この Natural プロファイルパラメータでは、Natural パラメータモジュールで事前に定義されているダイナミックプロファイルパラメータセットを有効にすることができます。 これにより、Natural セッションの開始用に一連の多数のプロファイルパラメータが繰り返し指定されることを防止できます。
また、同様の機能が PROFILE
にも備わっています。
パラメータモジュール(NATPARM
)では、ダイナミックプロファイルパラメータセットを事前に定義するために NTSYS
マクロを使用します。 このようなパラメータセットを識別するために、一意なセット名を付けます。
可能な設定 | set-name |
Natural パラメータモジュール(NATPARM )の NTSYS で定義されている set-name (1~8 文字)。
|
---|---|---|
デフォルト設定 | なし | |
ダイナミックな指定 | 可 | このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 |
セッション内の指定 | 不可 |
指定するパラメータセットは、現在有効な Natural パラメータモジュール(NATPARM
)で定義する必要があります。例えば、PARM
パラメータで SYS
パラメータの前に指定する場合、代替パラメータモジュールで定義します。
代わりに、パラメータセットをパラメータ文字列内の SYS
の該当位置に指定した場合、その位置で評価されます。
以下では次のトピックについて説明します。
SYS
パラメータの構文は次のとおりです。
SYS=セット名 |
NTSYS
マクロは、次のようにパラメータセットごとに指定します。
NTSYS セット名,'パラメータ文字列1','パラメータ文字列2',... |
set-name
は、後続のパラメータセットを表します。英字で始まる 1~8 文字にする必要があります。
set-name
の後に、個々のプロファイルパラメータとその値を指定します。 指定できるプロファイルパラメータについては、『パラメータリファレンス』ドキュメントの「プロファイルパラメータ」を参照してください。
NTSYS
マクロで指定するパラメータセット全体は、ダイナミックパラメータの有効な文字列を構成する必要があります。 指定したパラメータ文字列の妥当性は、NATPARM
アセンブリ中にはチェックされません。
parameter-string1 が 255 文字を超過する場合、2 番目のパラメータ文字列 parameter-string2 を定義する必要があります(以降も同様)。
1 つの NTSYS
マクロのすべてのパラメータ文字列は、1 つのパラメータセットに連結されます。
サブ文字列内のアポストロフィは、2 つのアポストロフィで表されます。
NTSYS SET1,'FUSER=(,50),LC=ON,NC=ON,ULANG=2,TQ=OFF',',STACK=(LOGON ULIB1)' NTSYS SET2,'FUSER=(,51),ULANG=4,WH=ON,KC=ON,STACK=(LOGON ULIB2)'