このドキュメントでは、Natural UTM インターフェイス(製品コード NUT)のインストール方法について説明します。
以下のトピックについて説明します。
Natural UTM インターフェイスの使用方法については、Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「openUTM 環境での Natural」を参照してください。
vrs または vr の表記について:このドキュメントでは、vrs または vr は、対応するバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。 製品バージョンの詳細については、『用語集』の「バージョン」を参照してください。
Natural UTM インターフェイスをインストールする前に、以下のソフトウェアがインストール済みで実行されている必要があります。
BS2000/OSD 環境の基本 Natural。 「BS2000/OSD 環境での Natural のインストール」を参照してください。
Adabas UTM インターフェイス(製品コード AUT)。Natural for Mainframes の最新のリリースノートの「Natural および他の Software AG 製品」に指定されているバージョンである必要があります。
インストールテープには、以下の表に挙げられているデータセットが収録されています。 データセットの収録順については、インストールテープに付属の「テープ作成レポート」を参照してください。
データセット名 | 内容 |
---|---|
NUTvrs.MAC |
Natural/UTM に必要なマクロ |
NUTvrs.SRC |
Natural/UTM に必要なソース |
NUTvrs.JOBS |
Natural/UTM のサンプルジョブライブラリ |
If you are not using System Maintenance Aid (SMA), use the procedure described below. In this procedure, the values specified below must be supplied.
To copy the datasets from tape to disk, perform the following steps:
This step is not necessary if you have already copied the library
SRVvrs.LIB
from another Software AG installation
tape. For further information, refer to the element #READ-ME
in this library.
The library SRVvrs.LIB
is stored on the tape as a
sequential file named SRVvrs.LIBS
containing LMS
commands. The current version vrs
can be obtained
from the Report of Tape Creation. To convert this
sequential file into an LMS-library, execute the following commands:
/IMPORT-FILE SUPPORT=*TAPE(FILE-NAME=SRVvrs.LIBS, - / VOLUME=volser, DEV-TYPE=tape-device) /ADD-FILE-LINK LINK-NAME=EDTSAM, FILE-NAME=SRVvrs.LIBS, - / SUPPORT=*TAPE(FILE-SEQ=3), ACC-METH=*BY-CAT, - / BUF-LEN=*BY-CAT, REC-FORM=*BY-CAT, REC-SIZE=*BY-CAT /START-EDT @READ '/' @SYSTEM 'REMOVE-FILE-LINK EDTSAM' @SYSTEM 'EXPORT-FILE FILE-NAME=SRVvrs.LIBS' @WRITE 'SRVvrs.LIBS' @HALT /ASS-SYSDTA SRVvrs.LIBS /MOD-JOB-SW ON=1 /START-PROG $LMS /MOD-JOB-SW OFF=1 /ASS-SYSDTA *PRIMARY
where:
tape-device
is the device-type of the
tape, for example: TAPE-C4
volser
is the VOLSER of the tape (see
Report of Tape Creation)
To copy the procedure COPY.PROC
to disk, call the procedure P.COPYTAPE
in
the library SRVvrs.LIB
:
/CALL-PROCEDURE (SRVvrs.LIB,P.COPYTAPE), - / (VSNT=volser, DEVT=tape-device)
If you use a TAPE-C4 device, you may omit the parameter DEVT
.
To copy all Software AG product files from tape to disk, enter the
procedure COPY.PROC
:
/ENTER-PROCEDURE COPY.PROC, DEVT=tape-device
If you use a TAPE-C4 device, you may omit the parameter DEVT
. The result
of this procedure is written to the file L.REPORT.SRV
.
以降の説明で、JOBLIB
は以下を表します。
SMA を使用していない場合は、サンプルジョブライブラリ(NUTvrs.JOBS
)。
SMA を使用している場合は、SMA ジョブライブラリ(SMA パラメータグループ BASIC
の SMA パラメータ JOBLIB
の説明を参照)。
注意:
Software AG では、ライブラリ JOBLIB
のソース要素に以下の命名規則を使用しています。
A<product-code><function>
= アセンブラソース
L<product-code><function>
= TSOSLNK
/BINDER
の命令
例:ANATFRNT
、ANATRENT
、ANATSTUB
、LNATFRNT
など
(ジョブ I070、手順 0110)
ライブラリ JOBLIB
のサンプル KDCDEF
命令ソース NUT.KDCDEF
(LMS 要素タイプ = D)を、環境に合うように準備します。
Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「UTM リソースの定義 - KDCDEF」を参照してください。
(ジョブ I070、手順 0111)
ライブラリ JOBLIB
のソースモジュール ANUTSTUB
をアセンブルします。
Natural の『オペレーション』ドキュメントの「ローカル共通メモリプール」を参照してください。
(ジョブ I070、手順 0112)
ライブラリ JOBLIB
のソースモジュール ANUTFRNT
をアセンブルします。
Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「NATUTM マクロパラメータ」を参照してください。
(ジョブ I070、手順 0113)
ライブラリ JOBLIB
のソースモジュール ANUTRENT
をアセンブルします。
Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「NURENT マクロパラメータ」を参照してください。
(ジョブ I070、手順 0114)
ライブラリ JOBLIB
のモジュール ANUTSWP
をアセンブルおよびリンクします。
Natural の『オペレーション』ドキュメントの「Natural スワッププールの定義」の「マクロ NTSWPRM のキーワードパラメータ」を参照してください。
(ジョブ I070、手順 0120)
ライブラリ JOBLIB
のサンプルソース ANUTKDCR
(手順 1 で生成)を KDCROOT
モジュール向けにアセンブルします。
Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「KDCROOT の生成」を参照してください。
(ジョブ I080、手順 0200)
ソースモジュール ANUTPARM
で、Natural プロファイルパラメータを環境に合うように変更します。その際、少なくとも以下のパラメータを確認します。
FNAT=(dbid,fnat) FUSER=(dbid,fuser)
ライブラリ JOBLIB
のソースモジュール ANUTPARM
をアセンブルします。
(ジョブ I080、手順 0210)
ライブラリ JOBLIB
の LNUTFRNT
に含まれている TSOSLNK
用の INCLUDE
ステートメントを使用します。
ライブラリ JOBLIB
のジョブ E.START.SWP
をサブミットして、Natural スワッププールを開始します。
ライブラリ JOBLIB
のジョブ E.START.NUT
をサブミットします。これは、Natural を UTM 環境で起動するためのサンプルジョブです。
「TP モニタインターフェイスのインストール確認」の手順に従います。