バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

PROFILE - ダイナミックパラメータプロファイルの有効化

この Natural プロファイルパラメータは、ダイナミックパラメータプロファイルを有効にするために使用します。

ダイナミックプロファイルパラメータを使用して Natural を呼び出す場合、パラメータの文字列を 1 回指定し、その文字列をプロファイル名で保存することで、その後で 1 つのダイナミックパラメータのみを使用して Natural を呼び出せるようになります(下記参照)。Natural を呼び出すたびに個々のパラメータの文字列全体を指定する必要はありません。

PROFILE=profile-name

このプロファイルで定義されたパラメータは、ダイナミックプロファイルパラメータとして Natural に渡されます。これらのプロファイルの作成および管理には、ユーティリティ SYSPARM(『ユーティリティ』ドキュメントを参照)を使用します。

可能な設定 1~8 文字

プロファイル名。 または特殊オプション(下記参照)。

デフォルト設定    
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  

特殊オプション

また、PROFILE パラメータには、次の特殊オプションが用意されています。

PROFILE=AUTO Natural では、現在の TP ユーザー ID(システム変数 *INIT-USER 内に含まれる)がプロファイル名として使用されます。つまり、その ID に対応する名前で定義されたプロファイルが使用されます。 このようなプロファイルが見つからない場合、AUTO という名前のプロファイルが代わりに使用されます(使用可能な場合)。 個々のプロファイルを使用しなくても、このような AUTO プロファイルをユーザーのデフォルトプロファイルとして定義できます。
PROFILE=TERMINAL Natural では、現在の端末 ID(システム変数 *INIT-ID 内に含まれる)がプロファイル名として使用されます。つまり、その ID に対応する名前で定義されたプロファイルが使用されます。
PROFILE=PROGRAM Natural では、Natural として現在実行中のプログラムの名前(システム変数 *INIT-PROGRAM)がプロファイル名として使用されます。つまり、この名前で定義されたプロファイルが使用されます。

デフォルトでは、プロファイルは現在の FNAT システムファイルから読み込まれます。

プロファイルを別のシステムファイルから読み込むには、目的のデータベース ID、ファイル番号、パスワード、およびサイファコードを profile-name の後(または上記の特殊オプションのいずれかの後)に指定します。

PROFILE=(profile-name,dbid,fnr,password,cipher-code)

すべてのプロファイルパラメータが同じシステムファイル(FNAT 以外)から読み込まれるようにするには、パラメータモジュールで次のように指定します。

PROFILE=(,dbid,fnr)

パラメータモジュール内で PROFILE パラメータが指定されている場合、パラメータモジュール内の他のパラメータの後に評価されますが、ダイナミックに指定されたプロファイルパラメータの前に評価されます。つまり、プロファイル内で指定されたパラメータは、個々に指定するダイナミックパラメータで上書きできます。

プロファイルの使用を制限するには、プロファイルパラメータ USER を使用します。

他のパラメータと異なり、PROFILE パラメータ指定は、別の PROFILE で上書きすることはできません。 したがって、すべてが順次評価される複数のパラメータプロファイルを指定できます。

PROFILE パラメータを ADARUN MODE=SINGLE と併用することはできません。

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