バージョン 4.2.5
 —  Installation  —

Software AG Editor のインストール

Software AG Editor は、Natural に含まれている基本機能をまとめたオプション機能で、いくつかの Natural サブ製品や他の Software AG 製品でのみ使用します。

次のトピックについて説明します。

次のトピックの詳細については、以下に挙げるドキュメントも参照してください。

vrs または vr の表記について:このドキュメントでは、vrs または vr は、対応するバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。 製品バージョンの詳細については、『用語集』の「バージョン」を参照してください。


前提条件

インストールモジュール

Software AG Editor は Natural に統合されているので、現在の Natural バージョンで提供されているバージョンを、現在の Natural バージョンとともにインストールすることのみ可能です。 インストールモジュールは、Natural インストールデータセットの一部として提供されます。

Natural プログラムエディタの代わりとしての Software AG Editor

Software AG Editor を Natural プログラムエディタの代わりとして使用する場合でも、Natural ISPF がインストールされていることとエディタプロファイルを適切に設定することが必要です。 詳細については、Natural の『エディタ』ドキュメントの「エディタプロファイル」を参照してください。

SMA の使用

Software AG Editor のインストールに SMA を使用する場合は、フラグを Y(yes)に設定する必要があります。 フラグが呼び出されるのは以下の場合です。

プラットフォーム: 必要条件:
z/OS または z/VSE SAG-EDITOR
BS2000/OSD Software AG Editor のインストールは、Natural for BS2000/OSD のインストール時に自動的に行われます。

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z/OS Sysplex 環境のサポート

z/OS Sysplex 環境をサポートするには、つまり z/OS ホストを Natural セッション中に切り替えられるようにするには、Software AG Editor をバッファプールなしで実行する必要があります。

この目的で、プロファイルパラメータ EDPSIZE(Natural の『パラメータリファレンス』ドキュメントを参照)が用意されており、補助エディタバッファプールのサイズを指定できます。 エディタデータはすべてユーザーストレージスレッドに保存されます。 1 ユーザー当たりの合計エディタワークスペースは、EDPSIZE パラメータで制限します。 エディタワークファイルは不要です。 Software AG Editor の RECOVER メカニズムはサポートされていません。

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旧バージョンからの移行

Software AG Editor の RECOVER メカニズムは上位互換であるため、旧バージョンのバッファプールワークファイルを引き続き使用できます。 バージョン 4.1 と 4.2 とで、共有バッファプールとそのワークファイルを共有できます。

バージョン 4.1 とバージョン 4.2 のエディタワークファイルを同じリージョンで同時に使用するには、異なる論理データセット名を使用する必要があります。 データセット名を定義するには、Natural パラメータモジュールで DDNAME を使用します。

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z/OS および z/VSE 環境でのインストール手順

統合された Software AG Editor を z/OS および z/VSE 環境でインストールする手順は以下のとおりです。

手順 1: エディタバッファプールパラメータマクロ NTEDBP の変更

手順 2: エディタワークファイルの割り当て

手順 3: エディタワークファイルのフォーマット

手順 4: 起動 JCL とサブシステム定義の変更

手順 5: すべての Natural パラメータモジュールの変更

手順 6: グローバルエディタバッファプールの定義

手順 7: Natural と Software AG Editor の再リンク

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BS2000/OSD 環境でのインストール手順

統合された Software AG Editor を BS2000/OSD 環境でインストールする手順は以下のとおりです。

手順 1: Natural パラメータマクロ NTEDBP の変更

手順 2: すべての Natural パラメータモジュールの変更

手順 3: エディタワークファイル E.FRM.EDITWORK の割り当てとフォーマット

手順 4: Natural ニュークリアスの起動手順の変更

手順 5: グローバルエディタバッファプールの開始

手順 6: Natural と Software AG Editor の再リンク

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CMS 環境でのインストール手順

統合された Software AG Editor を CMS 環境でインストールする手順は以下のとおりです。

手順 1: Natural パラメータモジュールの変更

手順 2: Natural と Software AG Editor の再リンク

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Software AG Editor のインストール確認

エディタをインストールしたら、インストールを確認します。

Natural を起動し、コマンド行に「SYSEDT」と入力します。

Natural ユーティリティ SYSEDT により、すべてのバッファプールパラメータと使用統計が表示されます。Natural の『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEDT ユーティリティ - エディタバッファプールサービス」を参照してください。

Software AG Editor の全機能をテストできるようにするには、Software AG Editor の機能を使用するサブ製品(Natural ISPF など)をインストールする必要があります。

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