バージョン 4.2.5
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FNAT - システムプログラム用の Natural システムファイル

この Natural プロファイルパラメータは、Natural システムプログラム用の Natural システムファイルにデータベース ID、ファイル番号、パスワードとサイファキー、および読み取り専用フラグを指定するために使用します。

Natural システムファイルは、すべての Natural システムプログラムが取得され、すべてのシステムコマンドが機能するデータベースファイルです。 このシステムファイルには、エラーテキストや Natural ヘルプ情報も保存されています。

可能な設定 database-ID 1~65535255 は除く データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています(プロファイルパラメータ LFILE を参照)。
file-number 1~65535 ファイル番号。
password 1~8 文字

Natural システムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用してパスワード保護されている場合、パスワードのみ必要となります。

VSAM システムファイルを使用した Natural の場合:VSAM の定義に基づくシステムファイルの論理名(DD または DLBL)を指定するには、パスワードを使用します。 例:FNAT=(22,5,SYSVSAM)

詳細については、『Natural for VSAM』ドキュメントの「VSAM システムファイルによる Natural の使用」を参照してください。

cipher key 8 の 10 進数値

Natural システムファイルが Adabas セキュリティ機能を使用して暗号化されている場合、サイファキーのみ必要となります。

サイファキーは今後利用するために予約されています。現在は無視されます。

RO 読み取り専用フラグです。 RO は、Natural システムファイルが "読み取り専用" で、ファイルが変更不可にされる場合にのみ指定できることを示します。
デフォルト設定 なし
ダイナミックな指定 FNAT パラメータを DBIDFNRSYSPSWSYSCIP、または ROSY パラメータのいずれかと組み合わせてダイナミックに指定する場合、これらのパラメータの後に FNAT パラメータを指定する必要があります。
セッション内の指定 不可

このパラメータの構文は次のとおりです。

FNAT=(database-ID,file-number,password,cipher-key,RO)

例:

FNAT=(,8) 
FNAT=(22,5,PASSW2)

注意:

  1. FNAT 設定のサブパラメータが指定されていない場合、システムプログラム用の Natural システムファイルにはパラメータ DBIDFNRSYSPSWSYSCIP、または ROSY の対応する設定が適用されます。
  2. Adabas FNAT ファイルを再編成する場合、または FNAT ファイルからデータをアンロード/ロードする場合(例えば、ADAULD/ADALOD を使用)、ADALOD ユーティリティに USERISN=YES を指定する必要があります。

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