このセッションパラメータで、フィールド/エレメントレベルまたはステートメントレベルでフィールド属性を指定します。
関連セッションパラメータ:CD
- カラー定義
可能な設定 | 下記参照 | 複数の属性を任意の順序で指定できます。 |
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デフォルト設定 | 下記参照 | |
適用可能なステートメント: | FORMAT |
|
|
パラメータはステートメントレベルでもエレメントレベルでも指定できます。 | |
パラメータはエレメントレベルで指定できます。ただし、使用できるのは、関連ステートメント記述に指定された属性のみです。 | ||
適用可能なコマンド: | なし |
以下では次のトピックについて説明します。
AD=[field-representation] [field-alignment] [field-i/o-characteristics] [interpretation-of-alphanumeric-fields] [mandatory-input] [input-value-length] [field-upper/lower-case] [filler-character] |
複数の属性を任意の順序で指定できます。 可能な値は次のとおりです。
AD= |
B |
L |
Q |
E |
G |
T |
'c ' |
属性および有効な値の意味を次に説明します。
DISPLAY #FIELDA (AD=R) INPUT #FIELDB (AD=M) INPUT (AD=IM) #FIELDA #FIELDB
値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
B |
点滅(*) |
|
フィールドの値は点滅(ブリンク)して表示されます。 |
C |
手書き/斜体(*) | フィールドの値はイタリックで表示されます。 | |
D |
デフォルトの輝度 | フィールドの値は標準輝度で表示されます(つまり、強調表示されない)。 これはデフォルト値です。 | |
I |
高輝度 | フィールドの値は高輝度で表示されます。 | |
N |
非表示 | フィールドに入力した値は表示されません。 | |
U |
下線付き | フィールドの値は下線付きで表示されます。 | |
V |
反転表示(*) | フィールドの値は反転して表示されます。 | |
Y |
ダイナミック属性 | 属性制御変数(フォーマット C)を使用して属性を制御することを示します。 |
* アスタリスク(*)の付いたフィールド表現属性では対応するハードウェア機能が必要です。これらの機能がないと、ランタイムに無視されます。
値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
L |
左詰め | フィールドの値は左詰めで表示されます。 英数字フィールドのデフォルト値です。 | |
R |
右詰め | フィールドの値は右詰めで表示されます。 数値フィールドのデフォルト値です。 | |
Z |
先頭のゼロ | 数値は先頭にゼロを付けて右詰めで表示されます。 |
値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
A |
入力フィールド、非保護 | INPUT ステートメントに対応してフィールドの値を入力します。 これはデフォルト値です。
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入力のみ |
呼び出し先オブジェクトのパラメータデータエリアに
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M |
出力フィールド、変更可能 | フィールドの値は INPUT ステートメントの実行中に表示され、ユーザーはこの値を変更できます。 フィールドは変更可能な出力フィールドです。
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変更可能 |
デフォルトでは、パラメータの渡された値は呼び出し先オブジェクト(サブプログラム、ストアドプロシージャ、サブルーチン、ダイアログ、メソッド)で変更できます。また、変更した値を呼び出し元オブジェクトに戻すことができます。ここで元の値を上書きします。 呼び出し先オブジェクトのパラメータデータエリアに
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||
O |
出力フィールド、書き込み保護 | フィールドの値は INPUT ステートメントの実行中に表示されます。 フィールドは変更不可の出力フィールドです。
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変更不可 |
内部的に、
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P |
一時保護 | 属性制御変数(フォーマット C)、DY パラメータ(ダイナミック属性)、REINPUT ステートメントとともに使用します。
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値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
Q |
英数字フィールドを数値フィールドのように表示します。 |
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この属性はメインフレームコンピュータでのみ利用可能です。 対応するハードウェア機能が必要です。
英数字フィールドは、数値フィールドのように解釈されます。 フィールドがプロファイルパラメータまたはセッションパラメータ |
値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
E |
必須入力 | INPUT ステートメントに対応してフィールドに値を入力する必要があります。入力がない場合、エラーメッセージが発行されます。 これは入力専用フィールド(AD=A )のみに関連しています。
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F |
任意入力 | INPUT ステートメントに対応してフィールドに値を入力できます。ただし、入力しなくてもかまいません。 これはデフォルト値です。
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値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
G |
値のサイズ | INPUT ステートメントに対応して入力する値は、フィールド長と同じにする必要があります。 これは入力専用フィールド(AD=A )のみに関連しています。
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H |
値のサイズ | INPUT ステートメントに対応して入力する値は、フィールド長より短くてもかまいません。 これはデフォルト値です。
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値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
T |
小文字から大文字への変換 | 入力値は大文字に変換されます。 | |
W |
小文字可 | 小文字の値を入力できます。 AD=W を有効にするには、Natural プロファイルパラメータ LC に値 ON を指定する必要があります。 これはデフォルト値です。
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値 | 意味 | ステートメント | 説明 |
---|---|---|---|
'c' |
充填文字 | AD=A (入力フィールド、非保護)または AD=M (出力フィールド、変更可能)が指定されている場合、空フィールドに文字 c が充填されます(表示のみ)。
|
値が変更可能フィールド(AD=M
)に表示される前に、値で占有されていないフィールド位置は、次のように特定の充填文字で充填されます。
フォーマット I、N、および P フィールドの場合、先頭位置または末尾位置(フィールド揃えに基づく)が充填されます。
フォーマット A フィールドの場合、末尾位置が充填されます。
ユーザーが INPUT
ステートメントに対応して値を入力すると、値がフィールドに割り当てられる前に、次のようになります。
フォーマット I、N、および P フィールドの場合は先頭および末尾の充填文字の両方が削除されます。
フォーマット A フィールドの場合は末尾の充填文字が削除されます。
注意:
先頭位置または末尾位置の値の一部として存在する可能性のある充填文字は、予期しない結果が生じないように避ける必要があります。 例えば、充填文字 "0"(ゼロ)をフォーマット N5 のフィールドに定義し、値 00100
を入力データとして入力した場合、先頭のゼロと末尾のゼロが削除され、残った値 1
のみがフィールドに割り当てられるようになります。 同様の理由で、マイナス記号 "-" を数値フィールドの充填文字として使用することは避ける必要があります(負の値が入力されるため)。
充填文字を空白(X'40'
)に設定した場合、充填される空白は X'00'
で置き換えられ、前の入力フィールドの残りをクリアすることなく、文字の挿入が可能になります。
BS2000/OSD 環境において、X'00'
文字は 97xx タイプの端末でドットとして表示されます。 その表示は、SIDA ユーティリティ、または各端末エミュレーションのコンフィグレーションユーティリティを使用して変更できます。