このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
Natural を呼び出すと、メインメニューが表示されます。
2008-03-10 NATURAL Library: SYSTEM 15:12:57 V 6.3.4 Software AG 2008 Mode : REPORT User: SAG Work Area : empty +------------------------------------------------------------------------------+ ¦Library Direct Services OS Fin ¦ +------------------------------------------------------------------------------+ Select Library |
メインメニューの左上隅には、次の情報が表示されます。
現在の日時です。
現在のユーザー ID。デフォルトでは、UNIX のユーザー ID です。
メインメニューの右上隅には、次の情報が表示されます。
現在のライブラリの名前。「Natural ライブラリの使用」も参照してください。
ライブラリ名の後のマイナス(-)文字は、このライブラリではファイルシステムに保存されているソースコードで行番号が省略されていることを示します。行番号省略状態は、FTOUCH
ユーティリティを使用して変更できます。
現在のプログラミングモード(レポーティングまたはストラクチャードモード)。以下の「プログラミングモード」も参照してください。
現在エディタのワークエリアに表示されている Natural オブジェクトの名前。このワークエリアには、編集するオブジェクトが配置されます。文字列 "empty" は、ワークエリアにオブジェクトがないことを示します。
メインメニューで提供されるメニューの詳細については、以下の「メニューの概要」を参照してください。
Natural では、2 つのプログラミングモードをサポートしています。
ストラクチャードモード
ストラクチャードモードは、明確で適切に定義されたプログラム構成で複雑なアプリケーションに使用します。ストラクチャードモードは単独で使用することをお勧めします。
レポーティングモード
レポーティングモードが役に立つのは、複雑なデータやプログラミング構成を必要としない、アドホックレポートおよび小さなプログラムを作成する場合のみです。
レポーティングモードとストラクチャードモードの違いの詳細については、『プログラミングガイド』の「Natural プログラミングモード」を参照してください。
別のモードに切り替えるには
[ENTER
キーを押します。表示される[Direct Command]ウィンドウで、GLOBALS
システムコマンド(後述)を入力し、ENTER キーを押します。
レポーティングモードからストラクチャードモードに切り替えるには:
GLOBALS SM=ON
ストラクチャードモードからレポーティングモードに切り替えるには:
GLOBALS SM=OFF
メインメニューでは、次のメニューが使用可能です。
このメニューを選択すると、新しい Natural ライブラリを作成したり、既存の Natural ライブラリにログオンしたりできます。詳細については、「Natural ライブラリの使用」を参照してください。
このメニューを選択すると、実行するシステムコマンドまたはプログラムの名前を入力する[Direct
Command]ウィンドウが表示されます(プログラムが現行ライブラリ、STEPLIB、または SYSTEM
ライブラリにある場合)。「よく使用されるシステムコマンド」も参照してください。
Natural システムコマンドは、例えば次のような場合に使用します。
Natural ライブラリ内のオブジェクトの検索、アクセス、操作、チェック、およびコンパイル
Natural セッションの開始、終了、情報表示。
Natural ユーティリティへのアクセス
注意:
MORE
プロンプトへの応答としてシステムコマンドを入力することもできます。この場合、実行中のプログラムが停止し、システムコマンドが実行されます。
このメニューを選択すると、次のいずれかのコマンドを選択できるウィンドウが表示されます。
Command | 機能 |
---|---|
データ定義モジュール(DDM)を作成/編集したり、その他のさまざまな DDM メンテナンス機能を実行したりできます。詳細については、『エディタ』ドキュメントの「DDM サービス」を参照してください。 | |
さまざまなライブラリ関連機能を実行できます。詳細については、『ツールおよびユーティリティ』ドキュメントの「SYSMAIN ユーティリティ」を参照してください。 |
このメニューを選択すると、次のコマンドを選択できるウィンドウが表示されます。
Command | 機能 |
---|---|
UNIX システム画面を呼び出します。その後、任意の UNIX システムコマンドまたはプログラム名を入力できます。 |
現在の Natural セッションに戻るには、オペレーティングシステムのプロンプトで
exit
DCL プロンプトで コマンドを入力します。
注意:
別の UNIX コマンドプロセスを開始できない場合は、コンフィグレーションユーティリティでシェルアクセスが禁止されています(プロファイルパラメータ
SHELL
)。この場合は、Natural
管理者に連絡してください。
このメニューを選択すると、Natural を終了するかどうかを確認するメッセージが表示されます。