バージョン 4.2.5
 —  ユーティリティ  —

メニュー機能とコマンドの使用

SYSMAIN 機能は、メニューモードまたはコマンドモードで実行できます。

このセクションでは、SYSMAIN 機能を実行する場合に SYSMAIN メニュー、ダイレクトコマンド、および表示されるオプションを使用する方法について説明します。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。


メニュー機能の実行

メニューモードでは、処理するオブジェクトタイプと実行する機能のコードを入力して、SYSMAIN 機能を実行します。 ファンクションコードを入力する代わりに、対応する PF キーを使用できます。

Start of instruction set SYSMAIN メニュー機能を実行するには

PF キーの使用

PF キーを使用して、SYSMAIN メニュー機能を実行できます。 メニュー内で無効な PF キーは、そのメニューで表示されません。 次の表に、PF キーの概要を示します。

PF キー 名前 機能
PF1 Help 現在のカーソル位置に応じてオンラインヘルプを表示します。

カーソルが[Object Code]フィールドまたは[Function Code]フィールドに置かれている場合、SYSMAIN 一般ヘルプが表示されます。

カーソルが別のフィールドにある場合、フィールド固有のヘルプが表示されます。 「SYSMAIN オンラインヘルプ」も参照してください。

PF2 Menu SYSMAIN ユーティリティのメインメニューを表示します。
PF3 Exit 前の画面に戻ります。 SYSMAIN ユーティリティのメインメニューPF3 キーを押すと、SYSMAIN は終了します。
PF4 Copy 指定したオブジェクトの[Copy]機能を実行します。
PF5 Del 指定したオブジェクトの[Delete]機能を実行します。
PF6 Find プログラミングオブジェクト、エラーメッセージ、およびルールにのみ適用されます。

指定したオブジェクトの[Find]機能を実行します。

PF7 List 指定したオブジェクトの[List]機能を実行します。
PF8 Move 指定したオブジェクトの[Move]機能を実行します。
PF9 Ren DDM および DL/I サブファイルには適用されません。

指定したオブジェクトの[Rename]機能を実行します。

PF10 Fsec Natural Security がインストールされている場合、FSEC システムファイルの Adabas セキュリティ情報を指定するためのセキュリティ画面を呼び出します。
PF11 Fdic デバッグ環境、エラーメッセージ、およびプロファイルには適用されません。

プログラミングオブジェクト、ルール、および DDM にのみ適用されます。

FDIC システムファイルの Adabas セキュリティ情報を指定するためのセキュリティ画面を呼び出します。 Predict がインストールされている場合、プログラミングオブジェクトに[Copy][Delete][Move]、または[Rename]機能を実行するときに Predict セットユーザーを指定することもできます。

PF12 Fnat ルール、DL/I サブファイル、および DDM には適用されません。

FNAT または FUSER システムファイル、あるいはその両方のシステムファイル情報を指定するためのセキュリティ画面を呼び出します。

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コマンドの実行

このセクションでは、ダイレクトコマンドを使用するか、または SYSMAIN ユーティリティ内からシステムコマンドを発行して、SYSMAIN 機能を実行する方法について説明します。

ダイレクトコマンドは、オンラインモードまたはバッチモードで SYSMAIN 機能を実行するために使用します。

バッチモードでは、処理されたオブジェクトのステータスを示すレポートが自動的に表示されます。 このレポートはオンラインモードでも表示できます(「オンラインレポートモード」を参照)。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

ダイレクトコマンドの発行

ダイレクトコマンドは、パラメータを表すキーワードの文字列で構成されます。 ピリオド(.)は、コマンドの終わりを示します。 この文字がコマンド文字列内で検出されると、後続のデータはすべて無視されます。

ダイレクトコマンドの発行時に適用される構文の詳細については、『SYSMAIN ユーティリティ』ドキュメントのオブジェクトタイプ関連セクションを参照してください。 各キーワードと変数の詳細については、「ダイレクトコマンドのキーワードと変数」を参照してください。 ダイレクトコマンドの例は、オブジェクトタイプ関連セクション、SYSMAIN オンラインヘルプ、および[Selection]画面(「選択処理」の画面例を参照)に示されます。

Start of instruction set ダイレクトコマンドをオンラインで発行するには

Start of instruction set ダイレクトコマンドをバッチで呼び出すには

  1. SYSMAIN コマンドを使用して、次のいずれかの方法でコマンド文字列を指定します。

    1. SYSMAIN コマンドの同じ入力行にコマンド文字列を続けます。コマンド文字列の各キーワードは、デリミタの代わりに空白文字で区切ることができます。

    2. SYSMAIN コマンドの次の入力行にコマンド文字列を続けます。コマンド文字列の各キーワードは、デリミタで区切る必要があります。空白文字で区切ることはできません

      ダイレクトコマンド文字列が 1 行よりも長い場合は、文字 CF(『パラメータリファレンス』ドキュメントの「CF - 端末コマンドの文字」に記載されている CF セッションパラメータも参照)を行の末尾に置き、次の行にダイレクトコマンドを続ける必要があります。

  2. SYSMAIN コマンドの後に他の Natural コマンドを実行する場合は、まずダイレクトコマンド END または QUIT を使用して、SYSMAIN コマンドを終了する必要があります。

SYSMAIN コマンド行の使用

任意の SYSMAIN メニューのコマンド行に、次のいずれかのコマンドを入力できます。

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機能の説明

SYSMAIN メニューで提供される機能またはダイレクトコマンドとして提供される機能については、次のセクションで説明します。 メニューで提供される機能ごとに、同じ名前の対応するダイレクトコマンドがあります。 例外:[Help]

ダイレクトコマンドの使用時に適用される構文の詳細については、『SYSMAIN ユーティリティ』ドキュメントのオブジェクトタイプ関連セクションを参照してください。

SYSMAIN ユーティリティに発行できる特殊コマンドの詳細については、「SYSMAIN に発行される特殊コマンド」を参照してください。

機能/コマンド 説明
Copy Natural オブジェクトをソース環境からターゲット環境にコピーします。 オブジェクトはソース環境で変更されないまま維持されます。

コピーするオブジェクトと同じ名前のオブジェクト(エラーメッセージの場合は同じ番号)がターゲット環境にすでに含まれている場合、指定したオブジェクトはコピーされません。

置換オプション(「置換オプションの使用」を参照)を使用して、ターゲット環境内のオブジェクトを上書きできます。

Delete Natural オブジェクトをソース環境から削除します。 オンライン自動処理中は(「機能処理とレポート」を参照)、確認ウィンドウが開き、機能を続行または終了するオプションが表示されます。

エラーメッセージでは、Natural Security がインストールされている場合、削除機能をシステムエラーメッセージに対して使用できません。 システムエラーメッセージを削除しようとすると、「4897 :エラーアプリケーションの指定に誤りがあります。」という Natural システムエラーメッセージが出力されます。

Find プログラミングオブジェクトとエラーメッセージにのみ適用されます。

ソース環境で 1 つ以上のプログラミングオブジェクトまたはエラーメッセージを検索します。

オンライン処理中、現在スキャンされているライブラリを示すウィンドウが表示されます。

メニューモードの検索機能には、ライブラリをリストして選択したり、選択リストに表示されるオブジェクトの数を減らしたりするオプションもあります。それぞれ「ライブラリのリストと選択」または「選択リストを短くするには」(「選択リストの使用」)を参照してください。

List ソース環境内の Natural オブジェクトの範囲を表示します。

プログラミングオブジェクトの場合、デバッグ環境とエラーメッセージです。メニューモードのリスト機能には、ライブラリをリストして選択したり、選択リストに表示されるオブジェクトの数を減らしたりするオプションもあります。それぞれ「ライブラリのリストと選択」または「選択リストを短くするには」(「選択リストの使用」)を参照してください。

プログラミングオブジェクトの場合、バッチモードでは、ダイレクトコマンド LISTLIB を使用してライブラリ名のリストを取得できます。

Move Natural オブジェクトをソース環境からターゲット環境へ転送します。 オブジェクトはソース環境から削除され、ターゲット環境に追加されます。 移動するオブジェクトと同じ名前のオブジェクト(エラーメッセージの場合は同じ番号)がターゲット環境にすでに含まれている場合、指定したオブジェクトは移動されません。

オンライン自動処理中は、確認ウィンドウが開き、機能を続行または終了するオプションが表示されます。

置換オプション(「置換オプションの使用」を参照)を使用して、ターゲット環境内のオブジェクトを上書きできます。

Rename DL/I サブファイルおよび DDM には適用されません。

次のいずれかのオプションを使用して、オブジェクトに新しい名前(エラーメッセージの場合は、新しい番号)を付けます。

  1. ソース環境内のオブジェクトの名前を変更します。

  2. オブジェクトの名前を変更し、別の環境、つまり、ターゲット環境に転送します。 ソース環境とターゲット環境の両方で同時にオブジェクトの名前を変更することはできません。 名前の変更機能は、環境ごとに個別に実行する必要があります。

名前の変更機能では、ソース環境内の元のオブジェクトが削除されます。このため、元のオブジェクトを保持するオプションを含むプロンプトが表示されます。 元のオブジェクトを保持することを選択すると、オブジェクトは削除されません。

名前を変更するオブジェクトと同じ名前のオブジェクト(エラーメッセージの場合は同じ番号)がターゲット環境にすでに含まれている場合、指定したオブジェクトの名前は変更されません。 置換オプション(「置換オプションの使用」を参照)を使用して、ターゲット環境内のオブジェクトを上書きできます。

自動処理を使用して名前を変更できるのは、1 つのプログラミングオブジェクト、環境、プロファイル、またはルールのみです。 プログラミングオブジェクト、環境、プロファイル、またはルールの範囲の名前を変更する場合は、選択処理(下記参照)を使用する必要があります。

エラーメッセージの場合、1 つの(ソース)ライブラリ内のエラーメッセージ範囲の番号を変更するときは、範囲の値が重複しないようにしてください。 例えば、エラー番号 1~6 を新しいエラー番号 5~10 として変更することはできません。 エラーメッセージの範囲は、自動処理(下記参照)を使用して変更できます。 広範囲のエラーメッセージを処理する場合、メッセージの処理に大きなリソースが必要となることがあります。 このような場合には、バッチモード処理をお勧めします。

Help SYSMAIN に関するヘルプ情報を表示します(「SYSMAIN オンラインヘルプ」を参照)。

ヘルプ機能は、SYSMAIN メニューでのみ使用できます。対応するダイレクトコマンドはありません。

Exit SYSMAIN ユーティリティを終了します。

PF3 キー(Exit)をSYSMAIN ユーティリティのメインメニューで押した場合も、SYSMAIN が終了します。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

置換オプションの使用

コピー、移動、または名前を変更するオブジェクトと同じ名前のオブジェクトがターゲット環境にすでに含まれている場合、指定したオブジェクトは処理されず、処理は次のオブジェクトに進みます。 置換オプションを使用して、このデフォルトの機能を上書きし、ターゲット環境のオブジェクトを上書きすることができます。

プログラミングオブジェクトを置き換えた場合、そのプログラミングオブジェクトは Natural バッファプールからも削除されます。Predict がインストールされている場合は、既存のクロスリファレンスレコードもすべて削除されます。

Start of instruction set 置換オプションをコマンドモードでアクティブにするには

Start of instruction set 置換オプションをメニューモードでアクティブにするには

  1. SYSMAIN メニューの[Replace]フィールドで、「Y」を入力します。

  2. 機能を実行します。 [Sel. List](選択リスト)オプションが N に設定されている場合、ウィンドウが表示され、実行する前にすべての置換オプションを確認するかどうかを選択できます。各置き換えを確認するには「Y」を入力し、確認しないで処理を続行するには Enter キーを押します。

  3. Y」を入力して置き換えを確認する場合、置き換えるオブジェクトごとにウィンドウが表示され、次のいずれかの文字を入力できます。

ライブラリのリストと選択

このオプションは、プログラミングオブジェクト、デバッグ環境、およびエラーメッセージにのみ適用されます。

リスト機能を使用する場合、指定したオブジェクトを含むライブラリの選択リストを呼び出すことができます。 指定したオブジェクトが複数のライブラリに含まれている場合、選択リストの呼び出しは検索機能にも適用されます。

Start of instruction set プログラミングオブジェクトのライブラリのリストを呼び出すには

検索機能を使用するとき、指定したオブジェクトが複数のライブラリにある場合は、[Library Selection]画面が表示されます。

[Library Selection]画面は、PF3 キー(Quit)を押して[Find Selection]または[List Selection]画面を終了した場合にも表示されます。

Start of instruction set デバッグ環境のライブラリのリストを呼び出すには

Start of instruction set エラーメッセージのライブラリのリストを呼び出すには

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機能処理とレポート

SYSMAIN 機能を実行する場合、選択処理と自動処理の 2 種類の処理を使用できます。

このセクションでは、2 種類の機能処理、および機能処理に関するステータスレポートを取得する方法について説明します。

自動処理

自動処理は、コマンドモードでオンライン操作する場合のデフォルトタイプの処理です。 バッチモードでは、自動処理は標準タイプの処理です。

自動処理は、中間の選択リストを表示せずにオブジェクトを処理するオンラインまたはバッチの機能です。 この場合、機能の選択後に端末 I/O はほとんど、またはまったく必要ありません。

自動処理をオンラインで使用した場合、個々のオブジェクトのステータスは表示されませんが、処理の完了時に該当するメッセージが表示されます。 次のいずれかの Natural システムエラーメッセージが表示された場合、指定したオブジェクトの一部またはすべてが処理されていません。

4867:この選択条件では何も見つかりません。
4810:選択条件により全データが拒否されました。
4893:処理が正常終了しましたが、一部のデータは処理されませんでした。

エラー NAT4810 の拡張(ロング)メッセージテキストでは、オブジェクトが処理されなかった理由が表示されます。 オブジェクトが処理されない理由については、「処理ステータスとエラー通知」セクションでも説明しています。

バッチモードまたは選択処理は、各オブジェクトの処理後にステータスを確認する必要がある場合に使用します。

オンラインで処理する場合、必要に応じて、すべてのオブジェクトの処理ステータスを含むバッチレポートを取得できます(「オンラインレポートモード」を参照)。

選択処理

選択処理は、メニューモードで操作する場合のデフォルトタイプの処理です。

選択処理は、指定した選択条件に一致するすべてのオブジェクトのリストを表示するオンライン機能です。 選択リストには次のオプションがあります。

選択リストの使用

このセクションでは、1 つまたは複数のオブジェクトの処理を続行するために選択リストを呼び出す方法について説明します。 また、このセクションでは、リスト機能または検索機能を使用する場合に選択リストを短くする方法についても説明します。 このオプションは、大きいライブラリで表示するオブジェクトの数を制限する場合に役立ちます。

Start of instruction set 選択リストをオンラインで使用するには

  1. メニューモードの場合、SYSMAIN メニューの[Sel. List]フィールドに「Y」(デフォルト設定)を入力して、選択処理をアクティブにします。 「N」を入力すると、選択処理は非アクティブになります。

    または:
    コマンドモードの場合、ダイレクトコマンドの with-clause にキーワード HELP を含めるか、またはオブジェクト名の直後に疑問符(?)を入力します(『SYSMAIN ユーティリティ』ドキュメントのオブジェクトタイプ関連セクションの構文図も参照)。

    選択処理をアクティブにすると、次のような[Selection]画面が表示されます。

     11:05:22             ***** NATURAL SYSMAIN UTILITY *****            2005-08-10
     User SAG                   -    Copy   Selection  -                           
                                                                                   
    COPY ALL * WITH XREF N FROM OLDLIB WHERE DBID 10 FNR 50 TO NEWLIB WHERE DBID   
    10 FNR 60                                                                      
                                                                                   
    C  Name     Type   S/C  Message        C  Name     Type   S/C  Message         
    -  -------- ------ ---  ------------   -  -------- ------ ---  ------------    
    _  AA       Copycd S/C                 _  G0000001 Global S                    
    _  G0000002 Global S/C                 _  G0000003 Global S/C                  
    _  L0000001 Local  S/C                 _  L0000002 Local  S/C                  
    _  L0000003 Local  S                   _  M0000001 Map    S                    
    _  M0000002 Map    S/C                 _  M0000003 Map    S/C                  
    _  P0000001 Progrm S                   _  P0000002 Progrm   C                  
    _  P0000003 Progrm S/C                 _  P0000004 Progrm S/C                  
    _  P0000005 Progrm S                   _  P0000006 Progrm S/C                  
    _  P0000007 Progrm S/C                 _  S0000001 Subpgm S/C                  
    _  S0000002 Subpgm S/C                 _  S0000003 Subpgm S                    
    _  T0000001 Text   S                   _  T0000002 Text                        
                                                           Listed Library: OLDLIB  
                                                                                   
                  Enter options (above), or '?' (Help) or '.' (Exit) _             
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help  Menu  Exit  Copy  Del   Find  List  Move  Ren               Canc
    

    リストには指定したオブジェクトの名前とタイプが含まれ、保存オブジェクト(S)およびカタログ化オブジェクト(C)が存在するかどうかが示されます。

    上記の例で強調表示されている選択リスト上部の行には、メニューフィールドに入力した入力値に対応する SYSMAIN ダイレクトコマンドが表示されます。

    このコマンドは、コマンドモードで作業する場合に適用されるコマンド構文に対応します。ただし、SYSMAIN ドキュメントのオブジェクトタイプ関連セクションの構文図に示されているように、一部のキーワードはオプションです。

  2. 処理を続行する 1 つ以上のオブジェクトを選択します。目的のオブジェクトの横の[C](コマンド)列に、『SYSMAIN ユーティリティ』ドキュメントのオブジェクトタイプ関連セクションに記載されている行コマンドのいずれかを入力します。

  3. Enter キーを押して、1 つ以上の行コマンドを実行します。

    行コマンドは、指定したオブジェクト名のアルファベット順に実行されますが、削除などの SYSMAIN メンテナンス機能を実行するコマンドは、常に最後に実行されます。

    ソースコードの表示などの SYSMAIN メンテナンス機能がいずれのオブジェクトでも実行されなかった場合は、任意のオブジェクトに行コマンドを再度入力できます。 ただし、SYSMAIN メンテナンス機能がいずれかのオブジェクトに実行されると、[C]列のフィールドは入力できなくなります。

    行コマンドが実行されると、次の例に示すように、処理されたオブジェクトのステータスが[Message]列に表示されます。

     11:05:22             ***** NATURAL SYSMAIN UTILITY *****            2005-08-10
     User SAG                   -    Copy   Selection  -                           
                                                                                   
    COPY ALL * WITH XREF N FROM OLDLIB WHERE DBID 10 FNR 50 TO NEWLIB WHERE DBID   
    10 FNR 60                                                                      
                                                                                   
    C  Name     Type   S/C  Message        C  Name     Type   S/C  Message         
    -  -------- ------ ---  ------------   -  -------- ------ ---  ------------    
    _  AA       Copycd S/C  Copied         _  G0000001 Global S    Copied                
    _  G0000002 Global S/C  Copied         _  G0000003 Global S/C  Copied          
    _  L0000001 Local  S/C  Copied         _  L0000002 Local  S/C  Copied      
    _  L0000003 Local  S    Replaced       _  M0000001 Map    S    Replaced      
    _  M0000002 Map    S/C  Replaced       _  M0000003 Map    S/C  Replaced      
    _  P0000001 Progrm S                   _  P0000002 Progrm   C                  
    _  P0000003 Progrm S/C                 _  P0000004 Progrm S/C                  
    _  P0000005 Progrm S                   _  P0000006 Progrm S/C                  
    _  P0000007 Progrm S/C                 _  S0000001 Subpgm S/C                  
    _  S0000002 Subpgm S/C                 _  S0000003 Subpgm S                    
    _  T0000001 Text   S                   _  T0000002 Text                        
                                                           Listed Library: OLDLIB  
                                                                                   
                  Enter options (above), or '?' (Help) or '.' (Exit) _             
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help  Menu  Exit  Copy  Del   Find  List  Move  Ren               Canc
    

    表示されるステータスメッセージのリストについては、「処理ステータスとエラー通知」セクションの「ステータスメッセージ」を参照してください。

Start of instruction set選択リストを短くするには

オンラインレポートモード

オンラインレポートモードを使用すると、オンラインで選択リストではなく、SYSMAIN バッチレポートを取得できます。 オンラインバッチレポートには、SYSMAIN 機能によって影響を受けるすべてのオブジェクトが表示され、それらの各オブジェクトに対して実行されるアクションが示されます。

Start of instruction set バッチレポートをオンラインで使用するには

  1. SYSMAIN メニューの[Sel. List](選択リスト)フィールドに「N」を入力して自動処理をアクティブにします。

  2. コマンド行で、次のいずれかのダイレクトコマンドを入力します。

    BATCH

    または

    BAT

    バッチモードがアクティブにされたことを確認するメッセージが表示されます。

  3. 必要に応じて、次の端末コマンドを入力して、レポートのハードコピーを取得できます

    %H

    (『端末コマンド』ドキュメントの「%H - ハードコピー出力」も参照)。

  4. SYSMAIN 機能を実行します。 SYSMAIN では、バッチモードの場合と同様に機能が処理されます。 このため、次の例に示すように、各アクションの結果のみがレポートタイプ形式で表示されます。

    10:50:30              ***** NATURAL SYSMAIN UTILITY *****            2005-08-10
    User SAG                   - Copy   Function -                                 
                                                                                   
    COPY ALL * WITH XREF N FROM TESTLIB1 WHERE DBID 10 FNR 30 TO TESTLIB2 WHERE
    DBID 10 FNR 40
                                                                                   
                                                                                   
    
    
    Saved     Progrm TEST1    has now been Copied                                  
    Saved     Progrm TEST2    has now been Copied                                  
    Saved     Progrm TEST3    has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST4    has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST5    has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST6    has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST7    has now been Copied                                  
    Saved     Record TEST8    has now been Copied                                  
    Saved     Text   TEST9    has now been Copied                                  
    Cataloged Progrm TEST10   has now been Copied                                  
    Saved     Progrm TEST11   has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST12   has now been Copied                                  
    MORE                                                                           
    Stowed    Progrm TEST13   has now been Copied                                  
    Cataloged Progrm TEST14   has now been Copied                                  
    Stowed    Progrm TEST15   has now been Copied
    
  5. 必要に応じて、MORE プロンプトでシステムコマンドか端末コマンドを入力して、機能処理を中断できます。 中断しない場合、リストの最後に達するまで Enter キーを押して SYSMAIN メニューに戻り、機能が正常に実行されたことを示すメッセージを確認します。

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SYSMAIN オンラインヘルプ

SYSMAIN オンラインヘルプ機能では、ダイレクトコマンド構文の詳細な説明とダイレクトコマンドの例を含む、SYSMAIN で利用できるすべての機能に関する情報が提供されます。

ヘルプ機能に加えて、SYSMAIN では、SYSMAIN 画面で使用できるすべての入力フィールドに関する個々の情報が提供されます。

Start of instruction set SYSMAIN ヘルプトピックを呼び出すには

  1. SYSMAIN ユーティリティのメインメニューで、[Object Code]フィールドまたは[Function Code]フィールドにカーソルを置き、PF1 キー(Help)を押すか、または疑問符(?)を入力します。

    次のようなヘルプトピックのリストが示された SYSMAIN ユーティリティの[Help Menu]が表示されます。

     15:54:28             ***** NATURAL SYSMAIN UTILITY *****            2005-08-10
     User SAG                       - Help Menu -                                  
                                                                 Help Name SHT-0001
                                                                                   
                      Code  Topic                                                  
                                                                                   
                        A   SYSMAIN General Overview                               
                        C   Command Mode                                           
                        E   Environment Definition                                 
                        F   Functions / Commands                                   
                        S   Security Environment                                   
                        .   Exit                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
               Code ... _                                                          
                                                                                   
    Select a function code.                                                        
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
                Menu  Exit                                                  Canc   
    
  2. [Code]フィールドに、目的のヘルプトピックに対応する 1 文字のコードを入力します。

  3. Enter キーを押します。

    選択したヘルプトピックに関する情報が示された結果画面が表示されるか、または検索の絞り込みに役立つより詳細なヘルプトピックが示された別のメニューが表示されます。

Start of instruction set 入力フィールドでヘルプを呼び出すには

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