens UTM ドキュメントの表では説明されていません。
その他のすべてのタイプの端末では、TERMN
オペランドを表に示された値に設定する必要があります。
PTERM ss19,lterm=ltdf1900,pronam=vr,ptype=t9755,TERMN=X1
Natural UTM インターフェイスでは、ファンクションキーの K1、K2、K3、K4、F1、F2、F3、F4、F5(P キーの場合)がサポートされます。 押したファンクションキーは、UTM リターンコードによって識別することができます。このリターンコードは、KDCDEF
の SFUNC
ステートメントを使用して定義する必要があります。
SFUNC K1,RET=26Z SFUNC K2,RET=27Z SFUNC K3,RET=28Z SFUNC K4,RET=29Z SFUNC F1,RET=21Z SFUNC F2,RET=22Z SFUNC F3,RET=23Z SFUNC F4,RET=24Z SFUNC F5,RET=25Z SFUNC nn,RET=nnZ
(PRKEY の詳細については、パラメータ PRKEY
を参照)
その他のファンクションキーを使用したり、KDCDEF
に定義されていない有効なファンクションキーを使用すると、エラーメッセージが発行されます。
IBM SNA(VTAM)と Siemens TRANSDATA DC の適切なシステムコンフィグレーションでは、3270 タイプ端末は Natural UTM インターフェイスによってサポートされます。
つまり、Siemens 端末と 3270 端末は、Natural UTM アプリケーションに接続できます。 Natural では、使用する特定の端末タイプに応じて画面出力が調整されます。 3270 タイプの端末は、PTERM
コマンドの KDCDEF
に適切に定義する必要があります (Siemens UTM のドキュメントを参照)。
Siemens と IBM のファンクションキーをサポートするには、KDCDEF
の SFUNC
ステートメントを、次のように定義する必要があります。
Siemens キー | IBM キー | UTM リターンコード |
---|---|---|
F1 | PF1 | 21Z |
F2 | PF2 | 22Z |
F3 | PF3 | 23Z |
F4 | PF4 | 24Z |
F5 | PF5 | 25Z |
K1 | PA1 | 26Z |
K2 | PA2 | 27Z |
K3 | PF6 + PF13 | 28Z |
K4 | PF7 + PF14 | 29Z |
K5 | PF8 + PF15 | 30Z |
K6 | PF9 + PF16 | 31Z |
K7 | PF10 + PF17 | 32Z |
K8 | PF11 + PF18 | 33Z |
K9 | PF12 + PF19 | 34Z |
K10 | PF20 | 35Z |
K11 | PF21 | 36Z |
K12 | PF22 | 37Z |
K13 | PF23 | 38Z |
K14 | PF24 | 39Z |
TTY モードで使用する端末に対しては、PTERM
コマンドの TERMN
オペランドを TERMN=X9
に設定する必要があります。
次の制限が TTY モードに適用されます。
非同期トランザクション処理はサポートされていません。
MULTI-PASS はサポートされていません。
UTM DC トランザクション出口ルーチンは、Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分で定義します。 このルーチンが呼び出されるのは、DC トランザクションの開始時、DC トランザクションの再スタート時、正常終了時、および異常終了時(PEND ER
)です。 ユーザー出口 UVGEXIT
は、これらのいずれの状況でも使用することができます。
異常終了の場合、影響を受けたユーザーは内部の端末コントロールテーブルから削除され、Natural リカバリプロシージャが実行され、必要に応じてこのユーザーのユーザーエリアがスワッププールディレクトリから解放されます。
DC トランザクション出口ルーチン NUERROR
は、Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分に対して、KDCDEF
の適切なパラメータで定義する必要があります(KDCROOT
の生成)。「KDCROOT の生成」も参照してください。
ユーザー出口 STARTEX
(パラメータ STRTALL
のデフォルト値)を使用する場合、Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分に対する KDCDEF
パラメータに EXIT PROGRAM=NUSTART,USAGE=START
を定義する必要があります。
この定義により、タスク初期化ルーチン(共通メモリプールの割り当て、Natural のロードなど)は、各 UTM タスクの起動直後にアクティブになります。 発生したエラーはコンソールに出力され、すべてのユーザーに適切なメッセージが送信されます。SYSLST=YES
の場合、エラーは SYSLST
にも出力されます。
UTM 起動機能を使用しない場合、ユーザーのログオン時に UTM タスクがアクティブになるまで UTM タスクは初期化されません。 これらの状況でエラーが発生した場合、エラーメッセージはエラーが発生した端末に送信されます。 その他のすべてのユーザーについては、アプリケーションにログオンしようとするときに、適切なメッセージが表示されます。
ユーザー出口 SHUTEX1
および/または SHUTEX2
(パラメータ SHUTALL
と SHUTLST
のデフォルト値)を使用する場合、Natural UTM インターフェイスのフロントエンド部分に対する KDCDEF
パラメータ(KDCROOT
)に、次のような設定を定義する必要があります。
EXIT PROGRAM=NUSTART,USAGE=SHUT
最後の UTM タスクが終了すると、Natural UTM インターフェイスの統計情報が出力されます。
UTM シャットダウン機能を使用しない場合、SHUTALL
と SHUTLST
で定義したユーザー出口は使用することができず、統計情報も出力されません。
Natural UTM インターフェイスに収集され、出力される統計情報は次のとおりです。
MAIN DIRECTORY IS RESIDENT, N O T P A G E A B L E -------------------------------------------------- INITIALIZED WITH CONTROL DATA FROM NAT SYSTEM FILE TOTAL SIZE OF SWAP POOL IN KB : 32760 SIZE OF MAIN DIRECTORY IN KB : 2 TOTAL NO. OF SWAP POOL THREADS: 209 TOTAL NO. OF LOGICAL SWP(S) : 10 LAST STATUS OF THE SWAP POOL STATISTICS +-----------------------------------------------+ I Natural USER THREADS WITH LENGTH I I GREATER LOWER I I 152 KB I +-----------------------+-----------------------+ I + 2 KB: 0 I - 2 KB: 0 I I + 4 KB: 0 I - 4 KB: 17 I I + 6 KB: 0 I - 6 KB: 0 I I + 8 KB: 0 I - 8 KB: 1 I I + 10 KB: 0 I - 10 KB: 0 I I + 12 KB: 0 I - 12 KB: 0 I I + 14 KB: 0 I - 14 KB: 0 I I + 16 KB: 0 I - 16 KB: 0 I I + 18 KB: 0 I - 18 KB: 0 I I + NN KB: 0 I - NN KB: 0 I I AVER.LNG.NN: 0 KB I AVER.LNG.NN: 0 KB I +-----------------------------------------------+ |
LOGICAL SWP NO. 01 LOGICAL SWP NO. 02 ------------------ ------------------ LOGICAL SWP SIZE IN KB: 2402 LOGICAL SWP SIZE IN KB: 2690 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 SWP THREAD SIZE IN KB : 120 SWP THREAD SIZE IN KB : 128 NO. OF SWP ENTRIES : 20 NO. OF SWP ENTRIES : 21 MAX. USED ENTRIES : 0 MAX. USED ENTRIES : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. FAILED LOCATES : 0 NO. FAILED LOCATES : 0 LOGICAL SWP NO. 03 LOGICAL SWP NO. 04 ------------------ ------------------ LOGICAL SWP SIZE IN KB: 2858 LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3026 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 SWP THREAD SIZE IN KB : 136 SWP THREAD SIZE IN KB : 144 NO. OF SWP ENTRIES : 21 NO. OF SWP ENTRIES : 21 MAX. USED ENTRIES : 0 MAX. USED ENTRIES : 1 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 1 NO. FAILED LOCATES : 0 NO. FAILED LOCATES : 0 LOGICAL SWP NO. 05 LOGICAL SWP NO. 06 ------------------ ------------------ LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3194 LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3362 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 SWP THREAD SIZE IN KB : 152 SWP THREAD SIZE IN KB : 160 NO. OF SWP ENTRIES : 21 NO. OF SWP ENTRIES : 21 MAX. USED ENTRIES : 1 MAX. USED ENTRIES : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 17 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. FAILED LOCATES : 0 NO. FAILED LOCATES : 0 LOGICAL SWP NO. 07 LOGICAL SWP NO. 08 ------------------ ------------------ LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3530 LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3698 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 SWP THREAD SIZE IN KB : 168 SWP THREAD SIZE IN KB : 176 NO. OF SWP ENTRIES : 21 NO. OF SWP ENTRIES : 21 MAX. USED ENTRIES : 0 MAX. USED ENTRIES : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. FAILED LOCATES : 0 NO. FAILED LOCATES : 0 LOGICAL SWP NO. 09 LOGICAL SWP NO. 10 ------------------ ------------------ LOGICAL SWP SIZE IN KB: 3866 LOGICAL SWP SIZE IN KB: 4118 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 DIRECTORY SIZE IN KB : 2 SWP THREAD SIZE IN KB : 184 SWP THREAD SIZE IN KB : 196 NO. OF SWP ENTRIES : 21 NO. OF SWP ENTRIES : 21 MAX. USED ENTRIES : 0 MAX. USED ENTRIES : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. OF SWP GUESTS : 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. SUCCESSFUL LOCATES: 0 NO. FAILED LOCATES : 0 NO. FAILED LOCATES : 0 |
------------------------------------------------------------ USAGE STATISTICS OF SWAP POOL AND NATURAL USER THREADS SWP SLOT NO. NAT. % DIAGRAM NO. LNG KB THREADS --- ------ ------- ----- ----------------------------------- 01 120 0 0,0 02 128 0 0,0 03 136 0 0,0 04 144 1 5,5 *** 05 152 17 94,4 *********************************** 06 160 0 0,0 07 168 0 0,0 08 176 0 0,0 09 184 0 0,0 10 196 0 0,0 DESERTERS: 0 0,0 M A I N D I R E C T O R Y S T A T I S T I C S A R E A NATSHARE: SWAP POOL START DATE 02-07-17 NATSHARE: SWAP POOL START TIME 11:52:14 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF SWP SYNC. WAITS: 0 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF ASYN. WRITE WAITS: 0 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF DIALOGUE STEPS: 19 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF SWAPS: 0 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF WRITES TO ROLL FILE: 0 NATSHARE: TOTAL NUMBER OF SYNCHRONOUS WRITES: 0 NATSHARE: MAX NUMBER OF USER: 1 NATSHARE: MAX NUMBER OF DIALOGUES WITHOUT SWAPS: 19 NATSHARE: NUMBER OF SWAP POOL REORGANIZATION: 0 NATSHARE: NUMBER OF SWAP POOL REPAIR: 0 NATSHARE: NUMBER OF ABNORMAL ENDED SESSIONS: 0 NATSHARE: MAX. COMPR. L' OF NAT USER THREAD IN KB: 148 NATSHARE: REAL MAXSIZE NEEDED FROM Natural IN KB: 386 When Swap Pool Data Space is generated: NATSHARE: D A T A S P A C E ( D S F ) S T A T I S T I C S NATSHARE: NO. OF ESA DATA SPACE SLOTS: 30 NATSHARE: NO. OF WRITES INTO DATA SPACE: 0 NATSHARE: NO. OF FAILED WRITES (DATA SPACE FULL): 0 NATSHARE: NO. OF SUCCESSFUL DSP THREAD LOCATES: 0 NATSHARE: NO. OF FAILED DSP THREAD LOCATES: 0 NATSHARE: SWP STATISTICS PRINT DATE: 02-07-17 NATSHARE: SWP STATISTICS PRINT TIME: 11:52:14 |