このセッションパラメータでは、フィールドにヘルプルーチンまたはヘルプマップを割り当てます。
可能な設定 | 下記の「HE パラメータの構文」を参照してください。 | ||
---|---|---|---|
デフォルト設定 | なし | ||
セッション内の指定 | 可 | 適用可能なステートメント: | INPUT |
適用可能なコマンド: | なし |
ヘルプルーチンは Natural プログラムエディタで作成し、ヘルプマップは Natural マップエディタで作成できます。
その後、ヘルプルーチンまたはヘルプマップは、次のいずれかの方法を使用して、INPUT
ステートメントまたはマップの処理中に呼び出すことができます。
ヘルプ要求を呼び出すフィールドで、ヘルプ文字(デフォルトでは疑問符(?)を入力し、Enter キーを押します。
ヘルプ要求を呼び出すフィールドにカーソルを置き、SET KEY
ステートメントでヘルプファンクションキーとして定義されている PF キーを押します。
以下では次のトピックについて説明します。
このパラメータの構文は次のとおりです。
HE =オペランド1 |
, | オペランド2 | ...20 | ||||
= | |||||||
nX |
オペランド定義テーブル:
オペランド | 構文要素 | フォーマット | ステートメント参照 | ダイナミック定義 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
operand1 | C | S | A | 不可 | 不可 | ||||||||||||||||
operand2 | C | S | A | A | U | N | P | I | F | B | D | T | L | C | O | 不可 | 不可 |
構文の説明:
operand1 |
マップ内での |
operand2 |
ヘルプルーチンまたはヘルプマップに渡される 1~20 のパラメータ( マップ内での operand2 の使用の詳細については、『エディタ』ドキュメントの「マップエディタ」の項の、「拡張フィールド編集」に記載された HE ヘルプルーチンオプションに関する説明を参照してください。 |
= |
等号(
等号をパラメータとして使用する場合、ヘルプルーチンまたはヘルプマップ内の対応するパラメータをフォーマット/長さ A65 で指定する必要があります。 |
n X
|
表記 nX は、省略する(つまり、値が渡されない)パラメータを指定するために使用できます。 呼び出されたヘルプルーチンの DEFINE DATA PARAMETER ステートメント内の対応する受け取り側パラメータは、OPTIONAL として定義する必要があります。
|
注意:
ID
で指定)またはコンマで区切る必要があります。 ただし、セッションパラメータ DC
でコンマを小数点文字として定義している場合は、この目的でコンマを使用することはできません。
DEFINE DATA PARAMETER
ステートメントで始める必要があります。このステートメントでは、パラメータと同じフォーマットと長さのフィールドを定義します。
DEFINE DATA PARAMETER
ステートメントで指定します。 DEFINE DATA PARAMETER
ステートメント内で定義されたフィールドのブロックで、このフィールドは必ずパラメータ(存在する場合)の後に定義する必要があります。
DEFINE DATA PARAMETER
ステートメントの最後にインデックスパラメータをフォーマット/長さ I2 で指定します。 配列の次元に応じて、最大 3 つのインデックスパラメータを指定できます。
フィールドに疑問符(?)を入力するか、ヘルプキー(SET KEY
ステートメントで定義)を押すか、または REINPUT
USING HELP
ステートメントを使用することでヘルプルーチンまたはヘルプマップを要求した場合、フィールドに入力した他のすべてのデータは、ヘルプ要求がすべて処理されるまでプログラム変数には割り当てられません。
注意:
1 つの INPUT
ステートメントでは 1 つのヘルプ要求のみが可能です。つまり、ヘルプが複数のフィールドで要求された場合(例えば、複数のフィールドに疑問符を入力)、最初のヘルプ要求のみが実行されます。
/* MAIN PROGRAM DEFINE DATA 1 #A(A20/1:3) END-DEFINE ... SET KEY PF1=HELP ... INPUT #A (2) (HE='HELPA',=) ... END
/* HELP-ROUTINE 'HELPA' DEFINE DATA PARAMETER 1 #VARNAME (A65) 1 #PARM1 (A20) 1 #VARINDEX (I2) END-DEFINE ...
* Program 'PROGRAM1' * DEFINE DATA LOCAL 1 #PARM1 (A65) INIT <'valueparm1'> END-DEFINE SET KEY PF1 = HELP FORMAT KD=ON * INPUT (AD=M HE='HELP1',=) 'Enter ? for name of executed object:' / #PARM1 * INPUT (AD=M) 'Enter ? for field name:' / #PARM1 (HE='HELP1',=) * END
サンプルヘルプルーチン HELP1
内のパラメータデータエリア:
* Helproutine 'HELP1' * DEFINE DATA PARAMETER 1 #FLD1 (A65) END-DEFINE ...