バージョン 4.2.5
 —  端末コマンド  —

%H - ハードコピーの出力

%H

destination

,
.
#destination
=[destination]
-
L

この端末コマンドを使用して、プリンタまたはソースエリアなどの特殊な出力先に、Natural レポートのハードコピーの出力を作成します。

注意:
コマンドは、ハードコピー機能が実装されている場合にのみ有効です。

デフォルトでは、%H コマンドは現在の論理出力(メッセージ行、ファンクションキー行、および統計行/情報行を除いた現在のウィンドウ)に対して有効です。 ただし、現在の画面の内容を出力することもできます(下記の %H, および %H. を参照)。

次のオプションを使用できます。

コマンド 機能
%H

このコマンドでハードコピーの出力が有効になります。 変更可能フィールドを伴う INPUT ステートメントが実行されるか、またはプログラムの最後に達すると、ハードコピーの出力が無効になります。 ハードコピーの出力が有効になっているときに処理されたすべてのページが、出力先に送られます。 これらのページは画面には表示されません。

%H が入力フィールドに入力された場合、現在のページのみが出力されます。

出力先を定義するための選択ウィンドウは表示されません。代わりに、プロファイルパラメータ HCDEST で指定したプリンタが使用されます。

%Hdestination %H と同じですが、出力先を指定します。 destinationは 1~8 文字の長さで指定できます。
%H, 後続するすべての %H コマンドが現在の画面に適用されます。
%H. 後続するすべての %H コマンドが現在の論理ページに適用されます(デフォルトで適用)。
%H=

このコマンドで、後続するすべてのページのロギングを有効または無効に切り替えます。 ロギングとは、画面に表示されるすべてのページを同様に出力先に送ることを意味します。 この機能を使用すると、管理、デバッグ、または教育を目的として一連の出力を記録することなどができます。

ハードコピーの出力では、プロファイルパラメータ HCDEST で指定したプリンタが使用されます。

%H=destination %H= と同じですが、出力先を指定します。 出力先は 1~8 文字の長さで指定できます。
%H#destination

%H#destination を使用すると、DEFINE PRINTER ステートメントでの定義に従って、ハードコピーの出力を Natural ソースエリア、Con-nect、INFOLINE などの特殊な出力先に送ることができます。

%H- ハードコピーの出力をすぐに停止します。

注意:
SET CONTROL 'H-' ステートメントを実行すると、すでにページバッファに書き込まれていてまだ出力されていないデータはプリンタに送られません。 これらのデータも出力するには、SET CONTROL 'H-' ステートメントの前に EJECT ステートメントを指定する必要があります。

%HL

このコマンドは、CMS でのみ有効です。

"NATURAL LISTING A" という名前のファイルが作成されます。

注意:
EJECT ステートメントは %H コマンドには影響を与えません。 %H コマンドを使用すると、Natural によって常に改ページが行われます。

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