バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

DY - ダイナミック属性

このセッションパラメータは、ダイナミック属性フィールド表示に属性を割り当てるために使用します。

可能な設定   下記を参照してください。
デフォルト設定 なし  
適用可能なステートメント:

DISPLAY
INPUT
PRINT
WRITE

パラメータはステートメントレベルでもエレメントレベルでも指定できます。
適用可能なコマンド: なし  

特別な識別文字(エスケープ文字)は、属性定義の前後に付けます。

INPUTDISPLAYWRITE、または PRINT ステートメントで処理され、エスケープ文字を含む英数字フィールドは、エスケープ文字の位置でサブフィールドに分割されます。 その後、対応する属性がサブフィールドに割り当てられます。 エスケープ文字は空白で置き換えられます。

DY 指定が適用されるフィールドの一部について、現在のフィールド表示とカラーが DY エントリ内に新しく定義された設定に変更されます。 フィールド表示とカラーについて DY セグメントに新しい設定が含まれていない場合は、次のようになります。


DY パラメータの構文

DY={{escape-character1} [color-attribute] [i/o-characteristics] [field-representation-attribute] } ... {escape-character2}

有効な設定について次に説明します。

escape-character1

属性定義の始めを表すエスケープ文字。 任意の特殊文字、またはアポストロフィと 16 進数('xx)を使用できます。

color-attribute

カラー属性の割り当て。 セッションパラメータ CD(カラー定義)も参照してください。

BL
GR
NE デフォルト色
PI ピンク
RE
TU 空色
YE 黄色

i/o-characteristics

意味
P サブフィールドの書き込み保護。

サブフィールドを書き込み保護するために P を指定できます。 セッションパラメータ AD(属性定義)も参照してください。

field-representation-attribute

追加属性の割り当て。 セッションパラメータ AD(属性定義)も参照してください。

意味
B 点滅(*)
C 手書き/斜体(*)
D デフォルトの輝度
I 高輝度
N 非表示
U 下線付き
V 反転表示(*)

escape-character2

属性定義の終わりを表すエスケープ文字。 任意の特殊文字(c)、またはアポストロフィと 16 進数('xx)を使用できます。

属性定義の終わりを表す文字の前に、エスケープシーケンス(エスケープ文字および属性)を 8 組まで指定できます。

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例 1:

DY=<U>

テキスト文字列は次のとおりです。

THIS <is> UNDERLINED

次のように出力されます。

THIS is UNDERLINED

例 2:

DY=<BL|RE/GR>

割り当て:

< は青

| は赤

/ は緑

> は初期フィールドカラーに戻ることを示します。

例 3:

DY=<P>;

テキスト文字列は次のとおりです。

Do not overwrite <this>

次のように出力されます。

Do not overwrite this

(この場合、this が保護されます)

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