この Natural プロファイルパラメータは、PROFILE
および SYS
プロファイルパラメータ文字列外でダイナミックプロファイルパラメータの使用を制限するために使用します。 パラメータモジュール NATPARM
の NTDYNP
マクロに対応します。
可能な設定 | ON |
すべてのプロファイルパラメータはダイナミックに指定できます。 |
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OFF |
プロファイルパラメータはダイナミックに指定できません。 | |
DYNPARM=(ON,parameter-name,...) |
parameter-name が指定されているパラメータのみをダイナミックに指定できます。 他のパラメータについては、エラーメッセージ NAT7008 が発行されます。
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DYNPARM=(OFF,parameter-name,...) |
すべてのプロファイルパラメータをダイナミックに指定できます。ただし、parameter-name が指定されているパラメータを除きます。 これらのパラメータについては、エラーメッセージ NAT7008 が発行されます。
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デフォルト設定 | ON |
すべてのプロファイルパラメータはダイナミックに指定できます。 |
ダイナミックな指定 | 可 | PROFILE または "SYS" パラメータ文字列外では、DYNPARM パラメータは Natural パラメータモジュールで NTDYNP マクロが指定されていない場合にのみ 1 回だけ使用できます。
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セッション内の指定 | 不可 | |
アプリケーションプログラミングインターフェイス | USR1005N |
『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。 |
DYNPARM
(または NTDYNP
マクロ)で定義されたパラメータ制限は、PROFILE
または SYS
プロファイルパラメータ文字列内では適用されません。 DYNPARM
を PROFILE
または SYS
文字列内で使用した場合、DYNPARM
またはマクロ NTDYNP
で定義された前の制限が置き換わります。
DYNPARM
は、1 つの文字列内で 1 回のみ使用でき、文字列の末尾に配置する必要があります。
以下では次のトピックについて説明します。
DYNPARM
パラメータは次のように指定します。
DYNPARM=(ON,parameter-name1,parameter-name2,...) |
または
DYNPARM=(OFF,parameter-name1,parameter-name2,...) |
NTDYNP
マクロは次のように指定します。
NTDYNP ON,parameter-name1,parameter-name2,parameter-name3,... NTDYNP parameter-name4,parameter-name5,... ... |
または
NTDYNP OFF,parameter-name1,parameter-name2,parameter-name3,... NTDYNP parameter-name4,parameter-name5,... ... |
この例は、ダイナミックパラメータ FNAT
および FSEC
を制限する方法を示しています。 Natural パラメータモジュール NATPARM
では、次のパラメータ制限を定義する必要があります。
NTPRM DBID=0,FNR=0 NTDYNP ON,PROFILE
また、ほとんどすべてのパラメータプロファイルが次の形式になります。
...,FNAT=(22,7,PASSW),FSEC=(22,9,PASSW),DYNPARM=(OFF,FNAT,FSEC)
特別なユーザーにすべてのパラメータ(FNAT
および FSEC
を含む)の使用を許可する場合、パラメータプロファイルは次の形式になります。
USER=(ADM1,ADM2),...,FNAT=(22,8),FUSER=(22,12),DYNPARM=(OFF,DUMMY)
この場合、通常のユーザーは PROFILE パラメータを最初のダイナミックパラメータとして入力する必要があります。 それ以降、FNAT
および FSEC
を除くすべてのパラメータが許可されます。 当然ながら、パラメータプロファイルアプリケーション SYSPARM
へのアクセスは制限する必要があります。