このセクションでは、新しいマップまたはヘルプマップに設定(プロファイル)を定義する方法について説明します。
機能[Define Map Settings]画面です。
または を選択した場合、最初に呼び出される画面は次の例に示す10:41:16 Define Map Settings for MAP 2007-08-13 Delimiters Format Context ----------------- --------------------------- -------------------------- Cls Att CD Del Page Size ...... 23 Device Check .... ________ T D BLANK Line Size ...... 79 WRITE Statement _ T I ? Column Shift ... 0 (0/1) INPUT Statement X A D _ Layout ......... ________ Help ____________________ A I ) dynamic ....... N (Y/N) as field default N (Y/N) A N ¬ Zero Print ..... N (Y/N) M D & Case Default ... UC (UC/LC) M I : Manual Skip .... N (Y/N) Automatic Rule Rank 1 O D + Decimal Char ... . Profile Name .... SYSPROF O I ( Standard Keys .. N (Y/N) D D $ Justification .. L (L/R) Filler Characters D I / Print Mode ..... __ ------------------------ Optional, Partial .... Control Var .... ________ Required, Partial .... Optional, Complete ... Required, Complete ... Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Help Exit Let |
デリミタクラス D
は、Natural for MBCS がインストールされている場合にのみ表示されます(「デリミタ」を参照)。
[Define Map Settings]画面に含まれるセクションについては、次のセクションで説明します。
[Define Map Settings]画面の[Delimiters]セクションには、現在のマップに適用されるデフォルトのデリミタが表示されます。
デリミタはフィールドへの特性の割り当てに使用します。 フィールド特性とは、フィールドのクラス(入力/出力フィールドなど)、属性(書体など)、および色設定です。
注意:
属性、色、および出力モードには対応するハードウェア機能が必要です。ハードウェアの機能が利用できない場合、フィールド特性はランタイムで無視されます。 『パラメータリファレンス』ドキュメントのセッションパラメータ AD
、CD
、および PM
を参照してください。
それぞれのクラス、属性、および色設定は、1 文字または 2 文字のコードで表されます。 例えば、文字コード A
は入力フィールドを表し、文字 I
は高輝度を表しています。 デリミタ文字 1 文字でクラス、属性、および色の組み合わせを表すことができます。 例えば、デリミタ文字 1 文字で、フィールドを入力フィールド(文字コード A
)および高輝度(文字コード I
)として指定します。 上記の画面例では、この組み合わせ(文字コード A
および I
)のデリミタ文字は右カッコ())です。
デリミタ文字は、マップ編集エリアのフィールドに接頭辞として付けられるアルファベット以外の文字です (デリミタの使用方法の例については、「マップフィールドの定義」を参照)。デリミタ文字によってフィールドに割り当てられたクラス、属性、および色設定を表示または変更するには、関連するセクションで説明する拡張フィールド編集機能を使用します。 デリミタ文字には、アルファベット以外の任意の文字を定義できます。ただし、端末コマンドの制御文字、マップコマンドの制御文字、および小数点文字は除きます。
文字コードおよびデリミタ文字は、列[Cls](クラス)、[Att](属性)、[CD](カラー定義)、および[Del](デリミタ)に入力するか、または拡張フィールド編集機能で提供される編集セクションで入力できます。
現在のマップのデフォルトデリミタ設定を変更するには
[Delimiters]セクションの列[Cls]、[Att]、[CD]、[Del]で、必要な値で値を上書きするか、または空の列に値を入力します。
現在のセッションのデフォルトデリミタ設定を変更するには
マップを初期化する前に、[Edit Map]画面の[Profiles]フィールドで、デフォルトマッププロファイル SYSPROF
を、機能を使用して以前作成したプロファイルの名前で置き換えます(「[Edit Map]メニューの機能」を参照)。
プロファイル SYSPROF
を変更できるのは Natural システム管理者のみです。
次の表に、列[Cls](クラス)、[Att](属性)、および[CD](カラー定義)、または拡張フィールド編集セクションに入力できるクラス、属性、および色に有効なすべての文字コードのリストおよび説明を示します。
クラス、属性、および色に有効な文字コードは次のとおりです。
クラス(Cls) | 属性(Att) | 色(CD) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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アウトラインエディタおよびマップエディタを使用してマップ設定にデリミタクラス D
を定義し、マップフィールドにボックスを作成する必要があります。 デリミタクラス D
を使用すると、マップに含まれるテキストフィールドおよび空白エリア(文字)にボックスを定義できます。
KAPRI(Beacon IT 製の製品)を使用して作成されたマップの場合は、マップエディタのソースエリアに初めてマップ定義を読み込むときに、デリミタクラス D
が自動的にマップ設定に追加されます。 その後、属性 D
(デフォルト)と I
(高輝度)、およびデリミタ文字 $&/()=?@*+'#><|!"^;,:._-§
のうちの 2 文字とともにデリミタクラス D
が入力されます。この 2 文字は、すでに使用されているデリミタ文字によって決まります。 また、現在の Natural バージョンで提供されているデフォルトの SYSPROF
マッププロファイルを使用して、 または 機能でマップ定義を作成した場合、デリミタクラス D
は自動的に追加されます。
ボックスを作成するテキストフィールドは、デリミタクラス D
に割り当てたデリミタ文字で始まる必要があります。 このデリミタ文字が接頭辞に付けられたフィールドは、拡張テキストフィールドとみなされます。このフィールドは、関連するセクションで説明しているように、マップエディタの拡張フィールド編集機能を使用して編集できます。
ネイティブの DBCS(ダブルバイト文字セット)フィールドとして定義されている拡張テキストフィールドは、マップ編集エリアで一連の K で表されます。 「拡張テキストフィールド編集エリアのフィールド」で説明する[PM]フィールドを参照してください。
ボックスを定義する空白文字は空白テキストフィールドとみなされます。 アウトラインエディタの機能を使用すると、クラス D
を表すデリミタ文字とともに、空白テキストフィールドが自動的にマップに追加されます。 マップ編集エリアでは、フィールドの長さに応じて、デリミタ文字の後に 1 文字以上のピリオド(.)が続きます。このとき、各ピリオドが空白文字 1 文字を表しています。
長さがゼロ(0)より長い空白フィールドは拡張テキストフィールドとみなされ、関連するセクションで説明しているように、マップエディタの拡張フィールド編集機能を使用して編集(または作成)できます。
次のマップフォーマット設定が使用できます。
フィールド | 説明 | ||||||||||||||||||||||
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Page Size | 編集するマップの行数(1~250)。[Standard Keys](下記参照)が Y に設定されている場合、行数は 3~250 に制限されます。
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Line Size | 編集するマップ列の数(5~249)。 | ||||||||||||||||||||||
Column Shift | マップに適用する列シフト(0 または 1)。 この機能を使用すると、80 桁画面の 80 桁すべてを指定できます([Column Shift]= 1、[Line Size]= 80)。 配置コマンド(PF10、PF11)を使用して、すべてのマップ位置を編集する必要があります。 | ||||||||||||||||||||||
Layout | 事前定義済みレイアウトを含むマップソース定義の名前。 | ||||||||||||||||||||||
dynamic |
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Zero Print |
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Case Default |
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手動による省略 |
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Decimal Char | 10 進文字として使用される文字。 この文字は GLOBALS コマンドでのみ変更することができます。
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Standard Keys |
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Justification |
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Print Mode |
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Control Var | 属性制御変数の名前。この内容によって、属性定義が AD=Y または Y に設定されているフィールドおよびテキストの属性特性が決定されます。 マップで参照される属性制御変数は、そのマップを使用するプログラムで定義する必要があります。
フォーマットマップ設定から属性制御変数を削除することは、その属性制御変数が他のマップフィールドに関連付けられていない場合、マップからも属性制御変数が削除されることを意味します。 |
次のマップコンテキスト設定が使用できます。
フィールド | 説明 | ||||||||
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Device Check | このフィールドにデバイス名を入力すると、指定したデバイスのデバイスプロファイルとの互換性がマップ設定によってチェックされます。 設定に互換性がない場合は、警告メッセージが発行されます(「[Edit Map]メニューの機能」セクションの「Maintenance of Profiles & Devices」を参照)。 | ||||||||
WRITE Statement | このフィールドを空白以外の値にすると、マップ定義プロセスの終了時に WRITE ステートメントが生成されます。 この生成されたマップは、WRITE USING MAP ステートメントを使用して Natural プログラムから呼び出すことができます。 マップを 1 ページに複数回出力できるように、マップの最後にある空行は自動的に削除されます。
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INPUT Statement | このフィールドを空白以外の値にすると、マップ定義プロセスの結果 INPUT ステートメントが生成されます。 この生成されたマップは、INPUT USING MAP ステートメントを使用して Natural プログラムから呼び出すことができます。
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Help | このマップに対してヘルプ機能を呼び出したときに、実行時に呼び出されるヘルプルーチンまたはヘルプマップの名前(マップのグローバルヘルプ)。 [Help]フィールドに入力する値に適用される構文は、『パラメータリファレンス』ドキュメントの「HE パラメータの構文」で説明する HE セッションパラメータの構文に対応しています。
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as field default |
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Position Line Col | 実行時にヘルプマップが表示される画面上の位置。
このフィールドは、[Initialize a new Help Map]機能を使用して作成されたヘルプマップのマップ設定を定義する場合にのみ表示されます。 このフィールドは、[Define Map Settings for HELPMAP]画面の[Help]および[as field default]フィールドを置き換えます。 |
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Automatic Rule Rank | フィールド定義時にマップにリンクされるときに、Predict 自動ルールに割り当てられるランク(プライオリティ)。 デフォルトは 1 です。
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Profile Name | マップ初期化時にアクティブであったプロファイルの名前。
マップの作成時にアクティブであったプロファイルの名前は、マップ内に格納されます。 後でこのマップを編集して別のプロファイルがアクティブになると、警告が表示されますが編集は可能です。 |
充填文字を割り当てると、フィールドの情報が必須かどうか、フィールドを完全に満たす必要があるかどうかを示すことができます。
フィールドタイプ | 説明 |
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Optional, Partial | 入力は任意。フィールドを完全に埋める必要はありません。 |
Required, Partial | 入力は必須。フィールドを完全に埋める必要はありません(AD=E )。
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Optional, Complete | 入力は任意。入力する場合は、フィールドを完全に埋める必要があります(AD=G )。
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Required, Complete | 入力は必須。フィールドを完全に埋める必要があります(AD=EG )。
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拡張フィールド編集機能(関連するセクションを参照)を使用して、個々のフィールドに充填文字を定義することもできます。 フィールドタイプの定義については、『パラメータリファレンス』ドキュメントのセッションパラメータ AD
を参照してください。