Natural データエリアエディタを使用すると、データエリアを作成および編集できます。データエリアは、グローバルデータエリア(GDA)、ローカルデータエリア(LDA)、またはパラメータデータエリア(PDA)タイプの Natural オブジェクトです。データエリアの使用方法の詳細については、『プログラミングガイド』の「データエリア」を参照してください。
データエリアには、データ定義モジュール(DDM)のデータビューで参照する、ユーザー定義変数、定数、データベースフィールドなどのデータ要素定義が含まれています。データ要素定義は、1 つ以上の Natural オブジェクトによって使用されます。データエリアからコピーコードを作成することもできます。DDM のデータビューは PDA では定義できないことに注意してください。
『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「SPoD 環境のエディタ」
『データエリアエディタ』ドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
データエリアエディタは、『システムコマンド』ドキュメントで説明しているように、Natural システムコマンド EDIT
を使用して起動します。
新しいデータエリア用にデータエリアエディタを起動するには
作成するデータエリアのタイプ(GLOBAL
、LOCAL
、または PARAMETER
)を指定して、EDIT
コマンドを発行します。
例えば、次のようになります。
EDIT LOCAL
LDA(画面上部の情報行に LOCAL
と表示)に対しては、次の説明に示す例のようなエディタ画面が、編集エリアが空の状態で表示されます。
既存のデータエリア用にデータエリアエディタを起動するには
現在の Natural 環境にソースオブジェクトとして格納されているデータエリアの名前を指定して、EDIT
コマンドを発行します。
例えば、次のようになります。
EDIT LDA1
次に示す例のようなエディタ画面が表示されます。この画面には、ローカルデータエリア LDA1
のソースが表示されています。
Press <ESC> to enter command mode Mem: LDA1 Lib: SAGTEST Type: LOCAL Size: 1662 Line: 0 of: 36 C T Comment * *** Top of Data Area *** V 1 EMPLOYEES_VIEW EMPLOYEES 2 PERSONNEL-ID A 8 G 2 FULL-NAME 3 FIRST-NAME A 20 3 MIDDLE-I A 1 3 NAME A 20 2 MIDDLE-NAME A 20 2 MAR-STAT A 1 2 SEX A 1 2 BIRTH D 2 N@BIRTH I 2 G 2 FULL-ADDRESS M 3 ADDRESS-LINE A 20 (1:191) 3 CITY A 20 3 ZIP A 10 3 POST-CODE A 10 3 COUNTRY A 3 G 2 TELEPHONE F 1 HELP F 2 CHOICE F 3 QUIT F 4 SAVE F 5 STOW F 6 CHECK F 7 READ F 8 CLEAR F 9 MEM TYPE F10 GEN F11 FLD TYPE F12 |
エディタ画面には、上から下に、次のセクションが含まれています。
セクション | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コマンド行 | コマンド行を使用すると、エディタコマンドまたはシステムコマンドを発行したり、プログラムを実行したりできます(「編集モードおよびコマンドモード」を参照)。コマンド行は、コマンドモードに設定されている場合にのみ、表示されます。それ以外の場合は、コマンドモードに関するメッセージが代わりに表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||
情報行 |
|
||||||||||||||||||||||||||
編集エリア | データエリアのソースが表示されます。新しいデータエリアの場合は、空となります。「編集エリアの使用」を参照してください。
ソースはスクロールすることのみができます。ただし、編集モードに設定されている場合は、ソースを変更できます。「編集モードおよびコマンドモード」を参照してください。 |
||||||||||||||||||||||||||
ファンクションキー行 | エディタコマンドを実行する場合に使用できるファンクションキー(F キー)を表示します。「エディタコマンドおよびファンクションキー」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||
メッセージ行 | エラーが発生すると表示されます。この場合は、メッセージ行により、ファンクションキー行の 1 行目が該当するエラーメッセージで一時的に上書きされます。 |
データエリアエディタは、編集モードおよびコマンドモードという 2 つの異なるモードで動作します。
編集モードでは、現在のデータエリアのソースを上下にスクロールしたり、ソース行の作成または変更に必要な行コマンドを使用できます。また、画面で使用可能なすべての F キーを押すこともできます。
コマンドモードでは、エディタコマンドまたはシステムコマンドを入力または選択したり、プログラムを実行したりできます。コマンドモードでは、データエリアのソースを変更できません。
デフォルトでは、データエリアエディタは起動時に編集モードになっています。
編集モードとコマンドモードを交互に切り替えるには
ESC キーを押します。
コマンドモードが設定されると、エディタコマンド行が表示されます。エディタコマンド行は、エディタ画面左上隅の[Command:]という表示によって示されます。
現在のモードは Natural セッションの間、保持されます。
ダイレクトコマンドまたはプログラム名を入力するには
コマンド行に次のいずれかを入力します。
任意の Natural システムコマンド。
例えば、次のようになります。システムコマンド CHECK
でソースコードの構文チェックを行ったり、SAVE
でソースコードを保存したりします(「データエリアの保存とカタログ」も参照)。
オブジェクトソースの管理と使用に関連するその他のシステムコマンドについては、『システムコマンド』ドキュメントの「Natural オブジェクトによるアプリケーションの管理」を参照してください。
実行する Natural プログラムの名前。
エディタコマンド。使用可能なすべてのエディタコマンドについては、「エディタコマンドおよびファンクションキー」を参照してください。
コマンド行で「M
」(メニュー)を入力します。
次のコマンドメニューが表示されます。
このメニューを選択すると(デフォルトで選択)、ウィンドウが開き、最も頻繁に使用するコマンドの一部が表示されます。次のコマンドのいずれかを選択して実行できます。、、、、、、 または 。これらのコマンドについては、「エディタコマンドおよびファンクションキー」の、対応するダイレクトコマンドを参照してください。
このメニューを選択すると、すべてのコマンドメニューが閉じ、コマンド行が表示されます。
このメニューを選択すると、データエリアエディタは終了します。最後の SAVE
または STOW
コマンドの実行後、現在のデータエリアに対して加えられた変更は保存されません。
編集エリアは、空であるか、「データエリアエディタの起動」の例のように、コマンド EDIT
または READ
を使用してソースワークエリアに最後に読み込まれたソースコードが表示されます。
既存のオブジェクトのソースを読み込むと、ソースコード全体がソースワークエリアにロードされ、編集できるようになります。ただし、ソースのサイズによっては、ソース行の一部のみが編集エリアに表示される場合があります。この場合は、「ソース行の表示および選択」で説明しているように、表示または編集する行へ移動するために、ソースを下方にスクロールすることが必要となります。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
エディタ画面の編集エリアは列で構成されており、変数定義またはフィールド定義のすべての属性が 1 行で管理されます。
次のセクションでは、編集エリアに表示される列について説明します。列の内容は、変数またはフィールドを作成または変更するとき、[Definition]および[Redefine]ウィンドウに入力された値によって異なります(「Definition または Redefine ウィンドウの入力フィールド」を参照)。また、列の内容は、カウンタフィールド(C* 変数)がフィールドから作成されたかどうかによっても異なります。
注意:
現在のソース行に含まれる変数またはフィールドのタイプに応じて、列見出しを変更したり非表示にしたりできます。
列見出し | 説明 |
---|---|
C | コマンド列。ソース行の作成または変更に必要な行コマンドの 1 つを入力できます。「行コマンド」も参照してください。 |
T | |
L | 変数またはフィールドのレベル番号(1~99)。
階層構造外の変数およびビュー定義にはレベル 1 を指定する必要があります。レベル番号は、データブロック定義には使用できません。 |
Name of
variable-field-type または Comment |
変数またはフィールドの名前。[T]列の説明で示されているように、この列見出しは、現在選択されている変数またはフィールドのタイプに応じて変わります。
ビューには、[Name of variable-field-type]の他に、[Name of DDM]列も表示されます。 ブロックの場合は、Name of variable-field-type に加えて、Name of Parent Block 列が表示されます。 |
F | 変数またはフィールドの Natural データフォーマット。 |
Length | 変数またはフィールドの長さ。 |
Index/Comment | 変数またはフィールドの、配列の添字および/またはコメント。 |
M | 変数またはフィールドに編集マスク、ヘッダー、および/または初期値が定義されている場合は、[M](Miscellaneous)列に X が表示されます。
ビュー、グループ、ピリオディックグループ、またはビュー内のマルチプルバリューフィールドに対しては、この列は表示されません。 |
編集モードでは、現在のデータエリアを上下にスクロールして、ソースワークエリアに現在含まれているソースのすべての行を表示することができます。また、変更を加える行を選択したり、新しい行を挿入する行を指定したりできます。
ソースをスクロールし、行を選択するには
UP ARROW キーおよび DOWN ARROW キーを押すと、それぞれ上下に 1 行ずつスクロールします。
または:
HOME キーまたは END キーを押すと、ソースワークエリア内に含まれる最初の(先頭)行または最後の(最下端)行に移動します。
または:
PAGE UP キーまたは PAGE DOWN キーを押すと、一度に 1 画面分のページだけ現在のソース行を上または下に移動します。これらのキーのいずれかにアクセスできない場合は、ファイル SAGtermcap を調べてエントリを確認します。
カーソルが置かれている行が現在の行となります。この行は選択された状態となり(強調表示)、変更を加えることができます。
編集モードでは、「行コマンド」で説明している適切な行コマンドを使用して、現在のソース行で、変数定義およびフィールド定義を作成または変更できます。
次の例は、行コマンドを使用して、単一または複数の行をソースに追加したり、行を変更したりする手順を示しています。
ビュー、再定義、またはカウンタフィールド以外の、新しい定義の行を追加するには
新しい定義を配置する行の上の行を選択し、その横の[C]列に、次の行コマンドを入力します。
I
データエリアが空である場合は、[Top of Data Area]の横に「I
」を入力します。
選択ウィンドウが表示されます。
次のいずれかを選択します。
: | ユーザー定義変数またはデータベースフィールド。 |
: | GDA 内のデータブロック(『プログラミングガイド』を参照)。 |
: | ユーザー定義定数(『プログラミングガイド』の「ユーザー定義定数」を参照)。 |
: | オブジェクトハンドル(『プログラミングガイド』の「クラスとオブジェクトの使用」を参照)。 |
: | 階層グループ構造(ビュー外で有効)。 |
: | コメントフィールド。 |
選択された変数またはフィールドのタイプに応じて、必要な属性定義を入力できる[Definition]ウィンドウが表示されます。このウィンドウに表示される入力フィールドの詳細については、「Definition または Redefine ウィンドウの入力フィールド」を参照してください。
ビューを配置する行の上の行を選択し、その横の[C]列に、次の行コマンドを入力します。
V
データエリアが空である場合は、[Top of Data Area]の横に「V
」を入力します。
View Definition ウィンドウが表示されます。
作成するビューの名前、および、そのビューの作成元となる DDM の名前を入力します。指定した DDM は、現在のシステムファイル内の現在の Natural ライブラリに含まれている必要があります。
[DDM]選択ウィンドウが開き、指定した DDM に定義されているすべてのフィールドのリストが表示されます。
方向(カーソル)キーを使用してリストをスクロールし、ビューに含める各 DDM フィールドの横に「X
」を入力します。
または:
すべての DDM フィールドをビューに含める場合は、[DDM]選択ウィンドウで、いずれかの DDM フィールドの横に「A
」を入力します。
フィールドの選択を解除するには、X
を空白文字で置き換えます。
ピリオディックグループまたはマルチプルバリューフィールドを選択しなかった場合は、データエリアにすべてのフィールドがコピーされます。
ピリオディックグループまたはマルチプルバリューフィールドを選択した場合は、[Occurrences Definition]ウィンドウが表示されます。
[From:]フィールドにはビューで使用される 1 次元または 2 次元の配列の下限を入力し、[To:]フィールドには上限を入力します。
ピリオディックグループまたはマルチプルバリューフィールドは、ビュー名がレベル 1 である階層構造を持つビュー定義の下位フィールドとして、指定したオカレンス数だけデータエリアにコピーされます。
行の内容を変更するには
選択した行の横の[C]列に、次の行コマンドを入力します。
E
選択した行の変数定義またはフィールド定義に応じて、[Definition]ウィンドウ(または再定義の場合には[Redefine]ウィンドウ)が表示されます。
[Definition]ウィンドウ、または再定義の場合には[Redefine]ウィンドウで、変数またはフィールドを作成および変更できます。このウィンドウに表示される入力フィールドは、選択された変数またはフィールドのタイプによって異なります。次の表に、使用可能なすべての入力フィールドのリストおよび説明を示します。
[Definition]または[Redefine]ウィンドウで入力した定義は、構文エラーがチェックされます。
このセクションで説明する変数属性またはフィールド属性の詳細については、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数」および「フィールドの定義」、および、『ステートメント』ドキュメントの「DEFINE DATA
」も参照してください。DEFINE DATA
ステートメントで使用される値は、データエリアで使用される値に対応しています。
入力フィールド | 説明 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Level | 変数またはフィールドのレベル番号(1~99)。
階層構造外の変数またはフィールドにはレベル 1 を指定する必要があります。ビュー定義にはレベル 1 を指定する必要があります。レベル番号は、データブロック定義には使用できません。 |
||||||||||||||||||
Name | 次のいずれかの名前を指定します。
有効な名前については、『Natural の使用』ドキュメントの「ユーザー定義変数の命名規則」を参照してください。 ユーザー定義変数については、『ステートメント』ドキュメントの |
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Format | 変数またはフィールドの Natural データフォーマット。
有効なフォーマットについては、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数のフォーマットおよび長さ」および「特殊フォーマット」を参照してください。 カウンタフィールド(C* 変数)に対して、Natural データフォーマット/長さ I2 または I4 を指定できます(デフォルト設定は、フォーマット/長さなしで N3 です)。 |
||||||||||||||||||
Length | 変数またはフィールドの長さ。
有効な長さについては、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数のフォーマットおよび長さ」を参照してください。 Natural データフォーマット C、D、T、L には長さは許可されていません。[Length]フィールドで[ カウンタフィールド(C* 変数)に対して、Natural データフォーマット/長さ I2 または I4 を指定できます(デフォルト設定は、フォーマット/長さなしで N3 です)。 |
||||||||||||||||||
Arraydefinition | 変数またはフィールドの配列定義。
1 次元または 2 次元の配列の下限と上限を定義できます(「配列の定義例」を参照)。 |
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Edit Mask | PDA では使用できません。
I/O ステートメントで変数またはフィールドを表示するときに使用される、変数またはフィールドの編集マスク。 カッコまたはアポストロフィを使用せずに、有効な値を入力します(「編集マスクの定義例」を参照)。有効な入力値の詳細については、『パラメータリファレンス』ドキュメントで説明している、対応するセッションパラメータ |
||||||||||||||||||
Header Definition | PDA では使用できません。
アポストロフィまたはカッコを使用せずに、英数文字列を入力します(「ヘッダーの定義例」を参照)。ヘッダーの詳細については、『パラメータリファレンス』ドキュメントで説明している、対応するセッションパラメータ |
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Initialization |
|
||||||||||||||||||
Value Clause |
|
||||||||||||||||||
Optional Param |
|
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Indexdefinition | 構造(グループ)タイプの変数の配列定義。
この入力フィールドは、配列の上限および下限の定義、変数の初期値の指定、または変数の編集マスクの指定に使用します。 「配列の定義例」も参照してください。 |
||||||||||||||||||
Comment | コメントのテキスト。 |
(2,2) /* 2 dimensions, 2 occurrences (2,2,2) /* 3 dimensions, 2 occurrences (1:10,2) (-1:3,2)
999.99 XXX...XX MM.DD.YY
HEADER TEXT
INIT<3> INIT<'ABC'> INIT<H'F1F2'> /* binary variable (B2) CONST<12> INIT ALL<'ABC'>
編集モードが設定されている場合は、ソース行の[C]列に行コマンドを入力できます。入力されたコマンドは、列に表示されない場合があります。
F2 キーを押すと、すべての使用可能な行コマンドの選択リストが表示されます。
次の表では、データエリアエディタで使用できるすべての行コマンドについて説明します。表中で使用されている「編集ブロック」という表現は、マークされているソース行のブロックを表します。
Command | 関数 | ||||||||||||||||||||||
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C (コピー) |
1 行以上の行をコピーします。編集ブロックで「C 」を入力すると、このブロック内のすべての行がコピーされます。
「編集ブロックをコピーまたは切り取って貼り付けるには」も参照してください。 |
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D (削除) |
1 行以上の行を削除します。
編集ブロックに「 「編集ブロックをコピーまたは切り取って貼り付けるには」も参照してください。 |
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E (編集) |
選択した変数またはフィールドのタイプに応じて、[Definition]または[Redefine]ウィンドウを開きます(Definition または Redefine ウィンドウの入力フィールドも参照)。このウィンドウでは、その行に含まれる変数またはフィールドの属性を変更できます。
ビュー定義内のフィールドについては、以下のみを変更できます。Level(ピリオディックグループおよびマルチプルバリューフィールドを除く)、Edit Mask、Header Definition、Indexdefinition および Comment。 |
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H (ブロックのマーク解除) |
現在の編集ブロックからマークを解除します。このコマンドは、編集ブロック内から発行する必要があります。 | ||||||||||||||||||||||
I (行の挿入) |
新しい定義用の行を挿入します(「ビュー、再定義、またはカウンタフィールド以外の、新しい定義の行を追加するには」を参照)。 | ||||||||||||||||||||||
M (コメントの追加) |
選択した行またはマークした編集ブロックにコメントマークを追加します。コンパイラチェックでは、これらの行は無視されます。このコマンドは、テストの目的に使用すると便利です。 | ||||||||||||||||||||||
N (コメントの削除) |
選択した行またはマークした編集ブロックからコメントマークを削除します。 | ||||||||||||||||||||||
P (貼り付け) |
現在の行の後のデータエリアに 1 行以上の行を貼り付けます。
「編集ブロックをコピーまたは切り取って貼り付けるには」も参照してください。 |
||||||||||||||||||||||
R (再定義) |
|
||||||||||||||||||||||
S (表示) |
[Definition]または[Redefine]ウィンドウが開き、行に含まれている変数またはフィールドのすべての定義が表示されます(「Definition または Redefine ウィンドウの入力フィールド」も参照)。変更できません。
また、初期化を指定した場合は、初期化情報を含む別のウィンドウが表示されます。情報をスクロールすることができます。 |
||||||||||||||||||||||
V (ビュー定義の挿入) |
ビュー定義を挿入します(「ビュー定義の行を追加するには」を参照)。 | ||||||||||||||||||||||
X (ブロックの先頭のマーク) |
編集ブロックの先頭をマークします。 | ||||||||||||||||||||||
Y (ブロックの最後のマーク) |
編集ブロックの最後をマークします。 | ||||||||||||||||||||||
Z (グループのマーク) |
グループ構造全体を編集ブロックとしてマークします。
編集ブロックは現在の行から開始し、現在の行よりレベルの小さいすべての連続する行が含まれます。例えば、ビュー行に「 |
||||||||||||||||||||||
* (カウンタの生成) |
PDA では使用できません。
行に含まれるマルチプルバリューフィールドまたはピリオディックグループからカウンタフィールド(C* 変数)を生成します。カウンタフィールドは、コマンドを入力した行の上の行に配置されます。 カウンタフィールドは、マルチプルバリューフィールドのオカレンス数またはピリオディックグループを取得するために使用します。『プログラミングガイド』の「データベース配列の内部カウントの参照(C* 表記)」も参照してください。 |
次に、行コマンドを使用して、ソース内の行ブロックまたは単一行を移動またはコピーする手順を示します。
切り取るかまたはコピーする行ブロック(または単一行)の最初の行の横に、次の行コマンドを入力します。
X
行がマークされます。
行ブロックの最後の行まで上または下にスクロールして、次の行コマンドを入力します。
Y
単一行の場合は、行コマンド「X
」を入力したのと同じ行に、行コマンド「Y
」を入力します。
ブロックのすべての行がマーク(強調表示)され、編集ブロックが示されます。
編集ブロック内で、次のいずれかの行コマンドを入力します。
C
行をコピーします。
D
行を削除し(切り取り)ます。
行を貼り付ける位置の上の行にカーソルを置き、次の行コマンドを入力します。
P
ソースに行が貼り付けられます。
編集ブロックのマークを解除するには、編集ブロック内で次の行コマンドを入力します。
H
編集ブロックのマークは解除され、現在の行のみが強調表示されます。
このセクションでは、コマンドモードでコマンド行に入力したり、[
]メニューから選択したりできる、エディタコマンドおよびエディタ固有のシステムコマンドについて説明します。また、編集モードで使用できる、代替 F キーについても説明します。コマンドモードでは、F1 キーのみを使用できます。
エディタコマンドで使用されている構文記号の説明については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。
Command | F キー | 関数 | ||||||||||||||||||||
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n/a | F1 | エディタ機能のヘルプ情報を表示します。「ヘルプ情報および選択オプション」も参照してください。
注意: |
||||||||||||||||||||
n/a | F2 | 選択ウィンドウが表示され、カーソルが置かれている入力フィールドに対して有効な入力値が表示されます。 | ||||||||||||||||||||
CATALOG
[object-name] |
n/a | 現在のデータエリア定義をチェックしてカタログするシステムコマンド CATALOG を実行します。
新しいデータエリア定義をカタログする場合、または現在のデータエリアをコピーする場合は、コマンドにオブジェクト名を指定する必要があります。指定しなかった場合、該当するメッセージが表示されます。 「データエリアの保存とカタログ」も参照してください。 |
||||||||||||||||||||
CHECK |
F6 | 現在のデータエリア定義の構文をチェックするシステムコマンド CHECK を実行します。構文チェックを処理中であるというウィンドウが表示されます。構文エラーが検出された場合は、エラーを含む行が現在の行になり、メッセージ行にエラーが表示されます。エラーが見つからなければ、対応するメッセージが表示されます。
|
||||||||||||||||||||
CLEAR |
F8 | ソースワークエリアをクリアするシステムコマンド CLEAR を実行します。ソースワークエリアに現在含まれているデータエリアに対する変更内容のうち、保存済みでないものは失われます。
|
||||||||||||||||||||
FLD TYPE |
F11 |
|
||||||||||||||||||||
GENERATE
object-name |
F10 | コピーコードタイプの Natural オブジェクトを現在のデータエリア定義から生成します。したがって、ソースワークエリアの内容は上書きされます。最後の SAVE または STOW 以降にデータエリアに変更を加えた場合、その変更内容は失われます。
コピーコードオブジェクトは、コマンドを使用して指定された |
||||||||||||||||||||
QUIT または
(ピリオド) |
F3 | データエリアエディタを終了します。 | ||||||||||||||||||||
READ
object-name |
F7 | 既存のデータエリア定義をソースワークエリアに読み込むシステムコマンド READ を実行します。データエリアは、指定した object-name で、ソースオブジェクトとして、現在のシステムファイル内の現在の Natural ライブラリに保存する必要があります。
|
||||||||||||||||||||
SAVE
[object-name] |
F4 | 現在のデータエリア定義を保存するシステムコマンド SAVE を実行します。
新しいデータエリア定義を保存する場合、または現在のデータエリアをコピーする場合は、オブジェクト名を指定する必要があります。指定しなかった場合、該当するメッセージまたは入力ウィンドウが表示されます。F4 キーを押すと、常に、データエリアおよびライブラリの名前の指定を求めるプロンプトが表示されます。現在のオブジェクトおよびライブラリの名前が正しい場合、入力は必要ありません。 「データエリアの保存とカタログ」も参照してください。 |
||||||||||||||||||||
SCAN
scan-value |
n/a | 前に SET
SCAN コマンドが実行されたかどうかに応じて、データエリアで、エディタ画面の[Name of
variable-field-type]列(デフォルト)および/または[M]列を文字列(scan-value )でスキャンします。
ソースワークエリアの最初から最後の行までスキャンされ、最後の行に到達すると先頭に戻ります。 注意: |
||||||||||||||||||||
SET ABS [ON|OFF] |
n/a |
|
||||||||||||||||||||
SET SCAN
[COMMENT|NAME|LEVEL] |
n/a |
|
||||||||||||||||||||
STOW
[object-name] |
F5 | 現在のデータエリア定義を保存してカタログするシステムコマンド STOW を実行します。
新しいデータエリア定義を 「データエリアの保存とカタログ」も参照してください。 |
||||||||||||||||||||
SET TYPE
G|L|A |
F9 |
|
Natural プログラムまたは別のオブジェクトでデータエリアを使用できるようにするには、現在の Natural 環境で、ソースオブジェクトおよび/またはカタログ化オブジェクトとして、そのデータエリアを保存する必要があります。
次のセクションでは、現在のデータエリア定義を保存およびカタログする場合に使用するコマンドについて説明します。
新しいデータエリア定義を保存またはカタログする場合、または現在のデータエリアをコピーする場合は、オブジェクト名を指定する必要があります。指定しない場合は、該当するメッセージが表示されるか、または名前の指定を求めるプロンプトが表示されます。データエリアを保存またはカタログするときに適用される命名規則については、『Natural の使用』ドキュメントの「オブジェクトの命名規則」を参照してください。
データエリアをソースオブジェクトとして保存するには
『システムコマンド』ドキュメントで説明している構文規則に従って、システムコマンド SAVE
を入力します。
または:
F4 キーを押します。
または:
[ ]メニューで、[ ]を選択します。
データエリアのソースは、ソースオブジェクトとして、現在のシステムファイルの指定された Natural ライブラリに保存されます。データエリアの構文エラーはチェックされません。
データエリアをカタログ化オブジェクトとして保存するには
『システムコマンド』ドキュメントで説明している構文規則に従って、システムコマンド CATALOG
を入力します。
データエリアのソースの構文エラーはチェックされます。エラーが見つからなかった場合、ソースは、現在のシステムファイルで指定された Natural ライブラリに、カタログ化オブジェクトとして保存されます。
データエリアをソースオブジェクトおよびカタログ化オブジェクトとして保存するには
『システムコマンド』ドキュメントで説明している構文規則に従って、システムコマンド STOW
を入力します。
または:
F5 キーを押します。
または:
[ ]メニューで、[ ]を選択します。
データエリアのソースの構文エラーはチェックされます。エラーが見つからなかった場合、ソースは、現在のシステムファイルで指定された Natural ライブラリに、ソースオブジェクトおよびカタログ化オブジェクトとして保存されます。
ヘルプシステムを使用すると、エディタ機能および入力フィールドに関するヘルプ情報を参照できます。編集モードの場合は、ヘルプシステムを使用して有効な入力値または行コマンドをリストから選択できます。
ヘルプ情報を表示するには
編集モードの場合、使用できるすべてのエディタ機能の概要を参照するには、[C]列にカーソルを置いて F1 キーを押します。
または:
フィールドの使用方法の詳細を参照するには、そのフィールドにカーソルを置いて F1 キーを押します。
ウィンドウが開き、ヘルプ情報が表示されます。
方向(カーソル)キーを使用すると、ウィンドウ内を上下にスクロールできます。
ヘルプウィンドウを閉じるには、ENTER キーまたは ESC キーを押します。
有効な値または適切な行コマンドを選択するには
フィールドに対して有効な入力値を選択するか、または行コマンドを実行する場合は、該当するフィールドにカーソルを置き、F2 キーを押します。
該当する場合は、選択ウィンドウが表示され、そのウィンドウで入力値または行コマンドを選択できます。