このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
Natural に表示されるエラーメッセージの詳細を確認するには、次のシステムコマンドを発行します。
HELP nnnn
nnnn は、エラーメッセージの番号です。
拡張メッセージテキストが表示され、エラーの詳細情報が示されます。システムコマンド
HELP
の説明も参照してください。
Natural に用意されているエディタについては、『エディタ』ドキュメントを参照してください。
このエディタは、EDIT
システムコマンドを使用して呼び出します。呼び出されるエディタは、指定するオブジェクトタイプに応じて、次のように異なります。オブジェクトを名前で指定すると、該当するエディタが自動的に呼び出されます。
エディタを切り替えると、それまでに保存していないすべての変更が失われます。編集エリアは、編集する新しいオブジェクトによって上書きされます。
『Natural のファーストステップ』も参照してください。このチュートリアルでは、Natural を使用したプログラミングおよび Natural エディタの使用について簡単に概要を説明します。
UNIX アプリケーションのデバッグは、NaturalONE を使用する場合、または SPoD によるリモート UNIX 環境での作業時には Natural for Windows(Natural スタジオ)を使用する場合のみ可能です。NaturalONE デバッガを使用すると、例えば Natural RPC アプリケーションをデバッグしたり、Natural for Ajax で作成されたワークプレースアプリケーションをデバッグしたりすることができます。
多くの Natural 機能には、オブジェクトのリストが表示されます。通常、これらのリストには、使用可能なすべてのオブジェクトが含まれます(例えば、特定タイプのすべてのオブジェクト、特定ライブラリ内のすべてのオブジェクトなど)。すべてのオブジェクトをリストせず、特定の範囲のオブジェクトのみをリストする場合は、アスタリスク表記を使用してその範囲を指定できます。
パラメータ値に続けてアスタリスク(*)を指定すると、その値で始まる名前(または ID、またはパラメータ)を持つオブジェクトのみのリストを取得できます。値の末尾にアスタリスクを指定して入力するこのオプションをアスタリスク表記と呼びます。
パラメータを指定せずに SCRATCH
システムコマンドを入力した場合:
SCRATCH
現在のライブラリに存在するすべてのオブジェクトのリストが表示されます。削除するオブジェクトにマークを付けることができます。
次のように SCRATCH
システムコマンドを入力した場合:
SCRATCH BOC*
現在のライブラリに存在する、名前が "BOC" で始まるオブジェクトのみのリストが表示されます。削除するオブジェクトにマークを付けることができます。